ホーチミンの9月＆10月の観光情報を在住者が解説
ベトナムのホーチミンの9月と10月の観光情報を現地在住者がご案内します。天気や服装、現地の楽しみ方も紹介。9月と10月の雨事情や台風情報もお伝えします。
当サイト「タビスパ」はスパ・ツアー・レストランの旅行予約サイトとなります。現地の観光情報を知り日本にいるうちから行動計画を立ててみてください。それも海外旅行の醍醐味ですよね！
＞＞9月と10月のホーチミン旅行におすすめの「現地ツアー」はこれ！※同じページ内下部に飛びます。
ベトナムのホーチミンの9月と10月の気候・天気を解説。平均気温は28度で夏服の格好！
ベトナムのホーチミンは熱帯サバナ気候に属し、年間を通じて気温の変動差は大きくありません。日本人旅行者が憧れる「南国の気候」そのものと言えます。
そのホーチミンの9月と10月の平均気温は28度で、最高気温は31度、最低気温も24度を下回りませんので、ホーチミン滞在中は夏服の格好で観光できます。
9月と10月のホーチミンは「雨季」。雨対策の必要性
熱帯気候に属するホーチミンは年間を通じて乾季と雨季に分けることができますが、9月と10月は雨季に該当します。雨季の9月と10月は1日複数回のスコール（大雨）が降りますが、数十分で止むことがほとんどなので、雨季でも観光の満足度が下がることはありません。
雨対策は折りたたみ傘より「ポンチョ」がおすすめ
雨対策に折りたたみ傘をバッグに忍ばせる旅行者も多いですが、傘も重いですし、実際雨が降ると小さな折りたたみ傘でしのげるものではありませんので、格好悪いかもしれませんが「ポンチョ（雨合羽）」を着用するのがおすすめです。ポンチョはコンビニや屋台でもどこでも売っていますし、使い捨てのビニールのポンチョは一枚50円程度で買えます。
雨の時間はカフェでまったり過ごすのがベトナム流
また、雨の時間は無理して観光に出かけず、近くのカフェやショッピングセンターでゆっくりと雨宿りするのがおすすめです。ホーチミン人は突然の雨でも驚きません。どこに雨宿りができるお洒落カフェがあるかを知っているので、そちらに向かうだけ。旅行者の皆さんも雨宿りするお店を事前にリストアップしてみるといいでしょう。
9月と10月のホーチミン旅行。服装の注意点
9月と10月のホーチミン旅行では、上述した通り通常の屋外観光や市内散策は夏服でも問題ありません。しかし、雨が降った後や朝と晩は一時的に気温が下がるので、長袖やカーディガンなど上に羽織るものを持っていくのがおすすめです。
また、ホテルの客室や高級レストラン内は冷房が効きすぎているときがありますので、長袖を一枚くらいは持っていくのがいいでしょう。
仏教寺院の見学で長袖・長ズボンは必要？
こちらもよく聞かれる質問ですが、ホーチミン市内にある仏教寺院で服装の禁止があるところはありません。強いていえばドンコイ通り傍にあるイスラムモスクを女性が見学するときは露出が禁止されているので、スカートでは入場できません。
ホーチミンの台風注意報は10月下旬が多い。9月の連休は大丈夫！
ホーチミンの雨は通常スコールとなり、小一時間で止みますが、台風がやってきているときは、一日中雨が降り続けることも珍しくありません。
ただし、北部のハノイや中部ダナンと異なり、南部ホーチミンはあまり台風が直撃したり上陸することはありません。その中でも台風の被害に遭いやすいのは10月の下旬となるので、例年の10月上旬の連休はあまり台風の影響を心配する必要はなさそうです。
ベトナム・ホーチミンの9月と10月の市内観光のポイント
9月と10月にホーチミン旅行を計画している人は、以下で紹介する市内観光のポイントを押さえておくといいでしょう。ちなみに、お店を選ぶときはネットの情報を頼りにするのがおすすめです。
るるぶのような旅行ガイドブックの現地店舗調査は2年に1度のペースなので、最新刊を買っても現地に行ったら閉店していた、なんてことがよくあります。
9月10月のホーチミン市内観光は「スパ」を楽しもう！
9月と10月のホーチミン市内観光は、「スパ＆マッサージ」を楽しんでみてはいかがでしょうか。ホーチミンの観光スポットは博物館や市場程度でそれ以外はグルメとショッピングがメインとなります。
スパは時間潰しにちょうどいいですし、カップル夫婦女子旅でも素敵な思い出になります。予算5000円～1万円で個室付きのパッケージコースを楽しめるので、是非ご予約ください！
＞＞ホーチミンのスパ一覧へ
お土産はホーチミンで生まれた人気特産ブランド「YUGOC/ユーゴック」
お土産の購入はホーチミンで生まれた「YUGOC/ユーゴック」を是非手に入れていってください。YUGOCは旅行者が普通に手に入れることができないベトナム各地の特産品や伝統のお菓子を旅行者向けにパッケージデザインして販売している人気ブランドです。
パッケージ、味、品質にこだわった商品は「生はちみつ、パームシュガー、ナッツ、ドライフルーツ、伝統お菓子、お酒」とさまざまです。
9月と10月のホーチミン旅行におすすめの「現地ツアー」はこれ！
ホーチミン旅行者の中には「市内観光に飽きた」、「子供が退屈そうにしている」と時間を持て余している人もいます。そのようなケースでは、ホーチミン発の日帰り現地ツアーに参加するのがおすすめです。
以下では9月と10月のホーチミン旅行者に向けて、おすすめしたい現地ツアーを紹介します。
夜のホーチミンはこれで決まり「ディナークルーズ」。おすすめ船も紹介
ホーチミンの夜を彩る人気ナイトツアー「サイゴン川ディナークルーズ」ですが、複数の種類から船を選ぶことができます。
その中でもおすすめは、こちらの「サイゴンプリンセス(SAIGON PRINCESS)号。日本人旅行者にはインドシナ号が人気ですが、サイゴンプリンセス号はそれより二回りも大きいため快適な船内を満喫できます。伝統音楽やマジックなどイベントも盛りだくさんです。
＞＞ディナークルーズ現地ツアー全種類紹介！
マングローブ＆ワニ釣り体験！子供連れ家族にもおすすめ「カンザー」
「カンザー」はホーチミン郊外のマングローブの森がる地域です。現地ツアーでは雄大なマングローブの森をボートで遊覧できるほか、ワニ釣り体験も見どころです。子供から大人までハラハラするアトラクションのような時間を楽しむことができます。
おすすめは9月！非現実的な世界へ！白い砂丘「ムイネー」ツアー
ムイネーはこれまでホーチミンから5時間強かかっていましたが、2024年以降は高速道路が開通し3時間弱で行けるようになりました。非現実的な白い砂丘でジープ乗り体験や、石灰岩に囲まれた「妖精の渓流」などを回ります。
ホーチミン旅行のハイライトとなる満足度120％の現地ツアーです。
まとめ：9月と10月のホーチミン観光はアウトドアもおすすめ！
今回は9月と10月のホーチミン現地情報と旅行の楽しみ方を紹介しました。9月と10月は雨季の真っ最中ですが、台風が近くない限り、雨はすぐに止むのでそれほどの心配は必要ありません。
せっかくならアウトドア観光に徹してみるのもいいでしょう。ここで紹介した現地ツアーはいずれも日本ではなかなか体験できない東南アジアらしい時間を過ごせます。是非ご参加ください。
Writer／この記事を書いた人
古川 悠紀トラベルライター
大学卒業後、日本で販売店営業、外資（米国）メーカー勤務を経て2011年にベトナムのホーチミンに移住。トラベルライターとして東南アジア各国を周遊・居住し旅行生活経済の記事を請け負う。実績にAll About、阪急交通社、自著「ベトナムとビジネスをするための鉄則 55」、寄稿「トリコガイドベトナム（アルク出版）」、「複住スタイル（英和出版）」、下川裕治著/編に記事の寄稿等がある。