ホーチミン旅行者一押しのナイトスポット7選

「ホーチミンは夜も眠らない」とベトナム人は口をそろえて言います。ベトナムを象徴する大都会のホーチミンで、旅行者の皆さんはどんな夜を過ごす予定ですか?今回は観光客におすすめの、ホーチミン市内中心部にあるナイトスポットをご案内します。
ホーチミン滞在中、できるだけ多くのナイトスポットを楽しんでいってください。
1.女子旅カップル絶賛のホーチミンのナイトスポット「夜のスパコース」

女子旅やカップル夫婦でホーチミンへ訪れるならば、こちらのナイトスポットがおすすめ。「夜スパ」は、その名のとおり夜にスパを楽しむこと。ホーチミン市内のスパは、大抵が22~24時頃まで営業しています。ディナーを食べて、以下で紹介するホーチミン市内開催のナイトスポットに参加したあとに、スパを楽しむのはいかがでしょうか。2~3時間のパッケージコースをVIPルームでパートナーや友人と一緒に体験するのは、ホーチミン旅行の貴重な一コマとなるはずです。

日本にあるエステとは異なり、ベトナムのスパは雰囲気を重視。キャンドルがたかれ、アロマの香りが鼻腔をくすぐる中で、東南アジア旅行らしい非現実的なひとときをおくることができます。ちなみに、スパによってはサウナやおお風呂、無料送迎がついているところもあります。いずれも要予約となりますので、是非当サイト・タビスパをチェックしてみてください。
2.ベトナムナイトスポットの定番!1000年の歴史を誇る伝統芸能「水上人形劇」

ベトナムで1000年以上の歴史をもつ伝統芸能の「水上人形劇」。水上を舞台に、表情豊かでカラフルな人形たちが物語や音楽にあわせて動き回る劇です。本場のハノイでも旅行者のナイトスポットの定番となっているのですが、2007年にようやくホーチミンでも市内中心部に大型の劇場がオープン。いまではホーチミン旅行者や出張者の鉄板のナイトスポットとして知られるようになりました。

水上人形劇はもともと農民たちが作業の合間に豊作を祈って行っていた娯楽だったのだとか。それがやがて、宮廷でも上演されるほど発展しました。物語の内容は、ベトナムの伝説をモチーフにしたものや、人びとの日常生活を描いたものなど。劇場のある場所は、ホーチミンの観光スポットが集まっている1区でアクセスも良く、また子供も楽しめる内容となっているので、家族旅行者にもおすすめできます。
3.ホーチミンのナイトスポットで近年の一番人気!「アオショー」

ホーチミンで絶大な人気を誇るナイトスポット「アオショー」。ベトナム大手イベント会社ルーン・プロダクションが主催するアクロバティック・ショーで、週2~4日公演。場所は市民劇場(オペラハウス)となります。登場するパフォーマーは、いずれもサーカス団出身の人たち。屈強な肉体でダイナミックなパフォーマンスをつぎつぎと展開してくれます。

この「アオショー」は単なるサーカスではありません。ショーのなかでは、パフォーマーたちはベトナムの古くからの生活習慣を再現。また、ベトナム伝統の自然素材である竹を使った細工を自由自在に操るのもこのショーの特徴のひとつとなっています。現在ではハノイとホイアンにも進出しているベトナムナイトスポットのハイライトとして旅行者に支持されています。
ちなみに、ベトナム語や英語が分からなくとも全く問題なし。ショーはすべて音と光とアクロバットショーのみで再現されているので、見るだけで内容がわかるように工夫されています。
4.ホーチミン観光の特権ナイトスポット!「サイゴン川周遊ディナークルージング」

上記で紹介した水上人形劇場やアオショーといったナイトスポットは、ハノイやダナンでも参加することができますが、こちらのサイゴン川周遊のクルージングツアーは、ホーチミン旅行者のみの特権となります。サイゴン川から眺める美しい夜景。そして、本場の美味しいベトナム料理が同時に楽しめる贅沢な気持ちになれるディナークルーズです。あらゆる建物がライトアップされたホーチミン。その幻想的な夜景を堪能することができます。

船内では、フラメンコや民謡、少数民族舞踊など、さまざまな催し物も開催しています。優雅なひと時を堪能できる、おすすめのナイトスポットです。観光客船は「インドシナ号」や「サイゴン号」、「ベンゲー号」など複数の船会社があるので、事前に調査しておくといいでしょう。なお、ほとんどの船は旅行会社を通しての事前予約制となっています。
5.若者の聖地として人気のナイトスポット。バックパッカー街「ブイビエン通り」

20代、30代の若者であれば、ホーチミンのナイトスポットとして有名な「ファングーラオ」も押さえてほしいところ。東南アジアのバックパッカー街といえば、タイのバンコクのカオサンが最大規模で有名ですが、ホーチミンのファングーラオはその次の規模を誇るバックパッカー街です。デタム通り、ファングーラオ通り、ブイビエン通りの3つの大通りで構成されていて、メインストリートが「ブイビエン通り」となります。

ブイビエン通りには、ゲストハウスなどの宿泊施設から旅行代理店、そして、さまざまな料理をお酒と一緒に食べられるレストランが数十軒と連ねています。夜深くまで賑わっていて、ナイトバーやビリヤードバーなども人気。道端にテーブル椅子が溢れ、カオスなホーチミンの夜の町を歩くことができます。カオサンと異なり、ホーチミンの中心地にあり、ベンタイン市場から徒歩10分少々で行けるのが魅力。ドンコイエリアとはまるで異なるアジアの熱気を感じることができるナイトスポットとなっているので、是非一度足を運んでみてください。
6.今も昔もホーチミンナイトスポットの象徴「ベンタイン市場周辺ナイトマーケット」

ホーチミンの中心地にあるベンタイン市場の周辺は、夜になるとナイトマーケットが開かれます。昼間とは打って変わった雰囲気になるので、是非ともおすすめしたいナイトスポットの1つです。18時半くらいからお店が並びはじめ、23時頃まで続きます。

たくさんの雑貨屋台や海鮮屋台がでていて、ホーチミンのB級グルメの数々を楽しむことができます。また、市場傍らにはアラブストリートものびていて、アラブ料理もここで食べることができます。
7. 一度は行ってみたいホーチミンのナイトスポット「高級スカイバー」で大人の時間を満喫

ちょっと大人の時間を……と考えるならば、ホーチミン旅行の1日の締めくくりに「スカイバー」などはいかがでしょうか。ルーフトップバーなどいくつか呼び名がありますが、基本はホテルやオフィスビルの屋上にて営業しているレストランバーとなり、アルコールはもちろん、しっかりとしたディナーを楽しめるところも増えてきました。5つ星ホテルの多くがスカイバーを営業していますが、おすすめどころは「マジェスティック」、「レックス」、「カラベル」、「シルバーランド(4つ星)」など。

ただし、ナイトスポットとして純粋に体験してみたい、というくらいであれば、ディナーは不要なので、カクテルを一杯飲むくらいでもかまいません。ホーチミンの夜景に是非うっとりしてください。ちなみにカクテルの相場は800~1200円程度で、やはり高級感があります。また、ホテルのスカイバーは大丈夫ですが、それ以外はドレスコードが設定されている場合もあるので、短パンやサンダルは避けるのが無難です(お店で借りることできます)。
ホーチミン旅行では1つでも多くのナイトスポットを体験して!
今回はホーチミンでおすすめのナイトスポットをご案内しました。ホーチミン観光の夜を素敵に彩ってくれるナイトスポットの数々ですが、いずれも営業時間は短いので、計画的にスケジュールを組むといいでしょう。きっと満足しできるはずです。