ハノイの観光エリアを徹底紹介!

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北部にある首都ハノイは、ベトナムの政治や文化、そして芸術の中心地。この街は、近代的な建物がずらりと立ち並んでいる一方、歴史のある昔ながらの街並みも今に残しています。また、グルメやショッピングなど、旅の楽しみのすべてを兼ね備えています。そんなハノイを旅行するならば、まず知っておきたいのが「観光エリア」ではないでしょうか。

ハノイの観光エリアは広域に跨っていますので、日本にいるうちからしっかりと学習しておかないと、現地で満足いく観光ができないかもしれません。日本に帰国したあとに、「えっ!こんな素敵な観光地があったの!」とがっかりすることのないよう、今回はハノイ旅行でマストで覚えておきたい観光エリアをご案内します。

目次

    ベトナムの首都「ハノイ」の概要

    経済発展がめざましい東南アジアの一国ベトナム。その首都であるハノイは、ベトナムにおける政治と文化、そして芸術の中心地です。また、11世紀から李朝の首都として栄えた、長い歴史を有する都市でもあります。

    この街は首都らしく、近代的な高層ビルが立ち並んでいますが、その一方では、美しい湖の景色や昔ながらの伝統的な街並みが残っているのが魅力。新旧のベトナムをともに体感できる多面的な魅力をそなえた街、それがハノイだということができるでしょう。

    また、ハノイはフォーやブンチャーなど、本場のベトナム料理を堪能できるグルメタウン。観光客向けのレストランはもちろんのこと、至ることにあるローカル食堂などで、地元の人たちに交じって食べるベトナム料理は格別なものがあります。

    ハノイ市内の観光エリア

    ハノイ市内の観光エリアは大きく分けて「ホアンキエム湖周辺」、「ホアンキエム湖南部」、「旧市街」、「タイ湖」、「ホーチミン廟周辺」の5つ。いずれも初めてのハノイ旅行であれば歩いてほしい観光エリアです。

    ホアンキエム湖周辺

    ハノイ市街の中心となる観光エリア。ガイドブックでも観光の中心として紹介されていますが、その象徴的な存在となるのが、大亀と宝剣の伝説が残されている「ホアンキエム湖」です。「ホアンキエム」とは、「剣を還す」という意味があるのだとか。この湖の中の島にある玉山祠には、大亀の剥製もあります。湖周辺には「ハノイ大教会」、「水上人形劇場」といった観光スポットがあり、いずれも歩くことが可能。

    旧市街

    この「ホアンキエム湖」の北部に広がっているのが、ハノイ市内最大の観光エリアである「旧市街」。かつてハノイに王都が置かれていた時代の商業都市で、中華建築とフランチコロニアルの建物が混じり合っている不思議な雰囲気のある街です。

    この「旧市街」はもともと、王族に献上するための品々をつくる職人たちの街だったのだとか。当時、同業者ごとにまとまって住んでいたため、それぞれの通りには取り扱う商品の名前が付けられています。そんな通りが36ほどあるため、この「旧市街」は別名「ハノイ36通り」とも呼ばれています。

    ホアンキエム湖南部

    一方、ホアンキエム湖南部は歴史の学習にもってこいのエリア。フランス植民地時代の遺産である「ホアロー収容所」や、ローカル市場の「ホム市場」。ベトナムの歴史を学べる「国立歴史博物館」や「革命博物館」、「女性博物館」などが点在しています。すべて行く必要はありませんので、概要を調べて興味があるスポットを2つか3つ回るのがいいでしょう。

    タイ湖(西湖)

    旅行者にとってはホアンキエム湖が最もなの知れた湖となりますが、「タイ湖(西湖)」はハノイで一番大きく、一番美しい湖として現地人に知られています。観光エリアとなるのはタイ湖東部。5つ星ホテルのインターコンチネンタルやシェラトンのある周辺には「鎮国寺」や「西湖府」などが湖に沿って建つ他、トリップアドバイザーでも人気の高いレストランやスパもあります。プチリゾートチックな穏やかな観光散策を楽しみたいなら、タイ湖が一番おすすめです。

    ホーチミン廟周辺

    ホアンキエム湖からタクシーで西に15分から20分ほど走ったところにあるホーチミン廟。革命家ホーチミン氏の遺体が安置されている場所で、敷地内には「ホーチミン博物館」、「ホーチミンの家」といった同氏ゆかりの名所があります。また、周辺には世界遺産の「タンロン遺跡」や「文廟」、「ベトナム軍事歴史博物館」といった見ごたえある観光スポットを半日ほどかけて巡ることができます。ただ、ベトナムの歴史に興味がなかったり、小さなお子さん連れのファミリー旅行であれば、スルーしてもいいかもしれません。

    ハノイ郊外の観光エリア

    滞在日数に余裕があるならば、ハノイ郊外にも足を運んでほしいところです。ハノイの郊外は自然景勝地が多くありますが、いずれも自力で行くのは困難で、ツアーに参加するのが普通となります。ハイシーズンは毎日催行しているものの、定員オーバーで参加できない可能性もあるため、なるべく早くに予約するのがおすすめです。

    ハロン湾

    ベトナムにある世界遺産のなかでも、もっとも有名だといっても過言ではない「ハロン湾」。湾内に大小3,000もの奇岩や島々、洞窟が存在していて、それらを大型客船に乗って鑑賞することができます。1泊2日のクルーズツアーもあり、こちらも日本人に人気。

    ニンビン省

    ハノイ南部。ハロン湾に行く道中にあるニンビン省は、ベトナムが中国から独立して最初に遷都した都のある町。世界遺産のチャンアンやタムコックといったボートクルーズを楽しむことができ、圧倒的な自然風景の中、非現実的な時間を体験することができます。

    サパ

    ラオカイ省の州であるサパは、山岳高原地帯の観光エリア。中国雲南省の国境に接していて、陸路で中国に入国することも可能。旅行者の間ではサパに暮らす少数民族との交流ツアーが人気。ハノイ市街から6時間程度といささか遠いのが難点。

    バッチャン村とドンホー村

    ドンホー村は、昔話を描いた版画をつくっているドンホーが有名の小さな村。また、バッチャン焼きという焼き物で有名なバッチャン村も、ハノイの郊外に点在しています。いずれも半日観光で行くことができますので、上記の観光エリアよりは比較的気軽に立ち寄ることが可能。

    まとめ

    発展めざましいベトナムのハノイ。その新旧入り混じるこの街には、ベトナムの今と昔が詰まっています。郊外で世界遺産に触れるのもいいですし、市内で本場のベトナム料理やスパを楽しむのもおすすめ。旅行の楽しみのすべてが、この街にはあふれています。ぜひ足を運んでみてください。きっと忘れられない旅の体験が、あなたを待っていることと思います。

    Writer/この記事を書いた人

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    古川 悠紀
    トラベルライター

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    大学卒業後、日本で販売店営業、外資(米国)メーカー勤務を経て2011年にベトナムのホーチミンに移住。トラベルライターとしてベトナムを中心に東南アジアの旅行・生活・経済の記事を請け負う。実績にAll About、阪急交通社、自著「ベトナムとビジネスをするための鉄則 55」、寄稿「トリコガイドベトナム(アルク出版)」、「複住スタイル(英和出版)」、下川裕治著/編に記事の寄稿等がある。