ダナン旅行で最大のナイトスポット「ロン橋」

ベトナム中部の都市ダナン。この街には世界最長の鋼鉄製ドラゴンの橋があります。

その橋とは、2013年に開通した新しい観光スポット「ロン橋」。ロン橋は数多くのカラフルなLEDで装飾され、毎週末には、ドラゴンが火と水を噴くというイベントまで開催されています。

ここでは、「ロン橋」の魅力をお届けします。

目次

    2つの観光エリアを繋ぐダナン観光の中心地

    この「ロン橋」は、バクダン通りを南へと進んだところにある、ミーケービーチのある対岸に向かって伸びる橋です。ダナンの中心市街地にあり、旅行者に人気の観光スポット「ダナン大聖堂」からなら、徒歩で約15分くらいの距離のところ。車なら約5分で行くことができます。

    世界最長の鋼鉄製ドラゴン「ロン橋」

    ベトナムのダナンにある「ロン橋(ドラゴン橋)」は、2013年のダナン解放記念日に開通した、比較的新しいダナンの観光名所。その全長は666mで、片面3車線合計6車線もあって迫力も抜群。世界最長を誇っている鋼鉄でできた巨大なドラゴンの橋です。

    ドラゴンの頭の部分はミーケービーチ側の方角。尻尾の部分は市街地側になっています。遊歩道もあるので歩行者も歩くことができるので、散歩をしてみるのも。橋の中央から見れるソンハン橋や川向こうの観覧車は夜になると、ともにイルミネーションで美観です。

    この「ロン橋」には、約1万5000個のLED電球をつけられています。夜には、青や紫、黄や緑など、カラフルにライトアップ。とても美しくて幻想的な光景を楽しめる観光スポットとなっています。時間とともにライトアップの色彩も変化も楽しめるのも魅力。

    ロン橋はとても大きいので、ドラゴンの全身をみるためには、少し遠くなってしまいますが、同時に開通したチャンティリー橋や、この橋が完成するまでダナンの象徴的な存在だったソンハン橋からなら、全体像を眺めることができます。

    週末には、ドラゴンが火と水を噴く!

    ロン橋は、毎週末の土曜日と日曜日に、ドラゴンが火を噴くイベントが開催されます。時間は21時くらいから。目の前でみると、火の熱気がすごくて迫力満点だと評判です。

    ドラゴンが火を噴いている間は交通規制がかかり、「ロン橋」は一時通行止めになります。火を噴くタイミングは数分の間隔を空けて、合計で10回以上。シャッターチャンスをお見逃しなく。イベントが終了すれば、交通規制はすぐに解かれます。

    「ロン橋」をめぐる、3つの噂

    このダナンの観光名所「ロン橋」には、3つの有名な噂があります。

    1つ目は、ドラゴンの頭が東の海をのぞんでいるのは、風水的に良いからということと、火を噴いて海からの侵入者から守るためなのだそう。また、このドラゴンは水も噴くのですが、それは人びとに潤いを与えるためなのだとか。

    2つ目は、同時に開通しているチャンティリー橋も、ドラゴンの形にする案という噂。しかし、風水的に2つのドラゴンはよくなかったため、取り止められたのだそう。また、チャンティリー橋のほうが、ロン橋よりも長かったことも一因らしいです。

    3つ目は、設計上では、ドラゴンの頭はもっと高い位置にあったということ。けれども、その重さで強度的に耐えられないため、やむなく10センチほど低くしたのだという噂があります。

    それぞれの噂は本当かどうかわかりませんが、そんなエピソードも、この観光スポットを楽しむ良いスパイスになってくれることでしょう。

    子供から大人まで楽しめる「ロン橋」へ行こう!

    ベトナム・ダナンの観光名所「ロン橋」。その巨大で迫力あるドラゴンの姿や、無数のLEDで彩られた美しい夜のライトアップ。そして、毎週末に開催されるドラゴンが火を噴くイベントまで、どれをとっても必見の魅力的な観光スポットです。ダナンを訪れる際には、是非とも足を運んでみてください。

    DATA

    ロン橋(Dragon Bridge)
    住所:Cau Rong Nguyen Van Linh St. Danang
    アクセス:ダナン大聖堂からタクシーで約5分

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