ホイアンはランタン祭りじゃない時も楽しめる?夜の見どころ紹介


ホイアンのランタン祭りは毎月旧暦14日に開催されますが、旅行の日程が合わず、祭りの日に訪れることができない人も多いでしょう。しかし、ホイアンはランタン祭りじゃない時でも、旧市街に色とりどりのランタンが灯り、美しい夜景を楽しめます。
そこで、今回はホイアンのランタン祭りじゃない時の楽しみ方を具体的に紹介します。ランタン祭り当日とそれ以外の日の違いを、実際筆者が夜の旧市街を歩いて紹介します。
ランタン祭りの日程に合わせて旅行を計画するべきか迷っている方も、ぜひ参考にしてください。
ホイアンはランタン祭りじゃない時もランタンが灯る?

まず安心してほしいのは、ホイアン旧市街では、ランタン祭りじゃない時でも毎晩ランタンが灯ります。チャンフー通りやグエンタイホック通り、レロイ通りには、色鮮やかなランタンが頭上に吊るされ、まるで昔の縁日のような賑わいが続きます。
ランタンが目立ち始めるのは18時前後ですが、日没時間によっても異なります。おすすめは17時30分~19時30分頃。夕暮れの旧市街を散策しながら、次第に明かりが灯っていく様子を楽しめます。ランタンの写真を撮りたい方は、空に少し明るさが残る時間帯に訪れるのがいいかもしれません。
ただし、ランタン祭り当日のように、ホイアン旧市街の店舗が電灯を落として、ろうそくやランタンの明かりを際立たせる演出は、通常の夜には行われません。それでも、歴史ある街並みとランタンが織りなす夜景は十分に魅力的です。ランタン祭りの日に合わせられなくても、ホイアンの夜の観光を諦める必要はまったくありません。
ランタン祭り当日とじゃない時の違いを比較

ホイアンはランタン祭りじゃない時でも夜景や灯籠流しを楽しめますが、祭り当日とは街の雰囲気や催しに違いがあります。主な違いを以下の表にまとめました。
| 比較項目 | ランタン祭り当日 | 通常の夜 |
|---|---|---|
| ランタンの点灯 | あり | あり |
| 店舗の電灯を落とす演出 | あり | 基本的になし |
| 灯籠流し | 体験できる | 体験できる |
| 手漕ぎボート遊覧 | 体験できる | 体験できる |
| 伝統芸能・特別な催し | 開催される | 通常の催しが中心 |
| 観光客の混雑 | 混雑しやすい | 曜日・時期による |
上記の表からも分かるように、ランタン祭りとそれ以外の日の違いは、店舗が人工的な明かりまで消すかどうか、そして、伝統芸能を見れるかどうかの違いしかありません。伝統芸能とは、打楽器や弦楽器による民謡の演奏が町中で行われたり、子供向けのビンゴのようなゲームが広場で開催されたりと、基本的にホイアンに暮らす人々に向けた催し物となります。
旅行者がホイアン旧市街を散策して楽しむ分には、ランタン祭りもそうじゃないときも、それほど満足度に違いはないというのが、実際両方を体験した筆者の率直な感想です。

ランタン祭りじゃない時のホイアンの楽しみ方

ランタン祭りの日程に合わせなくても、ホイアンでは夜ならではの観光を楽しめます。ランタンに包まれたホイアン旧市街の散策や、オープンカフェ、お土産雑貨探し、トゥボン川(ホアイ川)の灯籠流しとボート乗り体験、ナイトマーケット、川沿いでの食事など、これらは通常の日でもランタン祭りとまったく変わらない体験ができます。
ホイアン旧市街のランタンの夜景を散策
ホイアン旧市街のチャンフー通りやグエンタイホック通りには、ランタンを軒先に飾った商店やカフェが並んでいます。ランタン祭りではない日も、夕暮れになると色鮮やかな明かりが灯り、古い木造家屋が並ぶ情緒ある街並みを楽しめます。
散策するなら、ホイアンのシンボルである日本橋からチャンフー通りを東へ進み、グエンタイホック通りを経由して川沿いのバクダン通りへ向かうルートがおすすめです。通りごとに建物やランタンの飾り方が異なるため、歩きながら写真撮影を楽しめます。
特に日没直後は、空の明るさとランタンの光を一緒に撮影できる時間帯です。ランタンの明かりだけでなく、歴史ある建物や細い路地の雰囲気も楽しみながら散策してみましょう。
トゥボン川で灯籠流し・ボート遊覧を体験
ホイアンの灯籠流しは、ランタン祭りの日だけの行事ではありません。旧市街の南側を流れるトゥボン川(ホアイ川)では、通常の夜も灯籠流しや手漕ぎボート遊覧を楽しめます。川面に浮かぶ色鮮やかな灯籠は、ランタン祭りじゃない時でも見られるホイアンを代表する夜景です。
灯籠は日本橋周辺やバクダン通りの川沿いで購入でき、その場で川に流すことができます。また、トゥボン川沿いには手漕ぎボートの乗り場があり、15~20分程度の遊覧を楽しめます。ボートに乗る前に灯篭を買っておけば、ボートから灯篭流しを体験できます。
アンホイ島のナイトマーケットを散策
ホイアン旧市街からアンホイ橋を渡った先には、夜になると屋台が並ぶナイトマーケットがあります。ランタン祭りとは関係なく営業しているため、通常の日でも買い物や食べ歩きを楽しめる人気の観光スポットです。
ナイトマーケットには、屋台グルメ、ベトナム雑貨やアクセサリー、衣料品、お土産を販売する露店が並びます。ランタンを飾ったお店も多く、色鮮やかなランタンを背景に記念撮影を楽しむ旅行者の姿も見られます。
注意点としては、ランタン屋の前でランタンを背景に記念撮影をする際、料金を徴収するお店が多いです。そのよううなお店は勝手に撮影すると怒られるので注意してください。
川沿いのレストランやカフェで夜景を楽しむ
ホイアンはランタン祭りじゃない時でも、川沿いのレストランやカフェで美しい夜景を楽しめます。旧市街のバクダン通りには、トゥボン川を望む飲食店が並び、ランタンが灯る街並みや川を行き交う手漕ぎボートを眺めながら食事ができます。
特におすすめなのは、2階のテラス席やリバーサイド席があるレストランです。通りを歩くだけでは見られない角度から、川面に映るランタンの明かりや対岸の夜景を楽しめます。夕暮れ前に入店すれば、明るい時間帯から夜へと移り変わるホイアンの風景をゆっくり眺められます。
例えば、ホイアン旧市街の人気レストラン「カーゴクラブ(Cargo Club)」や「モーニンググローリーシグネチャー(Morning Glory Signature )」は、屋外席からトゥボン川を望められるお店です。ランタン祭りの日程に合わせなくても、ホイアンらしい夜景を眺めながらディナーを楽しめます。川沿いの眺めがよい席は人気があるため、希望する場合はできれば3か月前の予約がおすすめです。
ランタン祭りじゃない時のホイアン観光で注意すること

ホイアンはランタン祭りじゃない時でも、週末や連休、観光シーズンには旧市街全体が混雑します。特にアンホイ橋やナイトマーケット周辺は人通りが多いため、ゆっくり写真を撮りたい方は、比較的人が少ない夕方の早い時間帯から散策を始めるのがおすすめです。
また、旧市街の歴史保護地区内にあるお店は大体が21時前後に閉店するので、それ以降もホイアンを楽しみたい場合は、アンホイ橋を渡った先に向かいましょう。ナイトマーケット以外にもレストランやカフェ、安マッサージ店などが集まっています。
雨季にあたる10月と11月頃は、突然の大雨や川の増水、台風に注意が必要です。通常の日でも灯籠流しやボート遊覧が休止される場合があり、豪雨によって川沿いが冠水することもあります。天候が悪い日は無理に夜の散策を続けず、現地の状況を確認して観光予定を調整しましょう。
ランタン祭り当日と普段の日はどちらがおすすめ?
ホイアンのランタン祭り当日は、旧市街の電灯を落とす特別な演出や伝統行事を楽しみたい人におすすめです。普段とは異なる街の雰囲気を体験できるため、旅行の日程が合うなら一度は訪れてみる価値があります。
一方、ランタンが灯る街並みを散策したり、トゥボン川で灯籠流しやボート遊覧を楽しんだりすることが目的なら、ランタン祭りじゃない時でも十分に満足できるでしょう。ランタンに包まれた旧市街の中を散策したり、川沿いのレストランでの食事、ナイトマーケットでの買い物などは、通常の日でも楽しめます。
そのため、数日間のホイアン旅行ならともかく、ダナンから日帰りで訪れる旅行者がランタン祭りの日程に合わせて無理に旅程を変更する必要はありません。旅行中に開催日が重なれば参加し、そうでなければ普段の夜のホイアンを楽しむという考え方でよいでしょう。
ランタン祭りの開催日を確認したい方は、以下の記事で2026年・2027年の日程や開催時間、場所を紹介しています。






