2月＆3月ハノイ旅行！気温や服装、観光情報を在住者が解説
ベトナム・ハノイの2月と3月の現地観光情報を在住者が詳しく解説。現地の気温や服装、観光のポイントなどを紹介します。2月と3月は学生旅行シーズンでもあるので、該当する人も是非ご覧ください。
また、2月と3月はハノイ観光に最適な時期です。航空券やホテル代金も安いので、これを機会にハノイ旅行を計画してみてください。
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ハノイの2月＆3月の平均気温は18～20度。服装は秋冬の格好が望ましい
ハノイの2月＆3月の平均気温は18度から20度となり、日本の秋の10月頃と同等の気温となります。日によっては日中観光は半袖でも可能ですが、午前中や夕方以降は長袖だけでなくジャンパーが必要な日もあります。
3月頃から気温は徐々に上がってくるので、少しでも暑いハノイを感じたい人は、3月に旅行を計画するといいでしょう。
2月＆3月のハノイ旅行。肌寒いけど天気は良好！「乾季」を満喫
2月＆3月のハノイ旅行は気温こそ低いですが、天気自体は快晴の日が多いです。月間の降水日数は約10日となるので、4～5日間の旅程を組む場合は、滞在中1度か2度くらいはスコールに遭遇するかもしれません。
ただし、季節は乾季となるので、2月と3月は基本的に屋外観光に適した時期となります。
2月＆3月のハノイ旅行で最適なお土産とは？
2月＆3月のハノイ旅行では以下のお土産を買っていってはいかがでしょうか。
◇YUGOCのビナクレープ（バインケップゴー）
YUGOC/ユーゴックはベトナム土産ブランドで、旅行者向けのパッケージデザインと特産＆伝統食品を販売する会社として注目されています。
YUGOCの「Vina Crepe（ビナクレープ）」はベトナム伝統お菓子を旅行者向けに商品化しています。まとめ買いにもぴったりです。
YUGOC公式HP：https://yugoc.com/
◇Anne’s Maisonのジャコウネココーヒー豆
ハノイ旧市街にあるコーヒーと雑貨の専門店Anne’s Maison/アンヌメゾンでは、高品質＆正真正銘のジャコウネココーヒー豆を販売しているお店として知られています。
それ以外にも高品質の珈琲豆やハス茶も取り扱いがあります。
住所：119 Hang Buom St. Dist.Hoan Kiem. Ha Noi
2月は旧正月に注意が必要。事前にお店や現地ツアーの営業確認を
ベトナムの正月は旧暦で祝うため毎年日付が変わりますが、多くは2月中に設定されます。旧正月はおよそ1週間から10日間ほどの連休となるので、この時期は航空券やホテル代が高くなったり、お店が閉店するため、観光スケジュールの変更を強いられるかもしれません。
2月＆3月は航空券＆ホテル代も安い！ハノイ旅行に最適
2月＆3月はハノイ観光のベストシーズンではありますが、旅行者が多く訪れる時期ではないため、航空券とホテル代は安く、フラッシュセールもよくやっています。ただし旧正月期間中は高いので注意してください。
また、ハノイの現地ツアーは催行人員に達しない可能性もあるので、できるだけ早めに申し込むのがおすすめです。
2月＆3月のハノイ旅行でホテルのプールは泳げる？
2月＆3月にハノイ旅行を検討している人の中には、日本の真冬の時期にベトナムで泳ぎたいと考得ている人もいるでしょう。
気温だけを見ると肌寒いので、泳ぐのは少し勇気がいます。ただし、日本よりも湿度が高い分、体感的には暑く感じることもあり、欧米人はホテルの屋外プールで普通に泳いでいます。
4つ星以上であれば大抵のホテルに屋外プールがついていますが、広いプールで泳ぎたい場合は5つ星ホテルを選ぶのが良いでしょう。また、旧市街にはあまりプール付きホテルは見かけませんので、ホアンキエム湖周辺やタイ湖エリアでホテルを探すのが良いでしょう。
2月＆3月のハノイ旅行で市内観光を満喫するコツ
2月＆3月のハノイ旅行で市内観光を楽しむコツとして、以下を覚えておきましょう。
・行きたい場所はルートを考えておく
・博物館は2か所程度に抑えておく
・旅行日数が少ない場合はホーチミン廟エリアは行く必要なし
ハノイの市内観光は博物館や歴史史跡巡りがメインとなり、いずれもタクシーやGrabが必須となります。あまり博物館に興味がないならば、無理していく必要はありません。
また、ホーチミン廟エリアを周る場合、近くのタンロン城遺跡も見学する人が多いですが、このエリアをすべて回ると、それだけで1日が終わってしまうので、こちらもよほどベトナムの歴史に興味がある人以外はスルーしてもかまいません。
ハノイのタイ湖はぜひ足を運んでほしいお洒落エリア
ハノイ市街から車で15分北上したタイ湖エリアは、美しい湖畔にヴィラやカフェレストラン、雑貨店が建ち並ぶお洒落タウンです。
インターコンチやパンパシフィック、シェラトンといった高級ホテルもあります。
お洒落なカフェで湖を眺めながらベトナムコーヒーを啜る。そんなゆっくりとした時間もハノイ旅行らしいですね。
2月＆3月は学生旅行シーズン。「バッチャン村+ハロン湾」ツアーに参加しよう
2月＆3月は学生のゼミ旅行や卒業旅行のシーズンですね。この時期にハノイ旅行を検討している学生団体は、効率的に郊外エリアを周れる「バッチャン村+ハロン湾1日観光ツアー」に参加してみてはいかがでしょうか。
通常はハロン湾だけの1日ツアーとなり、バッチャン村へ行きたい場合は別日に行くことになります。
しかし、旅行日数が短い場合や、少しでも旅費を節約したい学生は、1日に行くのが効率的です。
ちなみに1日ハロン湾ツアーとこちらのツアーを比較すると、ハロン湾の主要のルートはほぼ同じなのでご安心ください。
2月＆3月のハノイ旅行でハロン湾はおすすめできる？
ハノイ旅行者の多くはハロン湾の現地ツアーに参加しますが、2月と3月の現地事情を紹介します。
まず結論から言うと、ハロン湾観光は2月も3月もおすすめできますが、どちらかと言うと3月の方が満足度は高いかもしれません。
2月のハロン湾は霧が多いため、クルーズ船のサンデッキから見るハロン湾の風景は霞んで見える日が多いです。
良く言えば幻想的な風景ですが、やはり湾内の壮大な自然風景を目の当たりにしたい人は、霧が少ない3月以降がおすすめです。
2月＆3月のニンビン省（チャンアン＆タムコック）観光は楽しめる？
ハロン湾と並ぶ人気の世界遺産が「チャンアン＆タムコック」です。ハノイ旅行者の中には「ハロン湾とチャンアンどっちに行くか迷ってる」、「2月と3月のニンビン省ツアーは楽しめる？」と疑問に思う人もいるでしょう。
天候や気温はハロン湾と同じですが、チャンアンやタムコックでは霧はそれほど発生しないので、2月ならニンビン省が良いかもしれません。
また、ハロン湾はクルーズの遊覧と鍾乳洞見学がメインとなりますが、ニンビン省ツアーでは絶景トレッキングや手漕ぎボート遊覧、アジア最大級の寺院見学など、陸での観光も多いです。
＞＞ハノイのニンビン省行き現地ツアー一覧
まとめ：2月＆3月のハノイ旅行を成功させる重要な要素
今回は2月及び3月のハノイ現地の天候や観光情報を詳しく解説しました。この時期は乾季のため雨の心配はそれほど必要ありません。ただし、ハロン湾は霧が多いためニンビン省の方がおすすめであることや、ハノイ市内観光は博物館や歴史名所はほどほどにするなど、幾つか気をつける点もあります。
ハノイは市内観光の移動でもタクシーが必要ですし、ハロン湾など郊外ツアーはどれも丸1日ツアーとなるので、短期旅行者は日本を発つ前にしっかりと滞在中の観光ルートを考えておきましょう。
Writer／この記事を書いた人
古川 悠紀トラベルライター
大学卒業後、日本で販売店営業、外資（米国）メーカー勤務を経て2011年にベトナムのホーチミンに移住。トラベルライターとして東南アジア各国を周遊・居住し旅行生活経済の記事を請け負う。実績にAll About、阪急交通社、自著「ベトナムとビジネスをするための鉄則 55」、寄稿「トリコガイドベトナム（アルク出版）」、「複住スタイル（英和出版）」、下川裕治著/編に記事の寄稿等がある。