ハノイ旅行者が絶賛する世界遺産ツアーをご案内!【予約可】
ハノイ旅行者のほとんどは世界遺産ツアーの参加が目的となりますが、ハノイ旅行者の観光範囲には3つの世界遺産が点在しています。また、世界遺産を訪れるツアーは旅行会社によって行程が異なりますので、失敗はしたくありませんね。そこで、今回はハノイ旅行者が絶賛した満足度の高い世界遺産ツアーだけを厳選してご紹介します。
ハノイ旅行者が訪れることができる世界遺産はココ!
ハノイとその近郊を含むベトナム北部には、計4つの世界遺産が散らばっています。しかし、旅行日数が1週間未満のハノイ旅行者が訪れることができる世界遺産は、その中の3つとなります。まずここでは北部の4つの世界遺産をご紹介します。
ハノイの世界遺産① わずか7年の短命政権「胡朝の城塞」
1400年に即位した 胡朝時代の城壁の一部。紫禁城を真似た3門をうかがうことができますが、実は現在残されているのはここだけで、その他の面影はまったくありません。 胡朝は1400年から1407年と驚くほどの短命政権でした。
詳しい歴史資料も残されていませんが、血族を重視したため市民からは相当嫌われていた様子。1407年に中国の明が侵略をしてきて、 胡朝政権はあっという間に終焉を迎えます。2011年にユネスコ世界遺産に登録されました。
ただし、この世界遺産に足を運ぶためには、ハノイ市街地から車で3時間の道のりとなります。現実的に考えて、この城壁の一部のみを見学するために足を運ぶ旅行者はほとんどいません。
ハノイの世界遺産② 兵どもが夢の跡「タンロン城遺跡」
続いてはこちらの「タンロン城遺跡」です。胡朝の城塞とは異なり、ハノイ市内西方に広がる史跡。1010年から1804年まで、ここハノイは当時「タンロン(昇り龍という意味)」という名称でした。その首都である王宮がここ。現在はベトナムの国の指定文化財に登録されている旧市街(ホアンキエム湖北部)は、タンロンだった当時の城下町であり、商業区でした。
タンロン城遺跡の敷地内部では、幾つかの楼閣を見学できるほか、博物館や軍事会議室などを見て回ることができます。所要時間は1時間30分ほどですが、歩くのでちょっと疲れます。ハノイ市内観光ツアーで組み込まれている定番スポットとなり、近場にはホーチミン廟や文廟があります。敷地自体はやたらと広いですが、見どころはそれほど多くはありませんので、ツアーに参加してガイドに要所だけ案内してもらうのが効率が良くておすすめです。
ハノイの世界遺産③ まるで山水画のような風景「チャンアン複合景観」
2014年に世界遺産に登録された、比較的新しい観光地であるニンビン省のチャンアン。地域全体が広大なカルスト台地が広がり、数億年の年月をかけて岩山が隆起。さらに海水が流れ込み巨大な湾を形成。
現地では手漕ぎボートに乗っておよそ2時間の遊覧を楽しむことができます。辺りを見渡すと、パノラマで望むことができる山々は息を吞むほどダイナミックな光景です。
よくハロン湾と比較されがちですが、ハロン湾はハノイ市街から車で3時間ですが、チャンアンは2時間で行くことができるので、近年はチャンアンを選ぶ旅行者が多い様子です。ちなみに見ることができる風景はハロン湾とそれほど変わりはありませんので、チャンアンかハロン湾のいずれか一か所を選択するといいでしょう。
ハノイの世界遺産④ ハネムーンにも申し分なし!「ハロン湾」
ハノイに留まらず、ベトナムの象徴ともいえる国内最大の観光地である「ハロン湾」。世界遺産に相応しい風景と時間を満喫することができます。チャンアン複合景観と異なり、こちらは大型客船で遊覧するクルージングツアーとなります。
大小の奇岩を見学したり、小型ボートに乗り換えて鍾乳洞を探索したりとイベントは盛りだくさん。クルーズ船は催行旅行会社によって異なりますので、ハロン湾のツアーを選ぶ際は、旅行会社というよりは乗りたい船で選ぶのがいいでしょう。
また、日帰りはもちろん、1泊2日の船上泊ツアーもありますので、ハネムーンでハノイ旅行を計画している方は、豪華な時間を船上で過ごしてみてはいかがでしょうか。
ハノイの世界遺産ツアー。時間がない方も絶対に行くべき観光地はココ!
ハノイ旅行者は上記でご紹介した4つの世界遺産に訪れることができますが、短期滞在であれば4箇所すべての世界遺産を踏破することは現実的ではありませんね。そこで、どんなに時間がない方でも、ここだけは行ってほしい世界遺産が「チャンアン複合景観」もしくは「ハロン湾」となります。
ハノイ近郊の世界遺産のうち、「胡朝の城塞」と「タンロン城跡」の2つは史跡となりますので、ベトナムの歴史に興味がないと、なかなか楽しむことはできません。
一方でハロン湾とチャンアン複合景観は子供から大人まで楽しむことができ、ともに満足度が高いので、いずれか1つは最低でも訪れてほしいところです。
ハノイの誇る世界遺産「チャンアン」と「ハロン湾」現地ツアーの選び方
ハノイ旅行者におすすめしたい「チャンアン」と「ハロン湾」ですが、いずれもどの旅行会社も必ず催行している人気の現地ツアーとなります。しかし、上述したように、ともに湾内を船で遊覧し、またチャンアンもハロン湾もカルスト台地となるので、望める風景にそれほど大差はありません。
しかし、「ローカルなベトナム時間を満喫したい」、「手つかずの大自然を望みたい」という方は、ハロン湾よりもチャンアンの方が好みとなるかもしれません。
一方で「ロマンチックな時間をおくりたい」という方を中心に、カップル夫婦であればハロン湾の方が人気があります。
そのため、どちらの世界遺産を選ぶかは完全に好みとなるので、現地の写真を見比べながら、自分が出会いたい風景の観光地を選ぶのがいいでしょう。
ハノイの世界遺産に訪れる現地ツアーを厳選して紹介!
ここではタビスパが提携している複数の旅行会社が取り扱う、ハノイ旅行者が参加できる世界遺産ツアーを厳選して紹介します。
優雅な船旅を保証!ハノイ発「バイト号で行くハロン湾」現地ツアー
日本人に人気のバイト号に乗船するハロン湾現地ツアー。日本語ガイドが終始案内してくれるので、安心して観光に徹することができます。
また、クルーズ船に乗船する前に、現地の市場も見て回るのが、当旅行会社のオリジナル。昼食はもちろん新鮮なシーフードを頬張り、さらに鍾乳洞の探索も付いています。甲板から望む景色ももちろん絶景です。
ハノイから行く世界遺産「チャンアン+ホアルー」現地ツアー
一方でよく吟味した結果、ハロン湾ではなくチャンアンを選択したハノイ旅行者におすすめしたいのがこちらの現地ツアー。チャンアンのボートトリップとホアルー(皇帝の廟)を巡る日帰りツアーです。
ホアルーもチャンアン複合景観に含まれている世界遺産となりますので、ゆっくりと見学していってください。
チャンアンのボートトリップでは、仏教寺院や映画「キングコング」のロケ地見学もできます。
タンロン城行きならハノイ旅行の大定番「市内観光ツアー」に参加しよう
タンロン城行きのツアーを探すならば、半日ハノイ市内観光の現地ツアーに参加するのが手っ取り早いです。
こちらのツアーは午前発でお昼の12時にホテル解散だから、非常に効率がいいです。タンロン城跡の他にもホーチミン廟、一柱寺、文廟、旧市街など要所を回ってくれるので、自分でタクシーに乗って回る手間が省けます。
ハノイ郊外陶磁器の村見学とセットの1日ツアー「市内観光+バッチャン村」現地ツアー
ハノイ郊外には陶磁器の村となる「バッチャン村」があります。アジアを代表する陶器のバッチャン焼きが作られる唯一の村となり、現在は観光地化されて、幾つかの工房を見学することができます。
こちらはタンロン城跡含む市内観光とバッチャン村見学がセットになった、1日日帰り現地ツアーとなります。
もともとバッチャン村に興味があった、という人にとっては一石三鳥。市内観光と世界遺産、そしてバッチャン村の3つを同日に観光することができます。
ハノイ旅行で世界遺産を巡ろう!現地ツアーは事前に予約を
ホーチミンとハノイを比べたとき、大きな相違点の1つが「ハノイ旅行では世界遺産巡りができる」ことが挙げられます。意外かもしれませんが、ホーチミンには世界遺産がありません。
もし世界遺産観光を目的にハノイ旅行を計画しているならば、ここで紹介した現地ツアーに申し込んでみてはいかがでしょうか。現地ツアーによっては、希望する日に催行していないこともありますので、なるべく早めに予約をして日取りを決めておくのがおすすめです。