【ベトナム】ホーチミン発ブンタウ観光!ビーチや夜の楽しみ方

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ホーチミン発海の町ブンタウは、日帰りもしくは1泊2日で楽しめる観光エリア。しかし、まだまだ現地情報はそれほど多くはないので、実際現地でどのような滞在をおくることができるのかよく分かっていない人も多いでしょう。

そこで、ここではホーチミンからブンタウまでの行き方、宿泊ホテル事情、ビーチ以外の観光スポットや夜の過ごし方をまとめてご案内します。

目次

    ホーチミンからブンタウへの行き方:バスでたったの2時間!

    ホーチミンからブンタウへの行き方:バスでたったの2時間!

    ホーチミンからブンタウまではバスでたったの2時間で行くことができます。バスは路線バスではなく観光エリアを結ぶツアーバスや専用車を手配することになりますが、ベトナムではバス運賃が非常に安く、片道1000円で行くことができます。

    タクシーでも行けないことはないのですが、片道3000円くらいかかります。ただし、さすがに距離がけっこうあるので、タクシーの運転手によっては断る人もいるので、素直にバスを利用するのが良いでしょう。

    ベトナムに不慣れな旅行者は旅行会社の窓口でチケット代行を依頼したり、宿泊ホテルのスタッフに購入方法を聞いてみるといいでしょう。

    ホーチミン発日帰りのブンタウ観光なら現地オプショナルツアーへの参加がおすすめ

    日帰りのブンタウ慣行なら現地オプショナルツアーへの参加がおすすめ

    「旅行日数が少ないから宿泊は無理。日帰りでブンタウ観光を楽しみたい」という旅行者は、ツアーに参加するのがおすすめです。日本語を話せるツアーガイド付きで専用車で行くことができるのでストレスがありません。

    多くの旅行会社でブンタウ日帰りツアーは催行しており、当サイト「タビスパ」でも日帰りプランで用意しています。

    自由時間も少しあるので、お土産を買ったり、海沿いのカフェでゆっくりしてローカルリゾート気分を満喫できます。

    ホーチミン発ブンタウ行きの現地ツアーはこれ!

    ホーチミン発海の町「ブンタウ」日帰り現地ツアー
    ベトナム南部ホーチミンから行く海の町「ブンタウ」の1日日帰りツアーの予約・紹介ページとなります。ホーチミンからわずか2時間で行くことができる港町のブンタウ。ツアーでは海鮮を頬張り、キリスト像を探索します。都会のホーチミンとは180度違う南国の町並みをご堪能ください。
    詳細を見る

    日帰りはもったいない。ベトナムのブンタウのホテル事情

    日帰りはもったいない。ベトナムのブンタウのホテル事情

    ブンタウ観光を考えている多くの旅行者は、ホーチミンから日帰り旅行を検討していることでしょう。確かにブンタウは日帰りでも楽しめますが、もしホーチミン滞在で時間を持て余しているのであれば、1泊2日のブンタウ観光を考えてみるのもおすすめです。

    ブンタウは近年4つ星と5つ星ホテルが続々とオープンして、どこも清潔なので日本人もおすすめできます。5つ星ホテルに宿泊すれば豪華な朝食ビュッフェを楽しめますし、屋外プール、高級スパ、ルームサービスなども利用できます

    日本人旅行者におすすめのブンタウのホテル

    ■プルマン ブンタウ (Pullman Vung Tau)
    アコーホテルの上位ブランドのプルマンもブンタウ市内中心部にあります。ちょっと屋外プールは狭いですが、それ以外は非の打ち所がない高品質なサービスを提供してくれます。
    公式HP:https://pullman-vung-tau-hotel.hotelmix.vn/

    ■インペリアルホテル(IMPERIAL Vung Tau Hotel & Resort)
    ブンタウでは古くからある5つ星ホテル。ベトナム人にとっての憧れとなる高級ホテルですが、宿泊料金は1泊1万円~1万5000円前後とそれほど高くはありません。ショッピングセンターが併設されているほか、道路を渡ったすぐ先がバックビーチという好立地も魅力です。ナイトマーケットまでも徒歩すぐ。
    公式HP:https://www.imperialhotel.vn/

    ■フュージョン スイーツ ブンタウ (Fusion Suites Vung Tau)
    ベトナムのリゾート地に4つ星・5つ星ホテルを展開しているフュージョン系列のホテル。清潔かつモダンな内装が特徴で、日本人旅行者や出張者にも高い評判があります。
    公式HP:https://vungtau.fusion-suites.com/

    ホーチミン発夜のブンタウの過ごし方:日帰りより宿泊がおすすめ!

    ホーチミン発夜のブンタウの過ごし方:日帰りより宿泊がおすすめ!

    日帰りより宿泊をおすすめする理由は、「夜のブンタウが楽しいから」です。日帰りツアーに参加すると、シーフード料理を食べてタンタム廟、キリスト像の登頂だけしかできませんので、1泊するのとしないのでは、ブンタウに対する印象が大きく変わります。

    夜のバックビーチにびっくり!海がなくなる!

    夜のバックビーチにびっくり!海がなくなる!

    昼間は海水浴客でごった返す波打つバックビーチですが、夜にもう一度訪れてみてください。最初見たときは本当にびっくりします。

    バックビーチは実は夜になると遠浅に変わり、海水がずっと向こうまで引いて、浜辺に変わります。砂に埋もれた貝を拾ったり、散歩するだけでも楽しめます。

    週末はドッグレース!子供と一緒に楽しめる※現在は閉業

    週末はドッグレース!子供と一緒に楽しめる

    毎週土曜にブンタウ市内中心部で開催されるドッグレース。日本の競馬のように単勝・複勝・3連単で購入しますが、仮に勝っても高額配当はありませんので、子供と一緒に賭けても大丈夫。現地の人たちにとっては週末にファミリーで行く観光スポットといったところです。

    海の町の雰囲気抜群!Pho Duc Chinh通りの夜店

    海の町の雰囲気抜群!Pho Duc Chinh通りの夜店

    バックビーチの向かいに伸びるフォードゥックチン通り(Pho Duc Chinh)は、1泊1000~2000円のミニホテルが集まる安宿街です。

    夜になると屋台が集まり、シーフードやベトナム料理を楽しむことができます。脚の低いプラスチックの椅子に座ってほお張る時間は東南アジアの雰囲気抜群です!

    ブンタウ市内最大のナイトマーケットは毎夜大盛況!

    ブンタウ市内最大のナイトマーケットは毎夜大盛況!

    かつてブンタウはバックビーチを走るチャンフー通り沿いにずらりと屋台が並んでいましたが、市の規制が入り、ナイトマーケットの区画に集約されました。ナイトマーケットはインペリアルホテルの裏手にあり、雑貨屋台と食堂エリアに分かれています。

    現地人と旅行者で毎夜賑わい、ここでも新鮮なシーフードにありつくことができます。※ナイトマーケットの場所は不定期に変更されているので注意してください。

    ホーチミンから行くブンタウ旅行。現地のレストランは?食事事情

    ベトナムのブンタウにはレストランがある?食事事情

    ベトナムのブンタウ滞在中の食事事情についてですが、ブンタウにはホーチミンのような小奇麗なレストランがほとんどありません冷房の効いた清潔な店内でゆっくりと食事をしたいのであれば、4つ星、5つ星ホテル内のレストランを利用するのがおすすめです。

    写真上の「Ganh Hao(ガンハオ)」は旅行者に人気の海沿いレストラン。ブンタウ市内の数少ない清潔なレストランで、ぼったくりもなくシーフードにありつくことができます。

    ■Ganh Hao ガンハオ
    住所:3 Tran Phu St. Phuong 5, TP. Vung Tau
    営業時間:9:00~17:00
    公式HP:https://ganhhao.com.vn/

    ブンタウでは大衆食堂で食事をとるのが一般的

    ブンタウでは大衆食堂で食事をとるのが一般的

    ブンタウではご覧のような大衆食堂で食事をとることになります。海側に沿って立つ食堂であれば、海を眺めながらベトナム料理やシーフードをほお張ることができるのでとても気持ちいです。

    ただし、シーフードの中でも大振りのカニやエビは時価となり、旅行者を狙ったぼったくり店も実は少なくありません。行くお店は事前にネットで調べたり、ホテルスタッフに聞くのがベスト。ありがちなのはタクシーの運転手におすすめ店を質問して、ぼったくり店に連れていかれるケース。注意してください。

    ベトナムのブンタウ観光中スパやマッサージは楽しめる?

    ベトナムのブンタウ観光中スパやマッサージは楽しめる?

    ベトナムと言えばスパやマッサージをどこでも楽しめるイメージですが、ブンタウの観光エリアには日本人旅行者が満足できるようなスパは高級ホテルくらいです。

    安マッサージ店を探すならば、クジラのはく製があるタンタム廟がある「ホアンホアタム通り(Hoang Hoa Tham)」を歩いてみると良いでしょう。それっぽいお店が幾つかあります。

    ホーチミンから行く海の町ブンタウのビーチ・海水浴事情を紹介!

    海の町ブンタウのビーチ・海水浴事情を紹介!

    ブンタウは石油採掘で潤い、2000年代以降急速に都市化が進みましたが、それでも日本人から見ると、まだまだ素朴な港町といったところ。

    ブンタウの海
    ブンタウのバックビーチ

    ブンタウの目抜き通り・チャンフー通り(Tran Phu)に広がる「バックビーチ」は、ブンタウ最大の海水浴場となります。

    ただし、透明度はそれほど高くはなく、また、海で遊んでいるのはほとんどがベトナム人。ベトナム人は服を着たままプールや海に浸かる習慣があるので、日本女性がビキニを着て泳ぐと目立つかもしれません。

    夕日を背景にしたブンタウの海
    夕日を背景にしたブンタウの海

    バックビーチのほかにも「フロントビーチ」や「パイナップルビーチ」などが観光エリア内にありますが、バックビーチと同じ透明度ですし、岩場が多いため泳ぐには不向きです。

    どちらかというと港町風情の風景として海がある、といった雰囲気なので、泳ぐよりは見て感じるに留めておくのがいいでしょう。

    ベトナムのブンタウで評判のロープウェイ先の遊園地。おすすめできる?

    ベトナムのブンタウで評判のロープウェイ先の遊園地。おすすめできる?

    日本人在住者のブログでもよく紹介されている「ロープウェイ先の山頂に広がる遊園地」。ブンタウの観光スポットとなっており、ロープウェイで山頂に登った先には、観賞用の大仏や動物触れ合いエリア、屋外プール、アトラクションがあります。

    ただ、いずれもベトナムの田舎のクオリティとなり、入場料(大人2000円以上)に見合うものではありません。特に旅行者は日帰りか1泊2日の観光となるので、少々時間を無駄にしてしまう可能性が大です。

    ホーチミンから行くブンタウ。最大の観光スポット「キリスト像」

    ベトナムのブンタウ最大の観光スポット「キリスト像」

    ベトナムのブンタウの最大の見どころとなる観光スポットがこちらの「キリスト像」です。ブンタウ海沿いの観光エリア内であれば、どこからでも眺めることができる山頂に立つキリスト像となり、誰でも登頂できます。

    およそ20分ほど石段をひたすら上がった先にはキリスト像がそびえ建ち、内部まで登ることができます。※短パン入場不可

    登った先はキリスト像の肩に出ることができ、絶景オーシャンビューを眺めることができます。

    キリスト像登頂の道中
    休憩スポットもある
    キリスト像登頂の道中の石段
    キリスト像登頂の道中の石段

    ベトナムのブンタウ観光のお土産はこれ一択!

    ベトナムのブンタウ観光のお土産はこれ一択!

    ベトナムのブンタウ観光のお土産と言えば、「バイン・ボン・ラン・チュン・ムイ(Banh Bong Lan Trung Muoi)」がおすすめです。パン屋・ケーキ屋・屋台などで買うことができます。一口サイズの蒸しパンに固めた卵黄とチーズが入っているお菓子。賞味期限が短いので日本に持って帰るの難しいので、ホテルの中やホーチミンに戻って食べてください。

    ホーチミン旅行でリゾート気分!「ブンタウ」へ行こう

    ホーチミン旅行でリゾート気分!「ブンタウ」へ行こう

    いかがでしたか。今回はベトナムのホーチミンから行くブンタウ旅行の現地観光情報をご案内しました。筆者はホーチミンに住んではや10年。ブンタウへはこれまで何十回と行きましたが、やはり日帰りではもったいない、というのが本音。

    ホーチミンはリゾート地ではありませんし、海もないです。でも、せっかく東南アジアに来たのだから、リゾート気分も味わいたいですよね。是非次のホーチミン旅行は1泊2日のブンタウ旅行をスケジュールに組んでみてください。

    ブンタウ日帰りツアーの参加はこちらから!

    上記でも触れましたが、日本人旅行者は往々にして旅行日数が3日間~5日間程度で、ホーチミン観光だけで時間切れとなる人が多いですね。

    ベトナムの海やローカルリゾート気分を体験したいホーチミン旅行者は、是非、旅行会社催行のホーチミン発ブンタウ日帰り現地ツアーに参加してください!

    ホーチミン発海の町「ブンタウ」日帰り現地ツアー
    ベトナム南部ホーチミンから行く海の町「ブンタウ」の1日日帰りツアーの予約・紹介ページとなります。ホーチミンからわずか2時間で行くことができる港町のブンタウ。ツアーでは海鮮を頬張り、キリスト像を探索します。都会のホーチミンとは180度違う南国の町並みをご堪能ください。
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    Writer/この記事を書いた人

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    古川 悠紀
    トラベルライター

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    大学卒業後、日本で販売店営業、外資(米国)メーカー勤務を経て2011年にベトナムのホーチミンに移住。トラベルライターとして東南アジア各国を周遊・居住し旅行生活経済の記事を請け負う。実績にAll About、阪急交通社、自著「ベトナムとビジネスをするための鉄則 55」、寄稿「トリコガイドベトナム(アルク出版)」、「複住スタイル(英和出版)」、下川裕治著/編に記事の寄稿等がある。