ホーチミン2泊3日(3日間)モデルコースを紹介!ツアー内容や満足度の本音を紹介
ベトナムのホーチミンに2泊3日(3日間)のツアーに参加した場合のモデルコースを紹介。気になる現地の過ごし方や満足度を正直に解説します!
ホーチミン「2泊3日(3日間)ツアー」の落とし穴。絶対に注意して
ベトナムのホーチミン旅行の「2泊3日(3日間)」ツアーに申し込むに当たって、絶対に注意してほしいことが、「本当に2泊3日かどうか」であることを確認することです。
海外旅行では深夜便に機内泊があるため、〇泊〇日ではなく「〇日間」という表記が普通に使われています。ホーチミンツアーを見ていて、「3日間」とあるため「あ、2泊3日のプランだ」と勘違いしないようにしてください。3日間の旅程であっても、行きもしくは帰国で日を跨ぐ機内泊が1日でもあれば、それは1泊3日のツアーとなります。3日間の旅程は海外旅行としては非常に短いため、機内泊ではなく「同日帰国=2泊3日」のツアーに申し込むようにしてください。
2泊3日ではなくほとんどは1泊3日!ただし5万円でホーチミン旅行に行ける!
実際に旅行会社のパッケージツアーを見てみると、ほとんどの旅行会社は2泊3日ではなく1泊3日となり、行きか帰りのどちらかが機内泊となります。ホーチミンのホテルには1泊しかできないのは残念ですが、その分料金は安く、LCC(ベトジェットエア等)だと5万円台、ベトナム航空でも8万円台で申し込むことができます。円安及び燃油サーチャージが少しでも解消されてくれば、さらに安く行くことができるでしょう。
2泊3日(1泊3日)モデルコース:1日目はホーチミンお昼着
今回紹介するのは、オーソドックスなホーチミン旅行プランです。2泊3日(1泊3日)となりますが、内容は午前発中部国際空港、同日13時ホーチミン着となります。東京発の場合は、初日は多くのツアーで深夜0時羽田発、同日朝6時ホーチミン着の日程となります。
東京か関西かのどちらかからホーチミンに行くかでモデルコースが異なります。ちなみに関西発の場合は翌日深夜0時ホーチミン発、中部国際空港着が7時30分となり、羽田便は翌日17時頃にホーチミン着、翌深夜1時羽田着となります。羽田便の場合は深夜1時着なので電車が終電を迎えています。羽田近くのホテルに宿泊するか、車で来るかを事前に考えておくのがいいでしょう。
上記関西のモデルコース(パッケージツアー)であれば、ホーチミンには13時着です。早速観光を楽しみたいところですが、博物館など観光スポットを巡ると、すぐに日が暮れて滞在時間が僅かとなってしまいます。
おすすめモデルコース:カフェでまったり&ドンコイエリアで買い物
ベトナムの伝統をテーマにしたカフェや西洋風のお洒落カフェなど、さまざまなお店がホーチミン中心部に集まっています。カフェでまったりと次行くお店についてパートナーと話す時間も良いでしょう。
ちょっといいところのレストランやスパへ行く場合は、この時点でお店を決めて予約しておきましょう。
旅行者のホーチミン中心部における散歩エリアは、市民劇場の建つドンコイ通り、隣のグエンフエ通り、及びベンタイン市場まで続くレロイ通りです。
レロイ通りには数百のお店が入るサイゴンスクエアや日本の高島屋のあるサイゴンセンターが象徴的です。
2回目以降のホーチミン旅行者なら行く必要はありませんが、初めてならば東南アジアの市場の活気を肌で感じるためにも、必ず訪れてほしいところです。
ホーチミン2泊3日(1泊3日)モデルコース:ディナーは高級ベトナム料理店
ディナーはホーチミン中心市街地でとるのがいいでしょう。旅行者向けのベトナム料理レストランがたくさんあります。伝統的なベトナム料理もおすすめですが、かつて70年以上フランスの植民地時代をおくってきたベトナムです。町中にはフレンチレストランやベトナムとフレンチのフュージョン料理を扱うお店も多いです。ネットで調べて予約してから行くのが良いでしょう。
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夜はサイゴン川ディナークルーズの現地ツアー参加もおすすめ!異国情緒に浸れる
また、サイゴン川ディナークルーズに参加するのもおすすめです。こちらは事前予約が必要です。
■インドシナ号
ジャンク船を再現した客船で雰囲気はベトナムの伝統がコンセプト。自分が座るテーブル席の間近で伝統舞踊を鑑賞できます。料理はビュッフェスタイルです。
■ベンゲー号
昔から旅行者に人気の大型客船。広々とした船内で、ステージ上では常に何かしらのイベントがあります。甲板に出てサイゴン川とホーチミンの素敵な夜景を眺めるのも良いでしょう。
料理はセットメニューとなりますが、どれも美味しいのでご安心ください。
■水上人形劇場+ベンゲー号
こちらはベトナムの伝統娯楽である水上人形劇場とベンゲー号のディナークルーズがセットになった現地ツアーです。
水上人形劇はベトナム観光の定番ですが、それだけだと少し物足りません。一夜で2つのナイトスポットを楽しめるのでおすすめです。
ホーチミン2泊3日(1泊3日)モデルコース:2日目午前中は贅沢スパ
ホーチミン2泊3日(1泊3日)モデルコースでは、2日目の午前中は高級スパで贅沢パッケージコースを楽しみましょう。スパのオープンは大体9時からとなるので、10時~12時の2時間コースが良いかもしれません。
1泊3日の場合は深夜便で帰国するので、この時にホテルをチェックアウトする必要があります。荷物はホテルのレセプションに預かってもらうと良いでしょう。
ホーチミン2泊3日(1泊3日)モデルコース:午後発ホタル観賞ツアー
スパを終えたあとは、「午後発メコンデルタ・ホタル観賞ツアー」に参加しましょう。メコン川のジャングルクルーズ(ボートの川下り)だけではなく、雄大なメコン川に沈む夕日や、オープンエアレストランで食べるベトナム料理、そして川べりの水草にとまる無数のホタルを鑑賞することができます。
朝発日中開催のメコンツアー(ジャングルクルーズ)は日本人旅行者の定番ツアーとなっていますが、行く先々は旅行者向けにできた施設を巡るだけなので、あまりメコンの自然の雄大さを感じることはできません。
一方でこちらのツアーは、似たような工程を巡るものの、メインはメコンの大河をスピードボートで巡ったり、ご覧のような幻想的な夕暮れと夜景、ホタル観賞にあります。一生ものの思い出になるので、是非ご参加ください。ちなみに予約は1日前だと車の手配ができない可能性が高いので、数日前に手配ください。
ホーチミン市内観光を楽しむなら何して過ごす?
ホーチミンの市内観光に徹するのであれば、博物館巡り、雑貨店巡り、スパ、カフェ巡りなどが王道。最近はお洒落なタオディエン地区の散策や、ローカル度満点のトゥードゥック市の散策なども人気ですし、ベトナム最大規模の中華街「チョロン」も観光地として王道です。
ホーチミン2泊3日(1泊3日)モデルコース:帰国便まで最後の過ごし方
上記のホタル観賞ツアーに参加する場合、ホテルに帰宅するのは21時30分~22時となります。時間的にはちょうどツアーガイドが迎えに来てくれる頃合いとなるので、そのまま空港へ向かい、帰路につくことになります。
一方で少し時間が余っているのであれば、ホテル周辺散策をして、最後のホーチミンの時間を満喫してください。この時間であれば、まだ多くのレストラン、カフェ、雑貨店が営業しているので、買い物や食事の時間も取れるかもしれません。
ただし、「屋台料理」はおすすめしません。旅慣れている人であってもお腹を壊す可能性は十分ありますし、飛行機の中で発症したら横になることもできずに日本到着まで苦しむことになります。
2泊3日ホーチミンのツアーの本音「満足度は40点」ただしホタル観賞ツアーですべて報われる!
今回ご案内したホーチミン旅行2泊3日(1泊3日)の最大の欠点は、「2日目は丸1日遊べるが、その日の深夜便で帰国する」ということ。2日目は思いっきりホーチミン観光を楽しみたいので、やっぱり夜はホテルに宿泊したいですよね。それを考えると、2泊3日(1泊3日)は少々物足りなさがあります。
土日祝+有給をとって、3泊4日(4日間)のモデルコース(ツアー)を組んだ方が10倍満足度が上がります。これからホーチミン旅行を計画している方の中に「弾丸トラベルを試したい」と考えている方で2泊3日のツアーに参加する場合は、現地で効率よく観光するために、今回紹介したモデルコースのように、日本にいるうちからタイムスケジュールを細かく作っておくことをおすすめします。