定番から穴場まで!ホーチミン旅行の見どころ特集!
南国感溢れる熱帯のベトナムホーチミン。一生ものの思い出を作りたいと、多くの旅行者が日本にいるうちから現地の見どころや観光スポットを調べていることでしょう。そこで、今回はホーチミン旅行が100倍楽しみになる見どころをご案内します。
博物館だけじゃない!ホーチミン市内の見どころ&過ごし方はコレ
ホーチミン市内の見どころといえば、博物館や仏教寺院をまず最初に思いつく人が多いかもしれませんね。旅行雑誌を開いても、やはりホーチミン観光で大々的に紹介されているのは統一会堂や戦争証跡博物館など。では、実際ホーチミン市内観光では博物館や寺院を回っておしまいなのかというと、もちろんそうではありません。ホーチミン市内には他にも見どころが多く存在します。
ホーチミン含むベトナムは個人行動をする時間が多いため、予め「現地でこんな過ごし方をしたい」、「こんな見どころに行きたい」と計画しているとしないでは、旅の満足度が大きく異なります。
ホーチミンの王道となる見どころ「コロニアル建築」は見逃すな!
ベトナムは過去に100年間フランスに統治されていました。そのため、現在でも町中のいたるところにヨーロッパを感じさせてくれる建築物が散らばっています。ドンコイのオペラハウス、グエンフエ通りの人民委員会庁舎などはコロニアル建築の代表例であり大きな見どころの一つ。その他マジェスティックホテルは芸能人も御用達の5つ星ホテルですし、コンチネンタルホテルもフランス統治時代から続く由緒正しき4つ星ホテルとなり見どころです。
竹細工を使ってベトナムの昔と今の変遷を再現「アオショー」
市民劇場(オペラハウス)は、通常は中に入ることはできなく、外目から写真を撮るだけとなります。ただし、ここで夜に定期開催されるアオショーのチケットがあれば入場できます。煌びやかな舞台で鑑賞できる夜の祭典は、ベトナム旅行最大の見どころとなるはずです。
公式HP:https://www.luneproduction.com/ao-show
予約はタビスパ上で可能(下記ページをクリック)
博物館最大の見どころはココ!プチパリを感じる「美術博物館」
博物館にも行きたいならば、おすすめは「美術博物館」。ベンタイン市場南方にあり、徒歩10分程度で行くことができます。建物全体がコロニアル建築で作られていて、館内にはテニスコートもあります。美しい回廊は中世ヨーロッパを思わせるほど。インスタ映えもするおすすめスポットです。
西洋とベトナムの雰囲気が混在したお洒落なお店も見どころの1つ!
市民劇場やドンコイ通りのある1区からタクシーでサイゴン川を越えた先にあるトゥドゥック市(旧2区)タオディエン地区には、欧米人が経営している超お洒落カフェやレストラン、富裕層のベトナム人が暮らすヴィラなどが並んでいて見どころ満載。西洋の町並みでありながら、サイゴン川沿いに広がるオープンエアのカフェ&レストランは南国の雰囲気もばっちり。タオディエンはまだガイドブックでもあまり紹介されていない穴場のエリア。個人でも簡単に行けるので、大きな見どころとして是非押さえておきましょう。
在住者も認める見どころNo.1のカフェ「ザ・デッキ(The Deck)」
タオディエンにある「ザ・デッキ」はホーチミン在住者ならば誰もが知っている人気のカフェ&レストラン。サイゴン川沿いにあるモダンなカフェで、料理もちょっと高いですが、ここで過ごせる時間はその価値があります。
住所:38 Nguyen U Di St. Thao Dien. Dist.2. Ho Chi Minh
公式HP:https://www.thedecksaigon.com/
ホーチミンの見どころといえばやっぱり「市場」は欠かせない!
続いてのホーチミン市内の見どころは、定番の『市場』をピックアップ。しかし、ここで紹介したい見どころは、ベンタイン市場のような屋内市場ではなく、屋外の市場ストリートです。小さな商店が所狭しと並ぶアジアらしい一コマ。そんな風景が広がっているのは、中華街のチョロン地区やトゥドゥック市(旧9区&トゥードゥック区)など。
アジアの風に吹かれて、ただただ歩いてベトナムの風景を楽しみたい……。そんな感性豊かな旅行者は、先に記載したエリアを歩いてみるのはいかがでしょうか。ガイドブックに紹介されているような見どころはありませんが、市民劇場やベンタイン市場がある中心エリアではあまり見ることができないベトナムらしい下町風情を感じることができます。
見どころ多数!ホーチミン市内中心にある「タイビン市場」
タイビン市場はホーチミン市内のベンタイン市場から徒歩15分程度で行くことができる屋内&屋外市場。屋内は薄暗く、あまり人気はなく、賑わっているのはむしろ外回りの方。旅行者の要所にもなっていますし、バックパッカー街のファングーラオにあるため、外国人の姿も多くあります。
中華街チョロン中心。穴場の見どころ「青空青果市場」
ホーチミンの市民劇場からタクシーで20分ほど走ったところに広がる5区と6区には、中華街「チョロン」と呼ばれるエリアがあります。ガイドブックでも必ず紹介されている観光エリアですが、そのチョロン中心にあるビンタイ市場から徒歩5分程度のところには毎日青果を売る青空市場があります。バスターミナルに沿って続いているので分かりやすいです。カラフルな果物は日本では見慣れないものばかり。食べ歩きにもおすすめです。
旅のハイライト!女子旅&カップル最大の見どころ「高級スパ」
日本では普段からスパへ通っている、なんて人はそうそういませんよね。特に男子や女子学生は、いままで一度もスパを体験したことがないという人も多いはずです。そんな高級感たっぷりのスパも、ベトナムでは5000円から1万円前後で楽しむことができます。
このくらいの予算を出すことができれば、個室のカップルルーム、2時間から3時間のパッケージコース、ホテル⇔スパの無料送迎といった豪華サービスも受けられるはずです。ホーチミン市内観光において、最大の見どころとなるかもしれませんよ。
旅にもリラックスは大事。お洒落カフェで旅のしおりを考える時間も見どころの1つ
ホーチミンにはプチパリと呼ばれるにふさわしいほどのたくさんのお洒落カフェが町中に集まっています。フランス統治時代はハノイやダナンも共通しておくっているのですが、なぜかホーチミンがとりわけカフェの数が群を抜いて多くあります。これらのお洒落カフェの梯子もホーチミン観光の見どころの1つ。
冷房の効いた屋内カフェでもいいですし、サイゴン川を眺めながらコーヒーを啜ることができるオープンエアカフェ、ホテルの屋上で営業しているプールサイドカフェなど、いろいろなコンセプトのカフェを滞在中楽しんでほしいところです。是非一度とは言わず2度3度とカフェに入り浸ってください。コーヒーやトロピカルジュースを飲みながら、パートナーと次行く旅のしおりを話し合うのも、またベトナムならではの見どころに違いありません。
ホーチミン郊外の見どころはツアーで巡ろう
一方、ホーチミンの市外・郊外の見どころを巡るためには、ツアーに参加することになります。郊外の見どころといえば、やはり大自然のメコンツアーは欠かせませんね。ホーチミン市の都会を歩くと、近代的なショッピングセンターや高層ビル、マンション群に圧倒されて、「俺の東南アジアの風景はどこ行った!」と嘆いてしまうかも。しかしご安心ください。
ツアーバスや専用車でたった90分走ると、目前には大スケールのメコン川と大自然に覆われた町へとたどり着きます。人々は毎日青空市場へ通い、白い制服を纏ったアオザイ女子学生が自転車で通り過ぎる。手漕ぎボートで対岸へと渡り、船上で野菜や果物の売買をする。そんなベトナムらしい風景を目の当たりにすることができますよ。
ミトー&ベンチェーはジャングルクルーズが人気!見どころ満載
ミトーとベンチェーはメコンデルタの玄関口と言われています。旅行者にとって一番人気の郊外ツアーである「メコンツアー」、「ジャングルツアー」といったオプショナルツアーは、ここミトーとベンチェーが舞台となります。ただし、これらはツアーとして造られたエリア内で楽しめるため、個人で自力で来た場合は見どころはあまりありません。
カイベー&カントーはメコン最大の見どころがある!
メコンデルタ旅行における最大の見どころとなるのは、「水上市場(水上マーケット)」です。カイベーとカントーで見学することができますが、カントーの場合はスケールは非常に大きいものの、要1泊。日帰りの場合はカイベーのみとなります。大小数百の商船がメコン川を行き交う様子は圧巻です。
個人的に一番おすすめしたい!「チャウドック」
ホーチミンからバスで6時間ほどメコンデルタの奥地へ行ったところにある「チャウドック」は、少数民族が町中を行き交い、仏教の聖地となる山が聳える小さな町。おいしい名物料理を頬張り、素朴な風景を散歩する。バックパッカーに人気の町でもあるので、日本人旅行者にもおすすめできる観光地です。
ホーチミンは見どころ多数!ありきたりな観光スポット巡りだけでは得られない価値を探して
今回はホーチミン旅行における代表的な見どころをご案内しました。博物館や寺院が観光スポットとしておすすめできない!というわけではありません。ただ、ガイドブックにリスト化されて並んでいるありふれた観光スポットを巡るだけではなく、町を歩き、人々と会話をし、風景を愛でる……、そんなプライスレスな価値を探す旅が、ホーチミン旅行を通して最大の見どころ、およびハイライトとなることに疑いはありません。