ダナンの五行山観光ガイド|行き方・所要時間・見どころ


ダナンの「五行山(マーブルマウンテン)」は、洞窟や仏教寺院、山頂の展望台などを巡ることができる人気の観光スポットです。ダナン市内とホイアンの中間付近に位置しており、どちらの都市からも日帰りで気軽に訪れることができます。
今回は、実際に五行山を登った体験をもとに、ダナン市内・ホイアンからの行き方、入場料、所要時間、おすすめの回り方、洞窟や寺院などの見どころを紹介します。
ダナン五行山(マーブルマウンテン)の基本情報
| 名称 | 五行山(マーブルマウンテン/Marble Mountains) |
|---|---|
| 所在地 | 81 Huyền Trân Công Chúa, Ngũ Hành Sơn, Đà Nẵng, Vietnam |
| 営業時間 | 7:00~17:30(目安) |
| 入場料 | 水山:大人40,000ドン |
| エレベーター | 片道15,000ドン/往復30,000ドン |
| アンフー洞窟 | 別途入場料20,000ドン |
| 観光所要時間 | 約1時間~1時間30分 |
| 主な見どころ | フェンコン洞窟、寺院、仏像、展望台 |
| アクセス | ダナン市内から車で約20~30分、ホイアン旧市街から約30~40分 |
| Googleマップ | 地図を見る |
ダナンの五行山とは?マーブルマウンテンの基本情報

五行山(Ngũ Hành Sơn)は、ダナン南部に位置する5つの山からなる景勝地です。山々には「金・木・水・火・土」という五行思想に由来する名前が付けられており、英語では「マーブルマウンテン(Marble Mountains)」と呼ばれています。
五行山は古くから地元の人々に信仰されてきた聖地で、山中には仏教寺院や仏像を祀る洞窟が点在しています。かつて周辺では大理石の採掘も行われており、現在も麓には石彫刻を扱う土産物店が並んでいます。
観光客が主に登るのは、5つの山の中で最も大きい「水山(トゥイソン)」です。石段を歩きながら洞窟や寺院を巡り、展望台からダナンの街並みや海を一望できます。一般的な登山とは異なり、歴史ある寺院の参拝と自然散策を一度に楽しめるのが五行山の魅力です。
ダナンの五行山への行き方|ホイアンとの中間地点にある

五行山はダナン市内と世界遺産ホイアンの中間付近に位置しており、どちらからもアクセスしやすい観光スポットです。ただし、徒歩で行ける距離ではないため、タクシーやGrabなどの車を利用するのが一般的です。
ダナン市内からタクシー・Grabで行く
ダナン中心部のダナン大聖堂周辺から五行山までは、タクシーやGrabで約20~30分が目安です。ミーケビーチ南部、ノンヌオックビーチ周辺のリゾートホテルに泊まっているならば、五行山は目と鼻の先です。
五行山は観光地として知られているため、タクシーの運転手にも「Marble Mountains(マーブルマウンテン)」と伝えれば通じやすいでしょう。Grabを利用する場合は、目的地を「The Marble Mountains」に設定してください。
ホイアンから五行山へ行く方法
ホイアン旧市街から五行山までは、タクシーやGrabで約25~35分が目安です。ダナンとホイアンを結ぶ道路沿いに位置するため、両都市を移動する途中に車窓から見えますし、立ち寄ることもできます。
路線バスで五行山へ行ける?
五行山周辺へは公共交通機関を利用する方法もありますが、バスの路線や運行状況は変更されることがあります。バス乗り場や時刻含めて、旅行者には敷居が高い行き方のため、基本はタクシーかGrabを利用するのが得策です。
五行山の場所を地図で確認
五行山はダナン中心部から南へ向かった場所にあります。以下のGoogleマップで位置を確認できます。

ダナン・五行山の入場料・営業時間とエレベーターで昇る方法

五行山に到着したら、入口のチケット売り場で入場券を購入します。旅行者が主に観光する水山(トゥイソン)は有料で、エレベーターを利用する場合は別途チケットが必要です。
チケットの購入方法と料金
五行山の入場料と営業時間は以下のとおりです。
| 項目 | 料金・時間 |
|---|---|
| 水山の入場料(大人) | 40,000ドン |
| 学生料金 | 10,000ドン |
| 6歳未満 | 無料 |
| エレベーター(片道) | 15,000ドン |
| エレベーター(往復) | 30,000ドン |
| アンフー洞窟(大人) | 20,000ドン(別料金) |
| 営業時間 | 7:00~17:30 |
水山の入場券では、山中の寺院や主要な洞窟、展望台を見学できます。ただし、山の麓にあるアンフー洞窟は別料金です。チケットは現地で購入でき、通常の個人観光であれば事前予約は必要ありません。
エレベーターと階段はどちらがおすすめ?
五行山の水山へ登る方法は、階段とエレベーターの2つです。階段は約150段あり、徒歩でも5~10分程度で登れます。筆者は実際に階段を利用しましたが、体力に問題がなければ徒歩で登るのもおすすめです。
一方、暑い時間帯や階段の上り下りに不安がある場合は、エレベーターを利用すると負担を減らせます。ただし、エレベーターで行けるのは山のほんの最初の部分までで、洞窟や展望台を巡るには、その後も階段や坂道を歩く必要があります。
行きはエレベーター、帰りは階段という回り方も可能です。五行山は大理石の石段が滑りやすいため、雨の日や足元が不安な場合は無理をしないようにしましょう。
五行山観光の所要時間は約1時間30分:おすすめの回り方

五行山の観光では、5つの山のうち最も大きい水山(トゥイソン)を巡るのが一般的です。山中には洞窟や仏教寺院、展望台が点在しており、石段を登りながら各スポットを見学します。
観光の目安は1時間〜1時間半
五行山の観光所要時間は、主要な洞窟や寺院、展望台を巡る場合で1時間〜1時間半程度が目安です。写真撮影を楽しみながらゆっくり歩く場合や、複数の洞窟を見学する場合や、山を下りた周辺のお土産露店を物色する場合は、2時間ほど確保しておきましょう。
五行山は山頂まで長時間歩き続ける登山ではありませんが、石段や坂道が多く、洞窟によっては足場の悪い場所もあります。特に大理石でできた石段は滑りやすいので注意が必要です。
洞窟・寺院・展望台を巡るモデルコース
初めて五行山を訪れる場合は、入口から水山へ登り、寺院と洞窟を見学した後に展望台へ向かう回り方がおすすめです。主な見どころを約90分で巡るモデルコースを紹介します。
- 入口から水山へ登る(約10分)
チケットを購入し、階段またはエレベーターで山中へ向かいます。 - 仏教寺院を見学する(約15分)
山中に建つ寺院を巡り、仏像や境内の風景を見学します。 - フェンコン洞窟を見学する(約20分)
天井から自然光が差し込む大きな洞窟で、内部に祀られた仏像を見学します。 - 展望台から景色を眺める(約20分)
石段を登って展望スポットへ向かい、ダナンの街並みや海を眺めます。 - 入口へ戻る(約15〜25分)
途中の景色を楽しみながら下山します。足元が滑りやすい場所では慎重に歩きましょう。
上記は主要スポットを巡る場合の目安で、実際の順路や所要時間は入口、混雑状況、見学する洞窟によって変わります。山の麓にあるアンフー洞窟も訪れたい場合は、さらに時間を確保してください。
ダナンの五行山の見どころ|実際に登って紹介

五行山の水山(トゥイソン)には、自然の岩肌を生かした洞窟や仏教寺院、ダナンの街並みを見渡せる展望台など、さまざまな見どころがあります。実際に登ってみると、洞窟ごとに内部の雰囲気が異なり、山道を歩くにつれて景色が変わっていくのも魅力でした。
フェンコン洞窟(Huyen Khong Cave)

五行山で特に印象的だったのが、フェンコン洞窟(Huyen Khong Cave)です。大きな岩に囲まれた洞窟の内部には仏像が祀られており、天井の開口部から太陽の光が差し込む神秘的な空間が広がっています。
洞窟内は外の山道とは異なり、ひんやりとした空気に包まれています。光が差し込む角度によって仏像や岩肌の見え方が変わるため、写真撮影にもおすすめです。洞窟へ続く階段は急な場所もあるので、足元に注意して見学してください。
寺院と大理石の仏像

五行山は観光名所であると同時に、地元の人々が参拝に訪れる仏教の聖地でもあります。水山には複数の寺院が建ち、山の自然と一体になった境内の風景を楽しめます。
特にベトナム旧正月の期間中は大勢の仏教徒が五行山に訪れ、ちょっとしたお祭り騒ぎとなります。旧正月期間にダナンに訪れる旅行者は、ぜひ一度五行山に行ってみてください。

寺院の周辺や洞窟内には、石造りの仏像や宗教的な彫刻が見られます。観光客だけでなく参拝者も訪れる場所なので、仏像の前で写真を撮る際は、祈りを捧げている人の邪魔にならないよう配慮しましょう。
山頂の展望台から望むダナンの景色

五行山を登ったら、ぜひ立ち寄りたいのが山頂付近の展望台です。眼下にはダナンの市街地が広がり、天気が良ければ海岸線や周辺の山々まで見渡せます。
展望台へ向かう道には急な石段や足場の不安定な場所もありますが、登り切った先に広がる景色は格別です。洞窟や寺院とは違った開放感があり、五行山の自然を実感できる場所でした。
その他の洞窟と見学スポット

水山にはフェンコン洞窟以外にも、ヴァントン洞窟(Van Thong Cave)やタンチョン洞窟(Tang Chon Cave)などがあります。洞窟によって規模や内部の構造が異なり、狭い通路を進んだり、岩場を登ったりする場所もあります。
また、水山の麓には地獄と極楽を表現したアンフー洞窟(Am Phu Cave)もあります。こちらは水山とは別の入場券が必要ですが、時間に余裕があれば立ち寄ってみるのもよいでしょう。
五行山はすべての洞窟を巡ろうとすると歩く距離が長くなるため、体力や観光時間に合わせて見学する場所を選ぶのがおすすめです。

五行山観光におすすめの服装と持ち物

五行山は仏教の聖地ですが、観光客は半袖や短パンなどの動きやすい服装で見学できます。ただし、寺院を参拝する際は過度な露出を避け、参拝者への配慮を心がけましょう。
服装で特に重要なのは足元です。五行山には大理石の階段や岩場が多く、一般的な市内観光とは異なる準備が必要になります。
滑りにくいスニーカーがおすすめ
五行山を実際に歩いてみると、石段の表面が滑りやすく、洞窟の周辺には足場の不安定な場所もありました。特に岩場を登る場所では、足元をしっかり固定できる靴が必要です。
ビーチサンダルやヒールのある靴は避け、滑りにくいスニーカーを履いていきましょう。エレベーターを利用する場合も、山中では階段や坂道を歩くため、歩きやすい靴がおすすめです。
暑さ・雨への対策と持ち物
ダナンは年間を通じて気温が高い日が多く、五行山では階段を登るうちに汗をかきます。特に日差しが強い日は体力を消耗しやすいため、飲料水を持参し、こまめに休憩を取りましょう。
五行山観光では、以下の持ち物を準備しておくと便利です。
- 飲料水:階段や坂道を歩く際の水分補給に必要
- 帽子・日焼け止め:日差しの強い屋外での暑さ対策
- タオル:汗を拭いたり、休憩時に使用したりできる
- ポンチョ・雨具:突然の雨に備える
- 小さめのリュック:両手を空けて階段や岩場を歩ける
途中で雨が降ってしまったときは、ポンチョを着て観光してください。山中は滑りやすいので、傘をさして歩くのは非常に危険です。
五行山観光の注意点

五行山は一般的な観光施設とは異なり、山中の階段や洞窟を自分の足で巡る場所です。観光する時間帯や体力によって負担が変わるため、以下の点を確認しておきましょう。
午前中の観光がおすすめ
五行山を訪れるなら、午前中の早い時間帯がおすすめです。日中は気温が上がり、階段を登る際に体力を消耗しやすくなります。できれば朝8~9時頃に到着し、昼前には観光を終えるスケジュールがよいでしょう。
ただし、フェンコン洞窟では太陽の位置によって内部に差し込む光の見え方が変わります。洞窟内の光景を撮影したい場合は、暑さとの兼ね合いも考えて訪問時間を決めてください。
子連れ・高齢者が訪れる場合
五行山は子供と一緒に観光することもできますが、急な階段や岩場があるため、小さな子供から目を離さないようにしましょう。ベビーカーで山中を巡るのは難しく、乳幼児を連れて訪れる場合は抱っこ紐などが必要になります。
高齢者や足腰に不安がある方は、エレベーターを利用しても、その先に階段や坂道が続く点に注意してください。すべての洞窟や展望台を巡る必要はありません。寺院など比較的アクセスしやすい場所を中心に、体力に合わせて観光するのがおすすめです。
五行山観光のよくある質問
ダナンの五行山を訪れる前に知っておきたい、観光時間や天候、登山の難易度について回答します。
五行山は何時頃に行くのがおすすめ?
五行山は気温が上がる前の午前8~9時頃に訪れるのがおすすめです。日中は階段や山道が暑くなるため、できれば昼前に観光を終えるとよいでしょう。
五行山は雨の日でも観光できる?
五行山は雨の日でも見学できる場合がありますが、大理石の階段や岩場が滑りやすくなるため注意が必要です。強い雨が降っている場合は、無理に登らず観光日程の変更をおすすめします。
五行山の頂上まで登るのは大変?
五行山の水山は一般的な登山に比べると短時間で登れますが、急な石段や足場の悪い場所もあります。エレベーターで途中まで上がることもできますが、展望台までは徒歩で移動する必要があります。






