ホーチミン観光3泊4日モデルコース紹介!予算と穴場も案内!
ベトナムのホーチミン旅行3泊4日(4日間)のモデルコースを紹介。予算や穴場観光スポットを考慮した旅行プランをご案内するので、どの旅行者層も高い満足度を保証します。
ホーチミン3泊4日(4日間)のモデルコース。機内泊の有無を確認しよう
ホーチミン旅行は3泊4日(4日間)から楽しむことができますが、機内泊があると現地の滞在時間が大きく変わります。日本の旅行会社では夜便を使うパッケージツアーが多く見受けられます。
パターン①
1日目:朝/日本発ホーチミン着(夕方)
2日目:終日観光
3日目:夜/ホーチミン発
4日目:朝/日本着
パターン②
1日目:朝/日本発ホーチミン着(夕方)
2日目:終日観光
3日目:終日観光
4日目:昼過ぎ/ホーチミン発日本着(夜)
上記の場合、パターン②は丸2日間現地滞在できますが、パターン①は1日しか終日観光できません。予算の兼ね合いもありますが、やはりたった1日の終日観光では十分に楽しむことはできませんので、できるだけ現地滞在時間が長いツアーを選ぶようにしてください。
傾向としてはHISはパターン①、JTBはパターン②のツアーを多く販売しています。
ホーチミン3泊4日のモデルコースで行きたいナイトスポットは3つ
今回ご紹介するホーチミン3泊4日のモデルコースでは、1日目の夜、2日目の夜、3日目の夜と計3日間ホーチミンの夜を楽しめます。そこで、以下では初めてのホーチミン旅行者が大満足のナイトスポットを簡単にご紹介します。
1.「サイゴン川ディナークルーズ」は客船を選べる!
サイゴン川ディナークルーズは現地ツアーに予約することで参加できるナイトスポットです。
ベンゲー号やインドシナ号など幾つか客船があります。クルーズ船によって料理がセットメニューかビュッフェか、船内の催し物なども異なります。子供からお年寄りも楽しめるので、家族旅行におすすめです。
ジャンク船を模した「インドシナ号」伝統舞踊を楽しめる
大型客船「ベンゲー号」ベトナムらしいイベント盛りだくさん!
2.ホーチミン中心の市民劇場で定期開催「アオショー」
アオショー(Ao Show)はホーチミン市民劇場(オペラハウス)で1週間に2~4日ほど開催しているショーです。劇場のステージで催されるショーは、ベトナムの昔と今の変遷を再現。音声はなく、音と光、演者の動作だけなので、誰でも見て楽しめます。
チケットは5000円~1万円と少々高いですが、その価値は感じられるはずです。
公式HP:https://www.luneproduction.com/
3.農村の伝統娯楽「水上人形劇」。ただしこれだけだともったいない!
ガイドブックでもお馴染みの水上人形劇は、毎日催行してる北部発祥の人形劇。ベトナムの伝統となるので一見の価値はありますが、正直言うとそこまで面白いものではありません。
そのため、これだけで夜を終えるのはもったいないので、上記で紹介したサイゴン川ディナークルーズと併せて行くのがおすすめです。
ホーチミン3泊4日のモデルコース1日目:初日はタンディン教会観光+大衆グルメを堪能
ホーチミン3泊4日(4日間)モデルコースの初日1日目は、昼過ぎにホーチミンに到着を想定。ホテルでゆっくりした後は、タクシーに乗ってタンディン教会へ向かいましょう。
ガイドブックに王道として掲載されているサイゴン大教会(聖母マリア教会)は、長らく修理工事中のため美観が損なっています。一方で近年注目されているのが、こちらのピンクの外壁をしたタンディン教会です。
周辺には屋内市場や食堂、現地人向けのカフェ等もあるので、初日から早速ベトナムの雰囲気に浸かることができます。
ホーチミン1日目の夕方:日用品の調達と人気レストランで贅沢ディナー
タンディン教会周辺観光を終えた後は、市街地に戻って日用品の調達です。ドンコイエリア周辺はコンビニがあるので、一通りの日用雑貨は揃えることができるはずです。
夕方のディナーはちょっと贅沢に、ベトナムとフレンチのフュージョン料理はいかがでしょうか。3泊4日の短期旅行なのだから、少しは財布の紐を緩めても罰は当たりません。
ホーチミン1日目の夜:スカイバーで夜景を眺めながらアルコールを楽しむ
ホーチミンにはビルの屋上にオープンしているスカイバーが幾つもあります。良いところが見つけられない人は、5つ星ホテル内の屋上バーもおすすめです。ドンコイにあるシェラトンやマジェスティック、レックスホテルは有名です。
ホーチミンシティのライトアップはベトナムの発展の象徴。目を見張る煌びやかさがあります。
ホーチミン3泊4日のモデルコース2日目:現地ツアーに参加!ベトナムの大自然を堪能
ホーチミン3泊4日モデルコース2日目は、現地オプショナルツアーに参加しましょう。ベトナム旅行に大自然を求めている人も多くいるはずです。ホーチミンから行けるメコンデルタは、アジアを象徴する自然エリア。しかし、旅行者が自力で行くことは困難のため、メコン含む郊外エリアを観光する際は、必ず現地ツアーに参加することになります。
日本人出張者に人気のカンザー(マングローブ)ツアー。旅行者も大絶賛!
ホーチミンから行ける自然エリアは、「カンザー」と「メコンデルタ」の2か所となります。カンザーはアジア有数のマングローブの森を見学でき、その湿地帯は目を見張るほど広大です。ホーチミンや東南アジアに出張で何度も訪れている人の多くは「メコンよりもカンザーの方が大自然を感じられる」と言います。シーズンによってはカンザーに行く道中に塩田見学もできます。
日本人旅行者の王道のメコン。近年の人気は「午後発ホタル観賞ツアー」
メコンツアーと言えば、日中に楽しむジャングルツアーが有名ですね。しかし、ジャングルツアーは観光用に造られた小川を下るだけで、しかも世界中の団体ツアー客が集まるため、人でごった返しているのが残念。
そこで昨今の人気は午後昼過ぎに出発する夜のメコンツアーです。夕暮れの幻想的なメコン川をスピードボートで疾走し、さらに夕食後は川べりでホタル観賞を楽しめます。どの旅行者層からも非常に満足度と評価が高く、筆者も一押しのツアーとなります。
ホーチミン3泊4日のモデルコース3日目:穴場&スパもあり!充実した市内観光プランを紹介!
ホーチミン3泊4日のモデルコース3日目。本日は終日観光最終日となるので、後悔しない滞在をおくりたいところです。本日はホーチミンの市内観光を楽しみますが、ガイドブックに載っているような戦争証跡博物館や統一会堂には行きません。もちろん王道スポットを巡るのも良いですが、「あまり博物館は興味ないかな」という人は、ここで紹介するモデルコースを参考にしてみてください。
ホーチミン3日目の午前:ベトナムの熱気を感じる「ベンタイン市場」散策。買い物の注意点
ベンタイン市場はホーチミンの象徴となる屋内市場。市民劇場から徒歩10分、タクシーで3~4分で行くことができます。市場内はご覧のように、まさにカオス。袖を引っ張られて「オニイサン、オニイサン」と声をかけられながら歩くことになります。
値段はほとんど決められていないので交渉制ですが、市場の中の一番外回りは、政府が運営しているお店で、定価制となっています。ここで買いたい雑貨の値段相場を確認し、そのあとに各お店と相場を下回る値段で交渉するのがおすすめです。なお、スリが多発しているので、チャックのないトートバッグやジーンズのバックポケットに財布を入れる行為は避けてください。
ホーチミン3日目の午後:西洋の町「タオディエン」で買い物&お洒落カフェを楽しむ
ホーチミンの市民劇場からタクシーで20分程で行けるタオディエン(Thu Duc市※旧2区)地区は、西洋の町並みが広がるエリア。バリ島のスミニャックのようなリゾート感漂う雰囲気があります。
お洒落なカフェやお土産店を歩くのがいいでしょう。ただし、徒歩で観光するには広いエリア図となるため、予め訪問するお店住所は控えておき、Googleマップでルートを作っておくのがおすすめです。
ちなみにホーチミン在住欧米人が多く暮らすエリアとなるため、欧米人経営の本場の西洋料理を食べることもできます。ベトナム国内でも1.2を争う物価の高い場所なので、予算を節約したい場合は食事は遠慮しておくのがいいかもしれません。
ホーチミン3日目の夕方:カップル女子旅におすすめ!高級スパで南国リラクゼーション
タオディエン観光を終えて1区中心地に戻ってきたあとは、高級スパでリラクゼーション体験をしましょう。友人カップルはもちろん、お一人様も大歓迎です。スパをコスパ高く楽しむポイントは「予約する」ことです。
事前に予約するだけで、手数料など取られることなく無料で以下の特典を受けることができます。
※特典はお店によって異なります。
- 割引
- シャワー&サウナ利用
- 個室手配
- 送迎サービス
ベトナムだからと気軽に予約無しで行く人もいますが、安マッサージであれば構いません。しかし、しっかりとしたスパに行くのであれば、事前に予約してから行くのがマナーです。特に個室を利用したいのであれば、部屋の清掃やタオルの交換、オイルの準備などがあります。
ホーチミン3日目の夜:最後の晩餐はベトナム料理。ホテルレストランもおすすめ
ホーチミン旅行最後の夜となります。ディナーは奮発して高級レストランに行くのが良いでしょう。高級といっても、物価安のベトナムです。一人予算3000~5000円でお腹いっぱい食べることができます。
また、5つ星ホテルのレストランではディナービュッフェを開催しています。美味しいと定評があるのは、「ホテルニッコー」、「ウィンザープラザホテル」、「インターコンチネンタル」です。また、ビュッフェではなく「ソフィテル」と「シェラトン」内のレストランは美味しいと評判があります。ビュッフェの予約は不要ですが、ソフィテルのフレンチレストランは要予約です。
ホーチミン3泊4日のモデルコース4日目:最終日はお土産購入&穴場カフェへ
ホーチミン3泊4日(4日間)モデルコースの4日目最終日。ホテルで朝食ビュッフェを楽しんだあとは、チェックアウト時間(12時)まで部屋でゆっくりしたり、屋外プールで南国の余韻に浸るのも良いでしょう。
スーツケースを預けられる場所はどこ?おすすめはスパ!
チェックアウト後はドンコイエリアを回ってお土産探しをするのも良いでしょう。しかし、スーツケースを引きずりながらホーチミンの町を歩くのは大変ですよね。そこでおすすめしたいのが、「スパを利用して、荷物を預かってもらう」ことです。
もちろんすべてのお店で預かってもらえるわけではありませんが、スパによっては「2時間コースを予約してくれたら、夜(閉店)まで預かってあげるよ」というお店もあります。※タビスパにお問い合わせください。
ホーチミン4日目の午後:お土産探しはドンコイ&グエンフエ周辺エリアがおすすめ
お土産探しはドンコイ通りがおすすめですが、コロナ後はお店の数が少なくなっているので、ドンコイだけでなく、その周辺のグエンフエエリアまで足を広げるのがおすすめです。
さらに、グエンフエ通りからベンタイン市場へ行く道中のレロイ通りには、雑貨店、カフェ、サイゴンセンターがあります。サイゴンセンターは日系高島屋となるので、こちらものぞいてみるといいでしょう。
また、カフェへ行くときは、少し観光エリアから外れてタクシーで行けるお店がおすすめです。ガイドブックに載っているお店は観光エリア中心に集中しているので、ネットで探してみるのが良いでしょう。
ホーチミン旅行プラン3泊4日(4日間)モデルコースのポイント
今回はホーチミン旅行プラン3泊4日(4日間)モデルコースを具体的にご案内しました。ホーチミンはガイドブックに掲載している王道スポットよりも、ネットで噂されているお店や施設の方が往々にして満足度が高い傾向にあります。今回紹介したモデルコースは、最低限押さえてほしい楽しみ方となるので、もしスケジュールに迷いが生じているときは、参考にしてみてください。