ベトナムのホーチミンに年末年始・お正月旅行。ツアーの注意点

ベトナムのホーチミンに年末・お正月旅行を計画している方は幾つかのポイントと注意点を押さえておきましょう。場合によっては思うように観光ができないこともあります。ここでは年末年始・お正月にベトナム及びホーチミンに旅行される方向けに、現地の観光方法をご案内します。

目次

    日本では年末年始のお正月。でもベトナムでは違う?

    日本では年末年始のお正月。でもベトナムでは違う?

    日本では年末年始及びお正月といえば、毎年12月31日が大晦日でよく1月1日が元旦となります。年末年始と言えば大体会社が休みになるのが12月29日あたりからで、年始は1月5日くらいから仕事はじめとなりますよね。

    日本はお正月を新暦で祝うため、このような日付けとなりますが、一方でベトナムは旧暦で祝うため、お正月(旧正月)はこの時期ではなく、1月下旬から2月下旬にかけて毎年設定されます。ちなみにお正月を新暦で祝うのは、むしろアジアでは日本だけ。中国韓国含むアジア各国はほぼすべてが旧暦でお正月を迎えます。

    12月下旬から1月上旬の年末年始・お正月のベトナムホーチミン現地の様子

    12月下旬から1月上旬の年末年始・お正月のベトナム現地の様子

    では、12月下旬から1月上旬。つまり日本人が年末年始のお正月期間中にベトナムに旅行をした場合、現地の様子はどんな感じなのでしょうか。

    実はこの時期のベトナム旅行は、まったく観光に影響を受けないとは言い切れません。最近はベトナム人も若者や企業を中心に新暦のお正月を祝う傾向にありますし、もともと1月1日のみは祝日に制定されています。

    ホーチミンのお店が閉店するのは1.5日間のみ

    まず、旅行者が気になるスパやレストラン、雑貨店の営業事情から。お店が閉店するとしたら、12月31日の午後から1月1日にかけて。一部で正月三が日を休むところもありますが、多くのお店では1月2日から通常営業になります。ホーチミンは日本人旅行者がとりわけ多いので、それを見越して年末年始もずっと営業しているお店も少なくありません。

    ホーチミンの現地ツアーはお正月の影響を受けない

    ホーチミンの現地ツアーはお正月の影響を受けない

    続いてご紹介するのは、ホーチミン発の現地ツアー事情ですが、こちらは朗報です。年末年始・お正月期間中はどこのツアーも毎日催行しています。ホーチミンといえばメコン川のボートツアーや水上人形劇場、サイゴン川ディナークルーズなどが人気のツアーですが、いずれも年末年始・お正月も通常営業となります。

    12月31日の大晦日には花火もあがる!

    12月31日の大晦日には花火もあがる!

    旧正月のような大々的なイベントはこの時期は行われませんが、毎年12月31日の深夜0時にはホーチミン市内で大きな花火が打ちあがります。ベトナムでは法律で花火は個人でできませんので、なかなか貴重な体験となります。ホテルの客室や屋上レストランからも見ることができるので、是非鑑賞していってください。また、テレビではアオザイショーなど伝統にちなんだイベントや、コンサートなども開催されます。ドンコイエリアでもイベントが開催されるので、参加してみてください。

    個人旅行者は要注意。ホテル宿泊料金は値上がりする

    個人旅行者は要注意。ホテル宿泊料金は値上がりする

    旅行会社のパッケージツアーをみても、やはり年末年始・お正月はどこも値上がりしてしまいますよね。これはホーチミン旅行であっても同じこと。年末年始は飛行機代も上がりますし、現地のホテル宿泊料も日本人旅行者を見越して値上げしてくるところが多くあります。

    ホーチミンに年末年始・お正月に行くのはおすすめできる!

    ホーチミン含むベトナムは旧正月で祝うため、日本人にとっての年末年始とお正月期間はベトナムではそれほど混雑しません。是非次の年末年始・お正月はベトナムのホーチミン旅行を計画してみてください。