ホーチミンのフレンチ特集!ランチ&ディナー│レストラン紹介
ホーチミン旅行ではベトナム料理はもちろん、フランス料理も堪能していってほしいところです。長らくフランスの統治時代を過ごしていたベトナムでは、フランス文化がいまも庶民に根付いています。
最近はフランスで修業したベトナム人やホーチミン在住フランス人がオープンしたフレンチレストランが人気あり、外国人旅行者や富裕層のベトナム人の間で注目されています。
しかし、高級フランス料理と言えば「どのくらいの予算を考えておけばいいの?」、「子連れでも大丈夫?」といった素朴な疑問もあります。せっかくなら特別な日に最適なフレンチを選びたい、そんなお悩みはありませんか?
ホーチミン市内にはカジュアルなお店から高級フランス料理店まで、幅広いフレンチレストランが揃っています。この記事では、子連れでも安心して利用できるカジュアルなレストランからミシュランの味を楽しめる人気店まで、口コミや評価を基に厳選して紹介します。
ホーチミンのフレンチレストラン訪問前に知るべき注意点とポイント
ホーチミンでフレンチレストランを訪れる際には、事前予約やドレスコードなど、押さえておきたいポイントがいくつかあります。人気のレストランは事前予約が必須な場合が多く、特にディナータイムは早めに予約するのが安心です。
また、ドレスコードを設けているレストランもあるため、カジュアルな服装が不可の場合もあります。こうした事前準備を行うことで、スムーズにレストランを楽しむことができます。
ホーチミンのフレンチレストランを予約するときの留意事項
ホーチミンのフレンチレストランを予約する際は、多くの場合「料理ではなくテーブル席の確保」です。また、「個室は大人数での受付が基本」となるため、記念日だから、という理由で2人で個室利用はできないことが多いです(ベトナムは団体客が多いため)。
一部コース料理では料理を予約することができますが、この場合はドタキャンを避けるためネット決済で半額のデポジットを支払うのが通常です。
ホーチミンのフレンチレストランにおけるドレスコードとは?服装やマナー
ベトナムのホーチミンは大らかな南国の雰囲気が良いですが、一部高級店では服装指定となるドレスコードが設定されていることがあります。ただし、ベトナムのドレスコードは緩く、せいぜい「短パンとサンダルは不可」くらいで、女性のドレスコードはほぼありません。
また、このようなドレスコードを設けるお店はスカイバーのようなお店で、旅行者も多く利用するフレンチレストランではどんなに高級店であっても服装の指定はありませんので安心してください。
高級フレンチレストランのチップと諸税サービス料の関係
フレンチ含むベトナムの高級レストランでは、料理の値段以外にも消費税やサービス税が別途かかるのが普通です。メニューの端っこを見ると、決まって「++」とあります。これは税金を意味し、+の傍に詳細の税率と内訳の記載があるはずです。
通常「+=10%消費税」、「++=消費税+テーブルチャージ」、「+++=消費税+テーブルチャージ+サービスチャージ」となり、合計で15~20%掛かるのが通常です。
また、ベトナムでは通常5万ドン程度のチップをウェイターにわたすのが良しとされていますが、ほとんどのフレンチレストランではサービスチャージを払うので、ベトナム人はこれにチップ分も含まれていると考えるのが普通のため、別途チップをわたす必要はありません。
気軽に行ける!ホーチミン中心人気カジュアル・フレンチレストランはココ!
ここでは旅行者が低予算でも気軽に足を運べるカジュアル・フレンチレストランを紹介します。上述したように、お店に行く前はネットで「口コミの内容」、「営業時間」、「ランチの有無」などを確かめてくださいね。
ホーチミン市の中心エリア1区は、市民劇場やドンコイ通り、ベンタイン市場、聖母マリア教会などガイドブックでも定番の観光スポットが集まる観光エリアです。旅行者向けの人気フレンチレストランも多く、アクセスの良さから地元民よりも観光客に愛されている印象です。
日本人在住者が太鼓判!コスパ最強「Cocotte/ココット」
ホーチミン市内に3店舗構える老舗のフレンチレストラン。路地中にあるラフな装いが特徴。一人予算2000円程度でお腹いっぱい食べられます。
肉系はやはり質は低いので、それ以外の料理を頼むのがおすすめ。レタントン通り店はベンタイン市場の裏手近くなので、市場観光の折に立ち寄るのがベター。
住所:136/11 Le Thanh Ton St. Dist 1. HCMC
営業時間:10:00~23:00
高級フレンチはココ!口コミ評価で選ぶホーチミンのフランス料理店
ホーチミンで高級フレンチレストランを選ぶ際、口コミや評価は大きな判断材料となります。二人で行けば予算は1万円を超えてくるので、料理の見た目と雰囲気、味とともに失敗はしたくありません。
以下で紹介する高級フレンチレストランは、旅行者及び地元の人に高評価の人気店です。いずれも料理の質やシェフの腕前に定評があるレストランとなるので失敗がありません。ただし要予約となるので、事前に予約してから行きましょう!
ホーチミン市民劇場から徒歩5分!ミシュランの味を堪能「LE CORTO/ルコート」
ホーチミンのドンコイ通りにある市民劇場から徒歩5分にある「LE CORTO/ルコート」は、フランスで20年以上ミシュランのフレンチレストランで働いていた実績を持つシェフがオーナーのお店。
コースは6品で約1万5000円(税別)。観光エリアなのでラフな格好で行けるのが魅力です。アラカルトもあります。
ベトナムのホーチミンのフレンチレストランで味わう魅力
ベトナムのホーチミン市は昔コーチシナと呼ばれており、1858年よりフランスが侵略。ジュネーヴ休戦協定を結んだ1954年まで約100年間フランスの保護下にありました。フランス統治時代の影響は今でも多く、路上カフェや朝食のバインミー、コロニアル建築の建物など民間にすっかりと浸透しています。
今でもフランス語を学ぶ学生や、フランス留学するベトナム人も多く、フランスとの強い結びつきが感じられます。
フレンチをみると、フランスで修業したベトナム人や、ホーチミン在住フランス人が、フランスの食文化を伝えようとフランス料理レストランを開業しています。
人気のメニューには、フランスの伝統的な料理はもちろん、現地の新鮮な素材を生かした創作料理もあり、訪れる度に新たな発見があります。ホーチミンでフレンチレストランを訪れると、食事だけでなく、歴史と文化も味わうことができるのが大きな魅力といえるでしょう。
ホーチミンのフランス料理レストランの高級フレンチとカジュアルの違い
旅行者が足を運べるホーチミン市街地には、大きく分けて高級フレンチとカジュアルフレンチと2タイプのフランス料理レストランがあります。
高級フレンチレストランの特徴
高級フレンチレストランでまず言えるのは「雰囲気を大切にしている」ことです。間接照明が効いたムードの良い空間演出がされていて、シェフがお客のテーブル席で直々に鴨肉を切ってみせたり、フォアグラやトリュフといった高級食材もメニューに並んでいます。
また、公式ホームページで確認できるのですが、オーナーやシェフが過去にミシュラン店で働いていたり、5つ星ホテルの料理長を務めていたなど、申し分ない実績があります。
カジュアルフレンチレストランの特徴と注意点
一方でカジュアルなフレンチレストランは、肩ひじ張らずに楽しめるリーズナブルなメニューが提供されています。子ども連れ家族や若い人に配慮した料理は1500~3000円程度で楽しむことができ、予約も不要なところが多いです。
ただし、この手のフレンチレストランは注意も必要です。上述したように扇風機だけの蒸し暑い店内環境のお店も少なくありませんし、「えっ?これがフランス料理なの?」と目を疑いたくなるような料理が提供されることもあります。特に牛ステーキは固くて美味しくないお店が多い印象です。
子連れでも安心!家族向けのフレンチレストランの
ベトナムのホーチミンの観光エリアには子連れで安心して楽しめる家族向けのカジュアルなフレンチレストランも充実しています。ただし、お店によってはエアコンが効いていなく扇風機であったり、部屋がスタッフの態度が良くない、部屋が薄暗いところもあるため、お店選びは慎重になりましょう。
また、カジュアルなフレンチレストランは週末には子ども連れの家族や若者のベトナム人客が多く訪れるため、和やかな雰囲気であるものの、いささかムードには欠けます。料理の質はネットの口コミで確かめるのがいいでしょう。
ホーチミンで安くフレンチを堪能したいなら「ランチタイム」がおすすめ
ベトナムのホーチミンは日本でいう東京であり、日本人旅行者が訪れる1区市街地や2区タオディエン地区は、銀座青山に相当します。そのため、やはりフレンチレストランとなると値段は高めです。
そこで、安く美味しいフレンチを楽しみたい旅行者におすすめしたいのが「ランチタイムを狙う」ことです。平日であれば昼時でもランチタイムはそれほど混み合いませんし、気軽にセットメニューを楽しむことができます。
ただし、高級フレンチレストランは逆にランチの時間帯は営業していないこともあります(夕方のみ営業など)。そのため、レストランに訪れる際は、必ず営業時間を確認してください。
また、ワインを頼まないだけでも予算の節約になります。
ホーチミンのフレンチレストラン(フランス料理)の予算・値段は?
ベトナムのホーチミンでフランス料理を楽しむ際の予算は、レストランの雰囲気や料理の種類によって幅広く異なります。一般的なカジュアルフレンチでは、ランチで約15万~40万ドン、ディナーで40万~60万ドン。
一方、高級フレンチレストランでは、ディナーのコース料理で150万~300万ドンが予算、アラカルトは一品20万~60万ドンが値段感となります。アラカルトはアペタイザーやスープ、サラダ、メイン、スイーツなどカテゴリに分けられてありますが、ベトナムのフレンチレストランでは順番に頼む必要はありません。
ホーチミン旅行でフレンチレストラン(フランス料理)を楽しむコツ
今回はベトナムのホーチミン旅行でフレンチ(フランス料理)レストランを楽しむ際に役立つ情報とおすすめレストランを紹介しました。
ホーチミンにはさまざまなスタイルのフレンチレストランが揃っているので、雰囲気や予算によって幅広くお店を選ぶことができます。ホーチミンでのフレンチ体験を通じて、旅や記念日を彩る素敵な時間を過ごしてください。