ハノイ旧市街「ドンスアン市場」の歩き方。雑貨探しはココ!
ベトナム・ハノイの旅行を計画中なら、旧市街の「ドンスアン市場」は見逃せないスポットです。
現地のローカル雑貨からグルメ、アオザイや果物まで幅広く揃い、ハノイ市民の活気ある日常を体感できます。
ここではドンスアン市場のアクセス方法や営業時間、見どころ、注意点、旅行者の口コミまで徹底解説いたします。初心者でも安心してショッピングや観光を楽しめるよう、ポイントを分かりやすくまとめました。
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ドンスアン市場へのアクセス方法│ホアンキエム湖や旧市街からの行き方
ハノイの中心部、旧市街に位置するドンスアン市場は、市内でも有数の観光スポットとして人気を集めています。ホアンキエム湖エリアからはタンロン水上人形劇場を拠点に徒歩15分程度でアクセス可能で、観光客にも非常に便利な立地です。
交通手段としては、徒歩のほかにタクシーやGrab(配車アプリ)を利用でき、所要時間は3~5分。人力車のシクロなら多少時間はかかりますが、旧市街内を観光しながら立ち寄ることができます。
ハノイ旧市街の中心繁華街であるマーマイ通り周辺からドンスアン市場までは徒歩10分弱となります。車の乗り入れは規制されているため、タクシーで行く場合は迂回が必要となり、所要時間はそれほど変わりません。
ドンスアン市場の情報
項目 | 詳細 |
---|---|
名称 | ドンスアン市場(Dong Xuan Market) |
現地名 | Chợ Đồng Xuân |
住所 | Dong Xuan Street, Hoan Kiem District, Hanoi, Vietnam |
営業時間 | 毎日 6:00~18:00 |
定休日 | なし(※テトなど祝日は短縮営業あり) |
アクセス | ホアンキエム湖から徒歩約15分。Grabやシクロでもアクセス可能 |
ナイトマーケット | 金・土・日の夜に開催(歩行者天国エリア) |
地図 | Googleマップで見る |
備考 | ローカル雑貨・衣料・食品・アオザイなど販売。値段交渉が基本。 |
ハノイのドンスアン市場の営業時間と注意点|ハノイ市民の生活が垣間見える!
ハノイのドンスアン市場は観光客だけでなく、ハノイ市民の日用品調達や業者の仕入れ場としても利用されています。そのため、観光スポットでありながら、ローカルの暮らしが色濃く残る「生活市場」、「庶民の台所」としての側面も持っています。
ドンスアン市場の建物は3階建てで、それぞれに雑貨、衣類、食品、布製品などがフロアごとに整然と並んでおり、ベトナムならではのカオスな活気を体感できます。市場の構造はやや複雑で、細い通路を進むと地元民しか知らないようなお店も点在しています。
市場の周辺ではバイクが行き交い、移動には注意が必要です。スリやひったくり対策として、バッグは前掛けし、財布など貴重品の管理は徹底しましょう。
営業時間は何時から何時まで?曜日&定休日は?
ドンスアン市場の基本的な営業時間は午前6時頃から夕方6時頃までとなっています。ただし、屋外の露店や周辺の通りに出店する店はもう少し遅くまで営業していることもあり、観光客は昼過ぎから夕方にかけて訪れるのが一般的です。
定休日は基本的にありませんが、テト(旧正月)や国民の祝日などは営業時間が短縮される場合があります。日曜日などは観光客も多いため、早めの時間帯に訪れることで、ゆったりと買い物を楽しめます。
ドンスアン市場利用時の注意点と旅行者へのアドバイス
ドンスアン市場内は非常に多くの人で賑わうため、迷いやすく、同行者とはぐれるリスクもあるので、子供連れの家族は要注意です。また、観光客価格で高めに提示されることもあるため、値段交渉は前提で考えておくとよいでしょう。
市場内での撮影は基本的に可能ですが、一部の店舗では撮影禁止の表示がある場合がありますので、事前に確認してください。また、現金払いが主流であり、クレジットカードはほとんど使えません。ベトナムドンの少額紙幣を準備しておきましょう。言語はベトナム語が中心ですが、簡単な英語やジェスチャーでも十分に通じる場合が多いです。現地の人々との交流も旅行の醍醐味なので、笑顔を忘れずにコミュニケーションを楽しんでください。
ハノイ旧市街で最大規模!ドンスアン市場とはどんな観光スポット?
ハノイ旧市街の中心部に位置するドンスアン市場は、1889年にフランス統治時代に建設された歴史ある市場です。その後も幾度かの改修を経て、現在では3階建ての巨大屋内マーケットとして、観光客と地元住民双方に愛される存在となっています。
建物の外観はベトナムらしいアーチ型のゲートが特徴的で、記念撮影をする観光客も多く見られます。
屋根付きの建物内では、衣料品、靴、日用品、装飾品などが所狭しと並べられ、まさに「ベトナムのカオス」を象徴する空間といえるでしょう。
食料品や果物、アオザイなどの民族衣装も扱っており、ベトナム文化に触れるには最適なローカルスポットです。また、外国人観光客向けのお土産やアクセサリーを扱う店舗もあり、日本人旅行者にも比較的買いやすい品揃えとなっています。
ハノイのドンスアン市場の歴史と成り立ち
ドンスアン市場は、ホアンキエム区の中心地に位置し、かつてはハノイ市最大の卸売市場として発展してきました。もともと「Dong Xuan(ドンスアン)」とは、東の春という意味を持ち、ハノイ東部の活気ある地域という位置づけから名付けられたと言われています。
フランス統治時代に設計された石造りの建物は、ベトナムの近代建築史においても重要な遺産の一つとされており、戦争や火災を乗り越えて現在の姿へと再建されました。
ハノイ旧市街における位置づけとドンスアン市場の観光的価値
ハノイ旧市街は、ハノイの伝統文化と商業活動が凝縮されたエリア(タンロン城の城下町)であり、ドンスアン市場はその中心的存在です。36通りと呼ばれる職人通りのひとつに面しており、織物、金属加工、竹製品などの伝統工芸品が今でも流通しています。
観光面では、ハノイ旧市街のノスタルジックな雰囲気と市場の喧騒が融合したエリアとして、高い評価を受けています。街歩きをしながら市場で買い物を楽しむスタイルは、外国人観光客にとってハノイ旅行の醍醐味のひとつといえるでしょう。
ドンスアン市場で見つけるローカル雑貨とベトナム土産│人気のお店や値段は?
ハノイのドンスアン市場では、ベトナムらしさあふれるローカル雑貨や土産物が豊富に取り揃えられています。バッグやアクセサリー、刺繍入りポーチや手作り石けんなど、日本人旅行者にも人気の高い商品が揃い、女性観光客を中心に賑わいを見せています。
ベトナム伝統の竹製品や陶器、手編みの小物などは、現地の職人によって作られており、他ではなかなか手に入らない一点物が見つかることもあります。また、Tシャツやサンダルなどの衣類も多く、サイズや色も豊富で、お土産としてだけでなく自分用のショッピングにも最適です。
市場のフロアごとに商品カテゴリが異なり、1階は食品や日用品、2階は衣類やアオザイ、3階は布製品やインテリア雑貨が並びます。中には、日本語で声をかけてくる店員もおり、観光客への対応にも慣れています。
おすすめ雑貨店と人気のお土産アイテム
ドンスアン市場内でも特に注目したいのが、2階奥のエリアに集まる雑貨屋群です。ここでは、カラフルなポーチやベトナム柄のエコバッグ、ノンラー(ベトナムの伝統的な帽子)をアレンジしたインテリアグッズなどが所狭しと並んでいます。
手縫いのアオザイ人形やバッチャン焼きのミニプレートなどは、お土産として喜ばれる定番商品です。
また、ハンドメイドの刺繍入りコースターやナプキンなど、ベトナム文化を感じられる商品もおすすめです。
こうした商品は、日本ではあまり見かけないデザインが多く、現地でしか手に入らない特別感があります。どの店もまとめ買いすれば値引きしてくれるケースが多いため、交渉しながら掘り出し物を探すのも旅の楽しみのひとつです。
値段交渉のコツと現地価格の目安
ドンスアン市場では値札のない商品が多く、価格は基本的に交渉制です。観光客に対しては高めの価格を提示されることもあるため、焦らず冷静に価格交渉を行うことがポイントです。
例えば、小物雑貨の相場は1万〜5万ドン(約60〜300円)、衣類は5万〜15万ドン(約300〜900円)程度が目安となります。複数購入すると割引される場合も多く、「セットでいくら?」と聞いてみると柔軟に対応してくれる店もあります。
また、最初に提示された金額の50~70%で交渉スタートすると良いとされており、笑顔でのやり取りが価格を下げるコツです。現金払いが基本なので、あらかじめ細かいベトナムドンを用意しておくとスムーズに支払いができます。価格交渉を通じて店員との会話を楽しむことも、現地でのショッピングの醍醐味の一つです。
アオザイやフォーも!ドンスアン市場で楽しめるグルメ&ローカル体験
ハノイのドンスアン市場は雑貨だけでなく、ベトナムグルメを味わえるスポットとしても人気です。市場の1階には食材や乾物を扱うローカル商店が並び、周囲にはフォーやブンチャーなどのローカル料理が味わえる屋台や食堂が点在しています。
観光スポットでありながら、価格は非常にリーズナブルで、現地の雰囲気を肌で感じながら食事が楽しめます。また、屋台ではフルーツジュースやチェー(ベトナム風ぜんざい)、バインミーなどの軽食も豊富にあり、食べ歩きにも最適です。
食材や調味料の売り場では、乾燥フォーやインスタント麺、ベトナムコーヒーなども販売されており、日本へのお土産としても人気があります。香辛料やナッツ類なども手に入り、料理好きな方にはたまらないローカル体験ができます。
ドンスアン市場周辺屋台で味わうベトナム定番グルメ
ドンスアン市場の外周には多くのローカル屋台が並び、安くて美味しいベトナム料理が堪能できます。
特に人気なのが、米麺を使った「フォー」や「ブンボーフエ」、肉団子入りのつけ麺「ブンチャー」など、地域色豊かな料理です。
フォーの相場は3万〜5万ドン(約180〜300円)程度で、あっさりとしたスープと米麺のハーモニーが魅力です。
また、「チェー」と呼ばれる甘いデザートは暑い日にもぴったりで、果物や豆、寒天などがカラフルに盛られています。
席は簡易なプラスチック椅子が中心で、観光地とは思えないほどローカル感たっぷりの空間です。
地元の人と隣り合わせで食べるこの体験こそ、ハノイ旅行の思い出として心に残るはずです。
食堂スタイルのお店で地元の味を堪能
屋台よりも落ち着いて食事をしたい方には、市場周辺に点在する食堂スタイルのレストランがおすすめです。英語メニューを備えた店舗もあり、観光客でも安心して注文できます。揚げ春巻き(チャーゾー)や魚の煮込み料理、家庭的な野菜炒めなど、多彩なベトナム料理を味わうことができます。
また、ベトナムのビール「333(バーバーバー)」や「サイゴンビール」も安価に楽しめ、軽食とともに昼飲みを楽しむ観光客の姿も見られます。ドンスアン市場の喧騒を感じながらゆっくり食事ができる食堂は、ドンスアン市場観光の締めくくりにも最適です。
ナイトマーケットも必見!夜のドンスアン市場の魅力とは?
週末(金・土・日)の夜になると、ドンスアン市場前の通りではナイトマーケットが開催され、昼間とはまったく違う顔を見せてくれます。ナイトマーケットは、ホアンキエム湖からドンスアン市場までを結ぶ一本道を中心に展開され、歩行者天国となって多くの観光客と地元住民で賑わいます。
夜になると屋台がずらりと並び、Tシャツやアクセサリー、おもちゃ、スナックなど多種多様な商品が並びます。カオスな熱気と色鮮やかな照明に包まれ、まさに「夜のベトナム」を感じるにはうってつけのスポットです。
ナイトマーケットでは値段も交渉次第で変わるため、昼間と同様に価格交渉を楽しみながらショッピングができます。家族連れやカップルにも人気があり、安全に配慮された歩行者専用エリアとなっているため、子連れ旅行者でも安心して楽しめます。
カオスな活気が魅力!ドンスアン市場での買い物体験とクチコミ紹介
実際にドンスアン市場を訪れた旅行者からは、次のようなクチコミが寄せられています。
中には「混雑しすぎて疲れた」、「値段をふっかけられた」という声もありますが、それも含めて「ベトナムらしさを味わえた」という肯定的な評価が目立ちます。
クチコミを参考にしながら、自分なりの楽しみ方を見つけることで、ドンスアン市場はより深く記憶に残る観光スポットとなるでしょう。
まとめ:初心者でも安心!ドンスアン市場で買い物を楽しむためのヒント
ハノイのドンスアン市場は、ハノイ旧市街を象徴する観光地でありながら、地元の暮らしと文化に密着したローカルマーケットでもあります。雑貨や食品、アオザイやフォーなど、ベトナムの魅力を一度に体験できるスポットとして、旅行者から高い評価を得ています。
日本人の多くは「なるべくぼったくられないように」と考えるものですが、「この値段なら買ってもいいかな」と自分で納得したのであれば、後から多少高くついたことが分かったとしてもお布施した気分で許容するのがベトナムでストレスが溜まらないコツとなります。
ハノイのドンスアン市場に関するよくある質問(FAQ/Q&A)
以下ではハノイのドンスアン市場に関する疑問を回答。よくある質問をまとめてみました。
Q1:ドンスアン市場はどこにありますか?アクセス方法のおすすめは?
A:ドンスアン市場はハノイ旧市街のホアンキエム区に位置し、ホアンキエム湖から徒歩約15分の距離にあります。スマートに行く場合は流しのタクシーを捕まえるか、Grab(配車アプリ)を利用するのがおすすめです。3~5分で着きます。
Q2:ドンスアン市場の営業時間は何時ですか?定休日はありますか?
A:ドンスアン市場の営業時間は午前6時から夕方6時までです。基本的に年中無休ですが、テト(旧正月)や祝日は営業時間が短縮されることがあります。また、具体的な営業時間は店舗によって異なります。
Q3:ドンスアン市場ではどんなものが売られていますか?
A:市場内では衣類、アオザイ、バッグ、刺繍雑貨、日用品、食品、乾物、果物など幅広い商品が販売されています。観光客向けのお土産から現地の生活用品まで揃っており、買い物も観光の一環として楽しめます。
Q4:ドンスアン市場では値段交渉は必要ですか?どのように交渉すればよいですか?
A:はい、多くのお店で値札がなく、交渉制となっています。最初に提示される金額の50〜70%程度から交渉を始めるのが一般的です。笑顔と柔らかい態度で交渉すると成功しやすいです。また、執拗に値切るのはトラブルのもとなので避けましょう。
Q5:ドンスアン市場でフォーやローカルフードを食べられますか?
A:はい、ドンスアン市場内の食堂エリアや市場周辺の屋台ではフォー、ブンチャー、揚げ春巻き、チェー(ベトナムスイーツ)などのローカルグルメが楽しめます。いずれも現地人向けのお店なので値段も安いです。
Q6:ナイトマーケットは毎日開催されていますか?開催時間は?
A:ナイトマーケットは金・土・日の週末のみ開催されます。時間はおおよそ19時から23時頃までで、ホアンキエム湖からドンスアン市場までの歩行者天国エリアに屋台が並びます。
Q7:ドンスアン市場周辺に旅行者におすすめのカフェやレストランはありますか?
A:はい。ドンスアン市場から徒歩10分圏内には外国人観光客向けのカフェやベトナム料理レストランが多数あります。カフェでは伝統的なベトナムコーヒーやエッグコーヒーが楽しめ、レストランではインドシナ時代香るコロニアル建築の内装の中で伝統料理をほお張ることができます。事前に調べておき、レストランは予約してから訪れましょう。
Q8:ドンスアン市場で買い物する際に気をつけることはありますか?
A:市場内は非常に混雑するため、スリや置き引きに注意が必要です。また、値段交渉が前提のため、事前に相場を把握しておくと安心です。バッグは前に持ち、貴重品は肌身離さず管理しましょう。チャックなしのトートバッグやジーンズのバックポケットに財布を入れるのは危険です。