ダナン&ホイアンの7月&8月の観光情報!現地在住者が解説
ダナン&ホイアンの7月と8月の観光情報をベトナム現地在住者がご案内します。初めてのダナン旅行者向けに、ビーチ情報も紹介。海で泳げるかどうかやダナンとホイアン滞在中の当日の天気・雨事情も詳しく解説します。
ダナン&ホイアンの7月と8月の気候と気温を解説!平均気温は29度
ダナン&ホイアンは熱帯モンスーン気候に属し、7月と8月の平均気温は29度。日中の最高気温は34度まで上がりますが、南国リゾート特有のじりじりと肌を焦がすような暑さのため、体感的にはそれ以上です。
ちなみにダナン&ホイアンともに同じ気候に属し、両者とも年間を通じて最も暑いのは6月となりますが、7月と8月も以前として蒸し暑い日が続くため、紫外線・日焼け対策は必須となります。
ベトナムのダナン&ホイアンの7月&8月の天気は乾季のため晴天!ただし8月下旬は雨季の気配も
ベトナムのダナン&ホイアンは年間を通じて乾季と雨季に区別されますが、7月と8月は乾季となります。これは熱帯モンスーン気候特有の偏西風の関係で、北部ハノイと南部ホーチミンとでは雨季への入口が数か月ずれ込んでいるためとなります(ハノイとホーチミンは5月から雨季に突入しています)。
ダナンとホイアンの雨季は、9月が入口とされており、8月下旬から徐々に降水確率が高くなります。もう少し具体的に説明すると、8月上旬の降水確率は約30%に対し、8月下旬は43%となります。8月中旬のお盆はまだ31~33%となるため、ダナン&ホイアン滞在中に雨に降られるとしても、せいぜい1日あるかないかでしょう。
ダナン&ホイアンの雨はスコール。具体的にどんな天気?
7月と8月にダナンとホイアンに訪れる旅行者は、そこまで雨の心配はしなくて大丈夫そうです。しかし、雲一つない青空が広がっているにも関わらず突然豪雨が降るのがスコールの特徴です。
ただし、仮に雨(スコール)が降っても、せいぜい数十分で止むはずなので、カフェやレストランでゆっくりと食事したり、30分ほど市場散策しているうちに雨は止んで観光を再開できるでしょう。
7月と8月のダナン&ホイアン観光では雨や台風の心配はなし!
7月と8月のダナン&ホイアンはともに雨の心配はほとんどありませんので、理想の南国バカンスを満喫できるでしょう。ダナンとホイアンは毎年台風の被害が甚大で国内のニュースになったりしますが、これは10月と11月の話となり、7月&8月に台風が来るのは稀です。
ダナン&ホイアンの7月と8月の服装は夏服で問題なし!
ダナン&ホイアンの7月と8月に訪れる旅行者の服装は日本の夏の格好でかまいません。ただし、現地のベトナム人は日焼け対策で長袖やマスクをしている人が多いので、それに倣って羽織るものを持っていくのはおすすめです。
7月と8月は夜も蒸し暑いですが、早朝は若干気温が下がります。日の出の海や早朝の市場に顔を出したい人は長袖や薄でのカーディガン、ストールなどを持参すると良いでしょう。
7月と8月のダナン&ホイアンはビーチ(海)で泳ぐことはできる?
7月と8月にダナン&ホイアンに訪れる旅行者の多くは海水浴を目的としています。特にダナンはビーチリゾートとして知られているため、「海で泳げなかったら行きたくないかな」と考える人も少なくないはずです。
結論から言うと、7月と8月は乾季最後のベストシーズンと言えるでしょう。気温や天気、降水確率とともに絶好の海水浴日和が続くので、特に7月及び8月のお盆に旅行を計画している人は、期待していただいて構いません。
ダナン&ホイアンの海でサーフィンやマリンスポーツは楽しめる?
7月と8月のダナン&ホイアンの海は、風もないため比較的穏やかとなります。サーフィンは可能ですが、少し物足りないと感じる人もいるかもしれません。また、サーフィン以外にもスキューバダイビング、シュノーケリング、ジェットスキー、パラセーリングといったマリンスポーツも現地ツアーに申し込むことで体験することができます。※ダイビングはライセンスが必要です。ない場合はインストラクターの指導の上で一緒に泳ぐことになります。
7月&8月の子連れ家族向けダナン旅行紀(モデルコース)を紹介!
上記は子連れ(6歳)のダナン&ホイアン旅行3泊4日プランを綴った旅行記です。
基本的に日中はダナン、夜はホイアンを歩くのがおすすめ。また、もしリゾートホテルに宿泊するならば、ホテルライフをエンジョイするための時間を半日程度確保するのがおすすめです。
7月と8月のダナン&ホイアン旅行のポイント:現地ツアーに参加しよう!
この時期にダナン&ホイアンに訪れる旅行者の多くはお盆に集中します。ダナン旅行者の多くは4~5日間の短期旅行となるので、滞在中はできるだけ効率よく見どころを回りたいですよね。
現地オプショナルツアーは要所を回ってくれるだけでなく、自力で行くのは困難なミーソン遺跡やラグーン(ランコー村)、フエといった観光地も行くことができます。また、海外旅行に慣れていない人や小さなお子さん、高齢者同伴の人は、ホイアン観光ツアーもおすすめです。特に「ミーソン遺跡&ホイアン夜観光」は一番人気の鉄板ツアーです。
7月&8月のピックアップお土産!「YUGOC(ユーゴック)」
今回紹介するのはベトナムの地場ブランド「YUGOC(ユーゴック)」です。南部ホーチミン出身のベトナム人女性が立ち上げたお土産ブランドで、「ベトナムにはたくさんのおいしい食べ物があるけど、お土産向けに販売されているものが少ない」という想いから非加熱生はちみつを販売。他にもパームシュガーやマカダミアナッツ、カシューナッツ、ドライフルーツ等、「ベトナムらしさ」と「海外旅行土産らしいパッケージデザイン」にこだわった商品を販売しています。
ホテルデリバリーが便利!観光(外出)中にホテルに預けてくれる!
YUGOCは公式サイトから購入してネット決済を済ませると、購入者が外出中に宿泊ホテルのレセプションに商品を預けてくれるのがサービスの特徴です。わざわざデリバリーを部屋で待つ必要もないので、とても便利ですよ。また、数は少ないですが、ダナン市内のお土産店に幾つかYUGOCを扱うお店もあるので、実際に手に取って買いたい人はそちらもおすすめです。
YUGOC公式サイト:https://yugoc.com/
YUGOCの取り扱い店情報:https://yugoc.com/store-location/
7月&8月のダナン&ホイアン旅行はアウトドア観光を楽しもう!
◇五行山(マーブルマウンテン)
7月&8月は雨降りの心配がないので、思い切ってアウトドア観光に徹するのが良いでしょう。五行山は大理石の山としてダナンの象徴となっています。蒼い光が挿しこむ洞窟探索もできます。
◇ラグーン&ランコー村
湾内に海水が流れ込んでできたラグーン(礁湖)を見学できます。湖は大きな鏡のようで幻想的。周辺には水上に建つ海鮮レストランがあるので、そちらもおすすめです。
ラグーンから車ですぐのところにランコー村という小さな漁村があり、欧米人の間ではホームステイ先として知られていますので、こちらも見学の価値があります。
◇バナヒルズはおすすめできる?
山頂にできた巨大テーマパークのバナヒルズ。ご覧の「神の手」が話題となっていますが、その他にも中世フランスの町並みを再現したエリアや屋内遊園地、巨大な大仏などがあります。園内に4つ星相当のホテルがあるので宿泊する人もいますが、クオリティの高いテーマパークが多い日本に住んでいると、どうしても目劣りしてしまうので、無理に行く必要はないかなと思います。
まとめ:7月と8月のダナン&ホイアン観光。できるだけタイムテーブルで予定を考えて
ベトナム中部ダナンに訪れるほぼ100%の旅行者がホイアンにも訪れます。さらにミーソン遺跡や五行山、ラグーン、海水浴、ホテルライフなどは、1つの観光スポットで半日近くの時間を費やします。旅行日数が4~5日間であれば、より一層足を運ぶ場所はよく吟味しなければなりません。
日本に帰国後に「あの観光スポット行っておけばよかった」と後悔しないためにも、日本を発つ前にできるだけ詳しいタイムテーブルを作って、現地の予定を考えておくのがおすすめです。