ハノイでトランジットの過ごし方と市内観光プラン
ベトナムのハノイ・ノイバイ空港は世界各国のハブ空港として知られています。ベトナム国内はもちろん、アジア・欧米旅行・出張者の中で、トランジットでハノイ空港に訪れる人は「空港内で過ごした方がいいの?」、「ハノイ市内観光はできる?」など疑問もあるはずです。
ここではトランジットでハノイに降り立った人向けに、トランジットの時間の過ごし方と市内観光プランを紹介します。
ベトナムのハノイでトランジット。ノイバイ国際/国内空港で過ごせる?
ベトナムのハノイでトランジットを過ごす場合、多くの人はノイバイ国際/国内空港の中で過ごそうと考えます。確かに2~3時間程度であればカフェやマッサージ店、免税店などで買い物をして過ごすこともできるでしょう。
しかし、観光客・出張者の中には7時間から10時間ほどのトランジットの時間がある人が実際は多くいます。ハノイのノイバイ空港は国内線と国際線が隣同士のターミナルですが、全体的にコンパクトなので、それほど見て回るスポットはありません。また、空調が整備されて快適に過ごせる場所が少ないため、長時間ノイバイ空港に居続けるのは正直しんどいです。
もしハノイのトランジットの時間が6時間以上とはじめから分かっているのであれば、空港以外の過ごし方を考えることを強くおすすめします。
日本人はビザ免除で入国できる!ハノイ空港近くならホテルで休憩するのがおすすめ
トランジットの時間が長い場合は思い切って入国して市内に降り立つのがおすすめです。日本人は45日以内であればビザ免除となりますので、手続き不要で入国審査をパスできます。
ただし、ハノイのノイバイ空港の周辺に観光エリアはありません。ホアンキエム湖のあるハノイ観光市内中心までは約30kmあり、車での所要時間は30~40分。しかも高速道路を使うので、途中で立ち寄ることも難しいです。
ノイバイ空港周辺で過ごしたいならホテル休憩一択
「市内観光する時間はないから空港周辺で過ごしたい」という場合は、空港から車で10分前後で行けるホテルで一時休憩するのがいいでしょう。3つ星、4つ星ホテルであっても特に予約する必要はありません。
ハノイのトランジットの時間が8時間・9時間・10時間は市内観光をしよう!
ハノイのトランジットの時間が8時間、9時間、10時間と長時間にわたる場合は、タクシーでハノイ観光エリアの中心地「ホアンキエム湖」まで移動し、半日市内観光するのがおすすめです。
ホテルはホアンキエム湖周辺やハノイ旧市街の中でも安ホテルが数多くあるため困りません。ただ、市内中心からハノイ・ノイバイ国際空港までは高速道路を使うため、渋滞が心配な人は、ひとしきりハノイ市内観光を満喫したあとは、空港周辺のホテルで休憩するといいでしょう。
ハノイ・トランジットでおすすめの過ごし方:市内の観光スポット
以下ではハノイでトランジットの時間潰しで市内観光する人向けに、足を運んでほしいおすすめの観光スポットや現地の過ごし方を紹介します。
ハノイ旧市街でベトナムグルメ三昧!
ハノイは食の天国です。ホアンキエム湖から歩いて行ける旧市街は大衆食堂がそこかしこにあるため、料理を品定めしたのち、気になったお店に入ってみてください。
ホアンキエム湖周辺カフェでベトナムコーヒーを満喫
ベトナムは古くはフランスの保護下時代をおくっていたため、いまでも庶民の間でカフェ文化が根付いています。ホアンキエム湖周辺にはお洒落カフェが多く、旧市街には昔ながらのカフェがあります。
ベトナムはロブスタ種が普通なので、牛乳ではなくコンデンスミルク(練乳)を入れて甘くするのが習慣です。是非ご賞味ください。
観光スポットは「ハノイ大教会&周辺散策」がおすすめ
ガイドブックに掲載されているような観光スポットに足を運びたい人は、ハノイ大教会がおすすめです。ホアンキエム湖から歩いて10分少々ですし、日本であまり体験できないカトリック教会を見学できます。また、教会周辺にはお土産店や安マッサージ店、カフェ&レストランもあるので周辺散策も楽しみです。
週末夜なら「ナイトマーケット」でお土産探しもおすすめ!
毎週末の夜は旧市街でナイトマーケットが開催されます。18時30分頃から24時前後まで賑わっていますので、もしトランジットの時間が合えば、こちらに参加してベトナム雑貨をお土産に選んでいくのもいいでしょう。
まとめ:ハノイで乗り継ぎする人はトランジットを有効活用しよう!
今回はベトナムのハノイに乗り継ぎで訪れる人向けに、トランジットの過ごし方を紹介しました。ハノイのノイバイ空港は国内線、国際線と共にそれほどお店が充実しているわけではありませんし、冷暖房が効いているお店も少ないので、長時間滞在する必要がある人は、積極的に市内観光を検討してください。