ハノイ市内観光モデルコースをご案内!大人気観光プラン
短期滞在のハノイ旅行者は一日を効率よく観光する必要があります。そこで、今回は初めてのハノイ旅行者向けに、時間列で一日丸ごとモデルコースをご紹介します。観光スポットやおすすめレストラン、スパなどもご案内します。
モデルコースの前に:朝食はホテルビュッフェで優雅な朝を迎えよう
モデルコースを紹介する前に、まずは朝食のお願いから。
ハノイ旅行において、3つ星以上のホテルであれば、朝食はほぼ間違いなくビュッフェとなりますので、一日の最初はホテルでゆっくりと過ごしていってください。もし外で食事をしたいというのであれば、ホアンキエム湖の周辺に湖を見渡すことができる素敵なレストランがあります。朝のハノイにとっぷりと浸かってください。
10:00~:モデルコースの最初はタイ湖の湖畔を散歩
モデルコースの最初は、まずはタイ湖に向かいましょう。タイ湖はホアンキエム湖からタクシーに乗って10分から15分程度の場所。鎮国寺の前で降りるといいでしょう。タイ湖はハノイ市内で最も美しい湖として現地人に知られている一方、高級住宅街として富裕層や外国人駐在員が暮らすエリアでもあります。
タイ湖周辺のホテルとしては、パンパシフィックやインターコンチネンタル、シェラトンといったインターナショナルホテルが並んでいます。
10:15~:タイ湖の観光スポット「鎮国寺」を見学
タイ湖の観光スポットは鎮国寺と西湖府という2つの寺院がありますが、西湖府はちょっと離れているので、今回のモデルコースでは鎮国寺を見学するプランとなります。鎮国寺は歴史深い仏教寺院で、旧正月に多くの仏教徒が参拝に訪れます。普段は旅行者の立ち寄りスポットとなっていて、周辺には屋台や露店もでてベトナムらしさも感じることができます。
10:45~:カフェタイムも立派なモデルコース。湖上カフェでベトナムコーヒーを
鎮国寺の見学を終えたら、そのまま歩いてハイランズコーヒー(Highlands coffee)へ行きましょう。ハイランズコーヒーは全国展開している大手ベトナム系カフェチェーン店。タイ湖のお店は湖上にありとってもお洒落です。店内も広く、空いていれば窓際を確保して湖を眺めながらベトナムコーヒーを啜りましょう。
「カフェもモデルコースに入れるの?」と思うかもしれませんが、ベトナムはカフェ天国。ハノイ市街には本当にお洒落なカフェがたくさんありますので、是非楽しんでいってください。
11:30:昼食(モデルコースではハノイ名物を堪能)
旧市街に戻ってきたら昼食の時間です。旧市街、ハノイ大教会周辺、ホアンキエム湖周辺には旅行者向けのレストランが集まっているので、予め行くお店を考えておきましょう。また、ネットなどで確認して、ちょっと格式が高そうなレストランを選ぶ場合は、行く前に予約をするのがおすすめです。
モデルコースはハノイ料理を推奨します。もし、今まで食べたベトナム料理がすべて大衆食堂であれば、一度奮発して高級店を選んでみてください。同じベトナム名物でもこうも味が違うのか、と驚くはずですよ。
13:00:午後のモデルコース開始!最初は「ホアロー収容所」
昼食を終えたらモデルコース午後の部のスタートです。ホアロー収容所はフランス統治時代に造られたベトナム人を収容するためのいわば牢獄。
抗仏戦争時にフランス人が建てて、ベトナム戦争時まで使われていたとされています。館内は実際使われていたギロチンや牢獄跡があり、模型や実物の展示品を見ることができます。アメリカCNNでは「アジアで最も怖い観光スポット」にも選ばれたことがあります。
14:00〜:ベトナム女性及び少数民族の生きる力を見る「女性博物館」
ホアロー収容所から徒歩10分圏内で行ける女性博物館は、ベトナム人女性のたくましさや文化、習慣をパネルで再現した博物館です。また少数民族の女性の生活の様子が模型展示されていて、非常に興味深い内容となっています。ハノイの博物館の多くはベトナム戦争や革命家ホーチミン関連なので、歴史にあまり興味がない方は是非女性博物館に訪れてみてください。
ハノイ市内には10近い博物館がありますが、1日で行くことができるのはせいぜい3つか4つ。今回のモデルコースではホアロー収容所と女性博物館を推奨しましたが、興味がない場合は無理に行く必要はありません。あくまでも1日の限られた時間を効率よく観光することを考えるようにしてくださいね。
15:30~:モデルコースで美しいインドシナに浸る「ハノイ大教会」
ホアンキエム湖西部にあるハノイ大教会は、フランス統治時代に建てられた遺産の1つ。ハノイ市内では最も格式が高いため、ミサには大勢のカトリック教徒が訪れます。
とはいっても観光地化されているので、旅行者の出入りも自由。一日の内で最も静かで聖なる時間に浸ることができます。モデルコースでは立ち寄りませんが、周辺にはお土産店もたくさんありますので、別日や夜に訪れるのもいいでしょう。また、先ほどの時間で博物館に行かないのであれば、ここでお土産選びの時間にあてるのもおすすめできます。
16:00〜:ハノイモデルコースのハイライト!高級スパコースで癒しを体験
ハノイ大教会を見学して神秘的な空気に包まれたあとは、その余韻を忘れる前にスパへ行きましょう。旧市街やホアンキエム湖周辺には数多くのスパがあります。その中でも目指すべきは高級スパ。高級とはいっても予算は5000〜1万円。あくまでもベトナムの物価からみて高級という意味です。
モデルコースなので、具体的にお店も選定したいところなのですが、特に女性はスパに求めている憧れやイメージが大きく異なるので、下記のまとめ記事をご覧になってお店を決めてみてください。
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18:00〜:ディナーはちょっと高級なお店で一日の思い出作りを
スパを終えたあとは、正直かなりお腹が減っているはずです。今回のモデルコースでは、ディナーはベトナム料理にこだわらず、フレンチやイタリアンでもいいのですが、一日の締めくくりとなる食事なので多少奮発してみるといいでしょう。予算はお1人3000〜5000円を目安にすれば、ハノイ観光ではフレンチのコースであっても大抵の料理を楽しむことができます。
19:30~:一日が終わるのが惜しくなる!圧倒的なナイトショー「ラングトイ」
ハノイの市内モデルコースもそろそろ終盤。しかし、ハノイの観光は実は夜が楽しみなんです!「ラングトイ」は週2~3日オペラハウスで開催されるナイトショー。サーカス団出身の演者がベトナムの象徴である竹を使ってアクロバットなパフォーマンスをしてくれます。
また、ベトナムの古くから続く習慣や農家の生活なども再現。劇中はほぼキャストが喋ることはなく、音と光と動きのみとなります。
ちなみにラングトイは毎夜開催ではなく、1週間に2~4日開催となります。現地でもチケットを購入できますが、不安な方はネットで事前に購入することも可能です。
21:00〜:モデルコース最後はココ!「ナイトマーケット」
モデルコースの最後はナイトマーケットで締めくくります。毎週金曜から日曜にかけて旧市街で開催される大規模夜市です。ホアンキエム湖北部にある噴水広場から旧市街に入るとすぐに夜店が並んでいるのが見えてきます。南北一列に数百のお店が並び、旧市街北部ドンスアン市場まで続いています。お土産になりそうなものもありますが、雰囲気だけでも楽しめますし、なによりもベトナムらしい時間を満喫できます。
その他のナイトスポットはこちらをチェック!
ハノイ一日観光のポイントとモデルコースの注意点
今回はハノイ一日観光プランをモデルコースとしてご案内しました。ハノイにはこのほかにもたくさんの見どころや観光名所があるので、短期旅行者は本当に行きたいところだけを絞っていくようにしましょう。また、今回ご紹介したモデルコースをすべてなぞる必要はまったくありません。自分の行きたいところだけを選び、行きたくないところは別のスポットに入れ替えるなど、自分ならではのモデルコースを最終的に作ってみてください。
また、ハロン湾やニンビン省といった世界遺産観光は一日丸ごと時間を費やすことになるので、こちらも旅程を鑑みてスケジューリングしてください。