ホーチミンから行く海&ビーチ特集!どこがおすすめ?行き方等

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ベトナムのホーチミン旅行者向けに、ホーチミンから行ける海の町・ビーチエリアを紹介。また、おすすめの行き方や現地ツアーの有無と参加方法なども具体的に説明します。

この記事の結論

  1. ホーチミンには徒歩やタクシーで行ける海がない!
  2. ホーチミンから日帰りで行けるビーチエリアは「ブンタウ」だけ
  3. ホーチミンから空路で1時間の離島「フーコック島」は食費が高くつくかも
  4. ホーチミンから空路で1時間強の「ニャチャン」は南国バカンスを楽しめる

目次

    旅行者は最初に知るべき!ホーチミンには海がないって本当?

    旅行者は最初に知るべき!ホーチミンには海がないって本当?

    まず最初にホーチミン旅行者が知るべき知識があります。ベトナムは東部沿岸地域は南シナ海が広がり、南部はタイランド湾という海があります。しかし、旅行者が訪れるホーチミン市内中心部には海がなく、徒歩やタクシーで行ける範囲にもありません。

    そのため、よく「ホーチミンには海があるの?」と質問されることがあるのですが、答えは「No」となります。

    ホーチミンから車で行ける場所に海はある!ビーチエリア「ブンタウ」の行き方

    ホーチミンから車で行ける場所に海はある!ビーチエリア「ブンタウ」

    ホーチミンから車で行けるビーチエリアは「ブンタウ」と呼ばれる場所となります。ホーチミンから車で2時間前後かかるため、タクシーだとメーターが心配ですし、Grabではそこまで遠くは行ってくれません。

    そのため、ホーチミン旅行者がブンタウへ行く場合は、「現地ツアー」に参加することになります。現地ツアーでは日帰りでビーチ周辺の散策やキリスト像の登頂観光、海沿いのお店でシーフードを食べたりするのが定番です。

    ブンタウはリゾートではないため、南国の港町らしい下町情緒ある時間を楽しめます。

    ホーチミンから一番近いブンタウ。ただし海水浴には不向き

    ブンタウはホーチミンから最も近いビーチエリアとなりますが、海の透明度はさほど高くありません。また、遠浅となるため波は小さいのが特徴です。また、あくまでもベトナム人向けの海なので、ベトナム人はみんな服を着たまま海に入ります。外国人が海水浴目的で行くと面食らうかもしれません。

    ブンタウ行きの現地ツアーはこれがおすすめ!

    ホーチミン発海の町「ブンタウ」日帰り現地ツアー
    ベトナム南部ホーチミンから行く海の町「ブンタウ」の1日日帰りツアーの予約・紹介ページとなります。ホーチミンからわずか2時間で行くことができる港町のブンタウ。ツアーでは海鮮を頬張り、キリスト像を探索します。都会のホーチミンとは180度違う南国の町並みをご堪能ください。
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    ホーチミンから飛行機で行く近場のビーチリゾート「フーコック島」はおすすめできる?

    ホーチミンから飛行機で行く近場のビーチリゾート「フーコック島」はおすすめできる?

    ホーチミンから行けるビーチエリアや海の町は、上述したブンタウのみとなります。一方で国内線に乗って一番近い海は「フーコック島」となります。空路で約1時間なのであっという間です。ホーチミンとフーコック島間を運航しているのは、LCC(格安航空会社)であれば「ベトジェットエア」、レガシーであれば「ベトナム航空」となります。距離が近いためか、ベトジェットもベトナム航空も料金はたいして変わらなく、往復で1万5000円前後となります※ハイシーズンは2倍になることもあります。

    フーコック島旅行のポイントとしては「リゾートホテルに宿泊する」ことです。南国リゾートホテルに安く泊まることができますよ。

    フーコック島は「食費が高くつく」&「ホーチミン発のツアーがない」

    ホーチミン発のフーコック島行きの航空券は安いですが、その一方でカスタマイズをしない限り、ホーチミン発の現地ツアーがありません。フーコック島観光は最低1泊からとなるので、宿泊を伴う現地ツアーの取り扱いは日系旅行会社ではほぼありません。そのため、ホーチミンから行きたい人は、個人で航空券やホテルを手配して行くことになります。

    また、近年問題となっているのが「フーコック島の食費が非常に高い」ことです。リゾート地に来たのだからナイトマーケットで新鮮なシーフードを食べたいところですが、欧米人もびっくりのリゾート価格となりますので注意が必要です。

    日本&ホーチミン発フーコック島ツアーの良し悪し【ベトナム】
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    ホーチミンから行くビーチリゾート「ニャチャン」の海で南国バカンスを楽しもう

    ホーチミンから行くビーチリゾート「ニャチャン」の海で南国バカンスを楽しもう

    また、ホーチミンから国内線で1時間強で行ける場所に「ニャチャン」というビーチリゾートがあります。日本人にとっては中部ダナンがビーチエリアとして人気ですが、欧米人にとっては昔からニャチャンがベトナム最大のビーチリゾートとして知られています。

    ちなみにダナンと比較すると、ニャチャンは自然景勝地や離島の遊覧、マリンスポーツなどビーチリゾートらしい観光を楽しめるのが特徴です。

    ホーチミンからニャチャン行きの現地ツアーはなし。日本から向かおう

    ホーチミンからニャチャン行きの現地ツアーはほとんどの旅行会社で用意がありません。基本的に①宿泊が伴う観光地、②飛行機に乗っていく観光地は現地ツアーがないようです。仮にある場合は現地係員が英語ガイドであったり、通常よりも割高となって販売されるのが普通です(参加者がいないため)。

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    ホーチミンから行く海の町&ビーチエリア。まずは近場のブンタウから行ってみては?

    今回はホーチミンから行ける近場の海の町・ビーチエリアとしてブンタウとフーコック島、ニャチャンを紹介しました。旅慣れない人にとっては国内線を使って自力で行くのは少々ハードルが高いですよね。ブンタウは少々リゾートさに欠けますが、ホーチミン現地から日帰りツアーに申し込めるのでビギナーの旅行者にもおすすめです。

    Writer/この記事を書いた人

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    古川 悠紀
    トラベルライター

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    大学卒業後、日本で販売店営業、外資(米国)メーカー勤務を経て2011年にベトナムのホーチミンに移住。トラベルライターとしてベトナムを中心に東南アジアの旅行・生活・経済の記事を請け負う。実績にAll About、阪急交通社、自著「ベトナムとビジネスをするための鉄則 55」、寄稿「トリコガイドベトナム(アルク出版)」、「複住スタイル(英和出版)」、下川裕治著/編に記事の寄稿等がある。