【ホーチミン空港周辺観光】トランジットの過ごし方


ホーチミン旅行の帰国最終日やタンソンニャット空港でのトランジット中、空港周辺での観光や過ごし方を知りたい人も多いかと思います。空港内だけで時間を潰すのは物足りないと感じたり、市内観光に出かけたいけれど、搭乗時間に間に合うか移動に不安がある人もいますね。
この記事ではホーチミンの空港周辺での観光スポットの有無や楽しみ方、ホーチミン市内中心部へのアクセス方法を詳しく解説します。

ホーチミン空港周辺観光のおすすめ観光スポットはある?
ホーチミンのタンソンニャット国際空港周辺には、実際に旅行者向けの見どころとなる観光スポットはほとんどありません。しかし、短い時間で立ち寄れる場所として、「永厳寺(ヴィンギエム寺)」があります。
永厳寺(ヴィンギエム寺)はホーチミンの空港から車で約15分程度の場所に位置し、ちょうど空港と市内中心(ドンコイ&市民劇場)の中間点にある仏教寺院です。ベトナムの仏教文化や厳かな雰囲気、熱心な仏教徒の参拝風景を見ることができるおすすめの観光スポットです。
ホーチミン空港周辺観光:ショッピングセンターはトランジット向け
ホーチミン空港周辺には徒歩圏内で目ぼしい観光スポットはありませんが、空港の目の前にはMENAS MALL/メナスモールというショッピングセンターが建っています。ただ、入居しているテナントは空くなく、見どころと言えば上階のフードコートくらいとなるので、あまり期待はしない方がいいです。ただ、ホーチミン市内中心まで足を伸ばす時間がないというトランジット旅行者は、ここで時間をつぶすのもいいかもしれません。
また、メナスモールから徒歩で周辺散策すれば、ベトナム料理店や焼肉店などが並んでいるので、食事はこの周辺で済ませるのはおすすめできます。ただし現地のファミレス的なお店なので旅行者向けではなく、ベトナムらしい雰囲気も楽しみたいのであれば、市内中心部のドンコイエリアで済ませるのがおすすめです。

ホーチミン空港周辺から市内中心ドンコイエリアへ!タクシーや移動方法を解説
トランジットを含みホーチミン滞在に時間がある旅行者にとって、タンソンニャット空港周辺の観光は決して満足できるものではありません。そのため、時間が許すなら、ホーチミン市内中心部に積極的に繰り出すようにしてください。
ホーチミン市内中心部は住所区分では1区となり、市民劇場とドンコイエリア、ベンタイン市場、バックパッカー街のファングーラオなどおおよその観光スポットが集まっています。
タンソンニャット空港からホーチミン市内中心部にに移動するには、路線バス、配車タクシー「Grab(グラブ)」、タクシーを利用する方法があります。
通常のタクシー料金は市内中心部までおよそ150,000〜200,000ドンです。メーターを確認し、不正な料金を請求されないよう注意が必要です。空港には公式タクシー乗り場があり、そこから正規のタクシーを利用できますが、信頼できると言われる大手のタクシー会社であっても、ドライバーが悪質な場合があるので注意が必要です。

安心できる移動は配車タクシー「Grab」だがネット環境が必要
配車タクシー「Grab」はスマホの画面上で配車時に料金やルートが表示されるため、ぼったくりの心配がありません。しかし、屋外でネット環境が必要なため、現地のSIMか国際SIM、ポケットWiFiを調達しておく必要があるのがトランジット旅行者にとってはネックとなります。
ホーチミン空港周辺から市内中心観光へ。時間がない人におすすめの過ごし方
以下はトランジット旅行者やホーチミン滞在の最終日で帰国便までの時間潰しを考えている旅行者に向けて、手軽に楽しめる市内中心観光を紹介します。
高級スパで南国最後の癒しを体験
ホーチミン帰国最終日やトランジットで数時間の空き時間がある方は、ドンコイエリアで高級スパ体験がおすすめです。
日本ではなかなか体験する機会がない高級スパのパッケージコースですが、ベトナムでは1万円以下で楽しむことができます。
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ホーチミン空港周辺観光:タンソンニャット国際空港のラウンジ
ホーチミンのタンソンニャット空港内には複数のラウンジがあり、いずれも高評価を得ています。主に国際線ターミナルに集中していますが、国内線利用者にもラウンジは開放されています。ラウンジでは軽食、アルコール、シャワー、リクライニングチェアなどが揃い、長時間の待機でも快適に過ごせる環境が整っています。
トランジット旅行者だけでなく、ホーチミン旅行者も空港周辺観光に飽きたらラウンジで過ごすのがおすすめです。
ラウンジ利用に必要な条件や料金
ラウンジの利用は、ビジネスクラス以上の搭乗者や特定のクレジットカード保有者に限られることが多いですが、利用料金を支払うことで誰でも入場可能です。料金は通常50ドル前後で、施設によって異なります。

ベトナム・ホーチミン空港周辺観光前に知りたい現地情報
ベトナムのホーチミンは熱帯モンスーン気候に属しており、1年を通じて暑い日が続きますが、雨季(5月〜10月)と乾季(11月〜4月)に分かれています。
また、ベトナムでは英語が通じることが多いですが、地元の人とのコミュニケーションにベトナム語の基本的な挨拶を覚えておくと良いでしょう。ホテルや高級レストラン、スパなどではチップが必要となるので、事前に相場を把握しておくと良いでしょう。

旅行前に確認したいホーチミンの気候
ホーチミンの気候は、1年を通じて湿度が高く、雨季には1日複数回のスコールがあります。スコールは天気予報などで読めるものではありませんが、最低限台風情報は押さえておくと良いでしょう。また、雨が降っている際は傘ではなく雨合羽がおすすめです。
初めてのホーチミン旅行で注意すべきこと
ベトナムでは交通ルールが日本と大きく異なり、バイクが多く走っています。横断歩道を渡る際は、車両の動きに注意して渡りましょう。また、飲食物の衛生面にも気をつけ、屋台で食べる際は火が通っている料理、多量の油が使われていない料理を選ぶようにしてください。

ホーチミン空港周辺観光と帰国日最終日/トランジットの過ごし方まとめ
今回の記事では、ホーチミンのタンソンニャット空港周辺の観光スポットや、トランジット時の過ごし方について紹介しました。
この記事のポイントをまとめると、ホーチミン空港周辺には観光スポットが少ないため、時間が許す限りホーチミン市内中心(ドンコイエリアやベンタイン市場周辺)で過ごすのがおすすめです。また、空港周辺観光を望むなら、ホーチミン空港内のラウンジ等施設を有効に使うことが大切です。
- 永厳寺は空港から近い観光スポット
- ホーチミン市内の観光はベンタイン市場やドンコイ通りが時間潰しに最適
- 空港内でのカフェやラウンジでリラックスする方法もある
- トランジット時間が長い場合は、マッサージやスパを活用する