ホーチミンで人気急上昇中の観光エリア「2区タオディエン」をご案内!西洋の香り漂うお洒落タウン

Top Image
Image 1
Image 2
Image 3
Image 4

ホーチミン旅行者に人気急上昇の2区のタオディエン地区。欧米人が多く暮らす西洋の雰囲気漂うお洒落タウンです。最近は新たな観光エリアとして注目されています。今回はそんなタオディエンの見どころをご案内します!

目次

    2区タオディエンの行き方

    2区タオディエンの行き方

    旅行者が観光の拠点とし、ホーチミン市の中心地となるのが市民劇場(オペラハウス)のあるドンコイエリア。またはベンタイン市場ですね。同エリアは1区とばれていて、今回ご案内するタオディエン地区は2区となります。

    タオディエンはタクシーに乗ってサイゴン川を渡った先。およそ20分くらいの地点となります。タオディエンの大通りはタオディエン通り(Thao Dien St.)となるので、タクシーで同通りに一先ず連れて行ってもらい、散策を開始するといいでしょう。

    地図で確認

    地図で確認

    西洋の香り漂うお洒落タウン「タオディエン地区」

    西洋の香り漂うお洒落タウン「タオディエン地区」

    タオディエン散策で必ず向かってほしいのが「カフェ」です。本当にここはベトナム?というくらいお洒落で西洋チックな内装と雰囲気のお店が多くあります。それもそのはず。

    タオディエン地区は富裕層のベトナム人とホーチミン在住欧米人によって構成された高級住宅エリア。カフェや雑貨店、レストランを経営している欧米人だって多くいるんです。

    西洋の雰囲気といっても、やはりベトナムらしさも抜けてはいません。背の高い木々に覆われた自然やオープンエア席の風景は南国そのもの。ただし日中は暑いので、できれば冷房の効いた屋内へ。

    せっかくだから川沿いのカフェへ行こう

    せっかくだから川沿いのカフェへ行こう

    冒頭で表示したグーグルマップの写真からも分かるように、タオディエンはサイゴン川沿いに当たります。そのため川沿いにはリゾートチックなカフェやレストランが幾つかあり、どこも非常に人気となっています。

    こちらの写真は川沿いにあるタオディエンの人気店「ザ・デック(The Deck)」。川沿いの席は人気のため昼時に行きたい方は、ちょっと早めに訪れるのがいいでしょう(12時前後だとほぼ間違いなく川沿いの席は埋まっています)。

    おいしい西洋料理に舌鼓♪

    ザ・デックで提供される料理。値段は少々高め

    タオディエンでランチやディナーを楽しむなら、予算は一人当たり2000円程度は覚悟した方がいいかもしれませんね。というのも、タオディエン地区内に立つレストランの多くは西洋料理店となるからです。ビールやワインなども嗜むとなると、もう少し予算は多めに確保を。

    奥まった場所にはしっかりとベトナムを感じる風景が

    奥まった場所にはしっかりとベトナムを感じる風景が

    2区自体はもともと地価が低く、低所得者が暮らす町でした。タオディエン地区が開発されて、サイゴン川に橋が架かり、地価が急騰したのは20年ほど前のこと。いまでもタオディエン地区内でも奥まった場所に歩をやると、ご覧のようなベトナムらしいローカルな風景を見ることができます。

    お土産の買い物はおすすめ?

    お土産の買い物はおすすめ?
    上質なコーヒー豆を販売している

    このタオディエン地区には在住者や旅行者を目当てとした雑貨店も多数あります。ただし、欧米からの輸入雑貨が大半を占めるので、これらをお土産に買ってしまうと、「お前ベトナムに行ってきたんじゃないの?」と笑われてしまうかも。タオディエンでお土産を買うときは、買う雑貨は慎重に選んでくださいね。

    半日観光がおすすめ!タオディエンを歩こう!

    半日観光がおすすめ!タオディエンを歩こう!

    お洒落なホーチミンの旅を計画したければ、タオディエンは申し分ない観光エリアとなるはずです。1日いるような場所ではないので、カフェとレストランを含めたスケジュールを組んで、半日程度の観光のしおりを作るのがいいでしょう。

    観光情報

    タオディエン Thao Dien
    住所:Thao Dien St. Dist.2. Ho Chi Minh
    アクセス:市民劇場(オペラハウス)からタクシーで20分

    Writer/この記事を書いた人

    著者の写真

    古川 悠紀
    トラベルライター

    FacebookInstagram

    大学卒業後、日本で販売店営業、外資(米国)メーカー勤務を経て2011年にベトナムのホーチミンに移住。トラベルライターとして東南アジア各国を周遊・居住し旅行生活経済の記事を請け負う。実績にAll About、阪急交通社、自著「ベトナムとビジネスをするための鉄則 55」、寄稿「トリコガイドベトナム(アルク出版)」、「複住スタイル(英和出版)」、下川裕治著/編に記事の寄稿等がある。