ニンビン省で一番の絶景を!ハンムア寺に行こう

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近年ハノイ旅行者に人気のニンビン省観光。世界遺産チャンアン複合景観を有する観光地ですが、それ以外の観光スポットもおすすめ。今回ご案内する「ハンムア」は、タムコックを見下ろす絶景に出会うことができます。息を呑むほどの山水風景に圧倒されることでしょう。

目次

    ハノイから2時間!ニンビン省の観光スポット

    ハノイから2時間!ニンビン省の観光スポット

    ハンムアはニンビン省の観光スポットの1つ。ニンビン省まではハノイ市街から車で約2時間程度。ハロン湾に行く道中にあり、日本人旅行者の多くは日帰りツアーに参加していきます。ただ、ニンビン省の名所は数多く、1日では到底回り切れないので、個人で足を運び現地で宿泊するのもおすすめできます。

    ハンムアでも宿泊可能

    ハンムアでも宿泊可能

    ハンムアの敷地内には売店と宿泊施設もあります。ホテルのような小奇麗な部屋ではなく、バックパッカーが泊まるような安宿となります。一度部屋を見て気に入らないようならば、タムコック周辺のホテルに泊まるといいでしょう。

    敷地内にはお土産店や売店もあり

    入場券を買って敷地に入ると、左手に先の宿泊施設があり、その他には売店やお土産店も並んでいます。ニンビン省観光ではあまりお土産を買う場所がないので、ここで気に入ったものがあれば買うのもいいでしょう。ただし、ハンムア寺まではかなり体力が必要なので、お土産を買うのは帰りにしてくださいね。

    ハンムアの売店

    ここで買いたいのは水分補給用のミネラルウォーターや汗を拭くタオルなど。ハンムア寺観光が終わったら、アイスを食べたりするのもいいですね。特に子供がいるファミリー旅行者は、熱中症対策をお忘れなく。

    脱落者も!恐るべきハンムア寺の石崖

    脱落者も!恐るべきハンムア寺の石崖

    ハンムア寺は標高の高い石崖の山頂にある祠を指します。山頂に辿り着くまでは、ご覧のような右へ左へ蛇行する石段をひたすら上ることになります。大の男が歩いておよそ20分から30分程度かかりますので、女性や子供はさらに大変です。道中はベンチもあるので、休みながらトレッキング気分で行くといいでしょう。

    正直かなり大変です。ただし、疲れてきたときにふと後ろを振り向くと、そこには大きな山々が聳える絶景が広がっています。ベトナムならではの大自然に疲れも癒されることでしょう。

    山頂に到着!祠堂はメインではない!

    山頂に到着!祠堂はメインではない!

    山頂がこちら。遠くから見ると、石段の蛇行具合が龍の胴体に見えます。ハンムアは大きな昇り龍をイメージしていて、山頂が龍の東部にあたります。寺といっても何があるわけでもなく、龍の石像と小さな祠がある程度。しかし、このハンムアのハイライトは祠堂ではありません。

    疲れが吹き飛ぶ!タムコックを見下ろすハンムアのハイライト!

    疲れが吹き飛ぶ!タムコックを見下ろすハンムアのハイライト!

    こちらが山頂から望める風景。緑が生い茂る山々が奥行き深く連なり、その間を縫うように流れるタムコックの河川。まさに山水画のような絶景です。この風景は旅行用のポストカードにもなっているほど。美しいニンビン省の風景がダイナミックに目前に飛び込んできます。あまりの圧倒的な美観に、これまでの疲れも忘れることでしょう。石崖に腰かけて、この時間が静止したかのような風景をしばらくぼーっと眺めてみることにしましょう……。

    チャンアンorタムコック観光に合わせて立ち寄ろう!

    チャンアンorタムコック観光に合わせて立ち寄ろう!

    日本から申し込める日系旅行会社の催行ツアーの多くは「チャンアン+ホアルー」もしくは「タムコック+ホアルー」なので、ハンムアに絶対に行きたいならば、英語ツアーに参加するか、カスタムするかとなります。2億年以上かけて形成されたニンビン省の大自然。是非その目で確かめてみてください。

    観光情報

    ハンムア Hang Mua
    住所:ニンビン省
    アクセス:ハノイ市街から車で約2時間

    Writer/この記事を書いた人

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    古川 悠紀
    トラベルライター

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    大学卒業後、日本で販売店営業、外資(米国)メーカー勤務を経て2011年にベトナムのホーチミンに移住。トラベルライターとして東南アジア各国を周遊・居住し旅行生活経済の記事を請け負う。実績にAll About、阪急交通社、自著「ベトナムとビジネスをするための鉄則 55」、寄稿「トリコガイドベトナム(アルク出版)」、「複住スタイル(英和出版)」、下川裕治著/編に記事の寄稿等がある。