ハノイから行けるニンビン省!現地観光情報を徹底紹介!

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ハノイから行けるニンビン省は、近年旅行者に注目されている世界遺産有する観光地。ここでは日帰りツアーから、天気や服装などニンビン省観光に必要な情報を徹底紹介しています!

目次

    ニンビン省への行き方

    ニンビン省への行き方

    ニンビン省まではハノイの市街地からタクシーでおよそ2時間の距離。一昔前までは下道しかなかったため、3時間程度かかっていましたが、現在は高速道路で行くことができるので、混んでいても2時間ちょっと行くことができるようになりました。

    ニンビン省の気候と天気

    ニンビン省の気候と天気

    ニンビン省の気候はベトナム北部の気候の準じているため、温帯夏雨気候となります。1年を通して11月から5月までを乾季、5月中旬頃から徐々に雨が多くなり、10月末まで雨季が続きます。

    ニンビン省にもにも季節がある?

    ハノイやニンビン省のあるベトナム北部は季節があるといわれています。

    夏:5月~10月
    秋:11月
    冬:12月~2月
    春:3月~4月

    ニンビン省観光のベストシーズンは11月と3月、4月

    ニンビン省観光のベストシーズンは11月と3月、4月

    ニンビン省観光におけるベストシーズンは、秋の11月、春の3月と4月となります。前後2月と5月も天気や気温によってはおすすめです。ニンビン省観光はほぼすべてがアウトドアとなるので、雨が多い6月から10月の間と、コートを着るほど寒くなる12月から2月の間はあまりおすすめできません。ただし、気温自体は2月上旬頃から上がりますし、晴れている日の日中は日本の夏のように暑くなりますので、当日の肌気温で観光の有無を決めるのもいいでしょう。

    ニンビン省観光に最適な服装

    ニンビン省観光に最適な服装

    ニンビン省は山岳地帯。山水に囲まれた大自然が魅力の観光地です。そのため夏は暑く、冬は寒いのが特徴。気を付けてほしいのは秋冬の11月から2月上旬まで。寒いときは体感気温一桁となるので、ジャケットコートが必要となるほどです。間違っても半袖短パンで行ってはいけません。

    紫外線・日焼け対策をしっかりと

    一方、春夏となる3月から10月にかけては、非常に蒸し暑い天気となるので、紫外線と日焼け対策はしっかりとしてください。帽子やサングラスはもちろん、肌を隠すストールのようなものがあれば便利です。また、虫刺され対策としてムヒもおすすめです。

    ニンビン省まではツアーで行く?個人で行ける?

    ニンビン省まではツアーで行く?個人で行ける?

    ニンビン省までは車で行く以外ありません(電車がない)ので、個人で行く場合はタクシーの運転手と1日チャーターする交渉をしなければなりません。ただし、旅慣れない旅行者や子連れファミリーにはちょっとハードルが高く、乗り逃げされるリスクもあるので、基本は現地のオプショナルツアーに参加するのがおすすめです。

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    タムコックとチャンアンの違い

    タムコックとチャンアンの違い

    ニンビン省の2大観光スポットであるタムコックとチャンアンのボートツアー。いずれも手漕ぎボートに乗ることには変わりませんし、両スポットともおよそ2時間の長時間ボートに乗ることになります。見ることができる風景はそれほど違いはないものの、チャンアンは世界遺産に登録されているため、やはり景観はダイナミック。白亜紀をイメージするような手つかずの山々が連山となってそびえている様子は圧巻です。

    一方でタムコックはそこに暮らす人々の生活風景を見ることができます。ボートに乗って商品を売る行商や網漁をする漁師なども見どころです。

    ニンビン省の主要観光スポット

    ニンビン省の主要観光スポットをご紹介。他にも多々ありますが、現地オプショナルツアーによく組み込まれているものをご紹介します。

    ビックドン寺

    山の中にある不思議な雰囲気が漂うお寺。とても小さなお寺ですが、その背後に広がるニンビンの自然は必見。かつて修行を終えた僧侶が療養としてここへ訪れ、その自然風景に見惚れて建てたのがこのビックドン寺と言われています。

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    ハンムア寺

    ハンムア寺

    筆者が個人的に一番好きな観光スポット。蛇行するようにうねる石段を20分ほどかけてひたすら上がりつづけます。その先には龍の口と祠があるだけですが、ハンムアの観光のハイライトはそこから見下ろすことができるタムコックの絶景。山水の大自然は疲れも忘れて見惚れてしまいます。なおハンムアの麓にはバックパッカーが宿泊できる安宿もあります。ハンムアはタムコックの近くなので、タムコック行きのツアーでよくセットになっています。

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    ホアルー

    ベトナムが中国から独立を勝ち取った後の初めての王朝時代。その最初に遷都したのが、ここホアルー。ハノイじゃないのが以外ですよね。その後はハノイのタンロン城に都を移し、フエ→ハノイと歴史は変遷します。現在ホアルーには初代皇帝のディンティエンホアンとその夫人の廟があります。

    バイディン寺

    バイディン寺

    東南アジア最大級の面積、大仏、仏像の数を誇る大規模な仏教寺院。最初の創建からは12世紀前半ですが、今に至るまで複数回の改築や拡張工事を繰り返しています。敷地内にはお土産店や食堂、電気自動車による移動など観光地化されている側面もあるので、こちらもお寺好きには押さえてほしい観光スポットです。

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    ハノイ旅行における旅のハイライトといえば、これまではハロン湾が不動の存在でしたが、ニンビン省はそのハロン湾と同じカルスト台地で形成されていて、歴史も似たような道を歩んでいるため、見ることができる風景は似通っています。大型客船に乗りたいならハロン湾、手漕ぎボートで大自然に身を委ね、自分が小さな存在であることを実感したいならばニンビン省、といったところでしょう。いずれにしても、ハノイ旅行を通してのハイライトとなることは間違いありません。現在はどこの日系旅行会社も現地オプショナルツアーを催行しているので、是非参加してください!

    Writer/この記事を書いた人

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    古川 悠紀
    トラベルライター

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    大学卒業後、日本で販売店営業、外資(米国)メーカー勤務を経て2011年にベトナムのホーチミンに移住。トラベルライターとして東南アジア各国を周遊・居住し旅行生活経済の記事を請け負う。実績にAll About、阪急交通社、自著「ベトナムとビジネスをするための鉄則 55」、寄稿「トリコガイドベトナム(アルク出版)」、「複住スタイル(英和出版)」、下川裕治著/編に記事の寄稿等がある。