ハノイ旅行で生理がきた!スパや観光の過ごし方をご案内

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ベトナムのハノイ旅行を計画しているけれど、当日は生理の予感……。「観光やスパ、ツアーの影響はある?」、「現地で生理用品は買える?」などと不安は多々あります。

今回は女性必見、ハノイ旅行中の生理時の現地の過ごし方をご案内します。

目次

    ハノイ旅行と生理が当たる確率は意外と高い

    ハノイ旅行と生理が当たる確率は意外と高い

    生理が順当に毎月来る女性であれば、4~7日間のハノイ滞在中に生理が訪れる割合は、それほど低くはありません。また、女性によっては生理期間の前後も体調を崩しやすいので、そう考えると、ハノイ旅行中に生理が訪れたときの現地の過ごし方や生理用品については、最低限情報収集をしておきたいところですね。

    ハノイ市街地で生理用品が買えるところはどこ?

    ハノイ市街地で生理用品が買えるところはどこ?

    ハノイ旅行中に突然生理が訪れた場合は、生理用品を購入しなければなりませんね。生理用品はハノイ市街地の個人商店やコンビニ、パパママストア、ドラッグストア、スーパーマーケットなど至る所で買うことができるので、日本から持っていき忘れた女性旅行者もそれほどの心配は要りません。

    タンポン使用者は少し大変かも

    ハノイ旅行者のうち、「私はいつもタンポンを使っている」という方は、もしかしたら探すのに一苦労するかもしれません。ベトナムではタンポンを使っている人はそれほど多くはなく、小さなスーパーやコンビニではあまり売っていません。

    少し大きめのドラッグストアがハノイ市街地には幾つかありますので、そちらで探してみるのがいいでしょう。

    ハノイで買える生理用品の品質は?日本から持っていくのがベスト

    ハノイで買える生理用品の品質は?日本から持っていくのがベスト

    ハノイで買える生理用品はベトナムメーカーと外国産メーカーがあり、外国産メーカーはタイ、韓国、日本、アメリカなどがよく売られています。

    一番安いのはベトナム産ですが、吸収力が悪くあまりおすすめはできません。一方で外国産のメーカーは品質自体には問題ないのですが、日本メーカーと比べると股に何か挟んでいる違和感が強く、感覚的に硬い印象があります。

    日本メーカーは日本女性の肌体質に考慮した作りをしているので、多少高いですが日本メーカーを買うのがいいかもしれません。もちろん生理を見越して日本から必要な生理用品は一式持っていくのが一番です。

    生理中のハノイ市内の「スパ」は楽しめる?

    生理中のハノイ市内の「スパ」は楽しめる?

    ハノイ滞在中に生理が来た場合、女性旅行者に人気の「スパ・マッサージ」は楽しむことができるのでしょうか。安マッサージ店ならまだしも、高級スパの場合は、断られたりすることはあるのでしょうか。

    まず、マッサージ、スパともに生理だからといって、店舗側が断るようなことは有りません。高級スパであれば「生理専用のスパメニュー」を設けているところもあります。

    生理中にスパを利用する際は「予約」をするのがおすすめ!

    ハノイ旅行中に生理がきそうと感じたら、とりあえず日本にいるうちから行きたいスパを予約しておくのがいいでしょう。その際に備考欄に「もしかすると生理が当たるかも」という旨を記載していただけると、スパ担当者がフォローしてくれます。

    もし生理専用のメニューがあればそちらを勧めてくるでしょうし、そうでなければ、当日の施術のときにボディマッサージの際、腹部を避けたり、ナプキンを提供してくれたり、パンツを着用したままスパを行ってくれます。スパパッケージを予約するのであれば、生理中負担がかかるメニューは別のマッサージに差し替えてくれることもあるでしょう。

    ただし、安マッサージ店だとこのような融通は効きませんし、セラピストはマッサージの技術的指導は受けていないアマチュアばかりのため、返って負担が大きくなってしまうかもしれません。生理が来る予感がする場合は、安マッサージではなく、きちんとしたスパを予約するのが最善と言えます。

    生理中のハノイ「市内観光」の過ごし方

    生理中のハノイ「市内観光」の過ごし方

    続いてご紹介するのは、生理中のハノイ市内観光の過ごし方です。まず、ハノイ市内中心部は観光スポットの周りであれば、大抵お洒落なカフェやレストランなどがありますので、もし生理中にトイレに行く場合はこちらを利用することができます。

    一方でハノイはホーチミンと異なり、ショッピングセンターや大型スーパーマーケットが少なく、また観光の中心であるホアンキエム湖周辺にはないのが残念な点。また、旧市街にはトイレを借りられる食堂やカフェは多いですが、ゆっくりと生理用品を交換できるような清潔な空間ではありません。

    生理中のハノイ「郊外観光」の過ごし方

    生理中のハノイ「郊外観光」の過ごし方

    ハノイ旅行者に高い支持を得ているハノイ郊外観光としては、「バッチャン村」、「ニンビン省(チャンアン)」、「ハロン湾」などが挙げられますが、いずれもトイレ事情はあまり芳しくありません。バッチャン村にはトイレがあるカフェはほとんど見かけませんし、ニンビン省のチャンアン複合景観やホアルーといった観光地ではトイレは汚い上に、ボートトリップをしている2時間強の時間はずっと船上となります。

    一方でハロン湾も船上には変わりなく、船内にトイレはあるものの、ハイシーズンの時期はかなり旅行客で混み合います。また、チャンアンも同様に、一旦出航すると、「生理がきついので戻りたいです」というわけにはいきません。最低でも数時間は船上で過ごすことを考えなければなりません。

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    ハノイの現地オプショナルツアーならば生理でも参加できる!

    ハノイの現地オプショナルツアーならば生理でも参加できる!

    ハノイ現地で催行しているオプショナルツアーに参加を希望している女性も多いでしょう。生理中の場合は突然トイレに立たなければならないこともありますよね。日系旅行会社のオプショナルツアーに参加すれば、日本語ができるツアーガイドにこっそりと「トイレに連れて行ってください」と頼むことだってできます。

    何よりもせっかくのハノイ旅行を台無しにはしたくないですよね。郊外の自然景勝地や世界遺産に行きたいけれど、生理が不安……、という場合は、現地ツアーに申し込んでみると、案外安心できるものですよ。

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    生理中はいっそのこと屋外観光はほどほどに、1日の大半を宿泊しているホテル内で過ごすのもおすすめの過ごし方の1つです。その場合は、予め4つ星か5つ星の高級ホテルを手配するようにしてください。

    ハノイ市街の高級ホテルであれば、下記のようなファシリティサービスを満喫することができます。

    • 24時間ルームサービス
    • 屋外プール
    • お洒落カフェ
    • プールサイドバー
    • フィットネスジム
    • スパ・サウナ

    ホテル内であれば清潔なトイレを確保することができますし、気持ち的にも大分楽ですよ。

    ハノイ旅行者は生理の心配なし!日本で旅行計画は入念に

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    今回ご紹介したように、ハノイ旅行と生理が被ってしまう可能性があっても、比較的問題なく現地観光を楽しむことができます。一昔前になると、生理用ナプキンを現地で入手するだけでも大変だったので、それと比べるといまは大分快適な観光ができるはずです。

    しかし、はじめから生理が来ることが予想されているのであれば、日本にいるうちにハノイ現地の観光の仕方はある程度考えておくのがおすすめです。

    Writer/この記事を書いた人

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    古川 悠紀
    トラベルライター

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    大学卒業後、日本で販売店営業、外資(米国)メーカー勤務を経て2011年にベトナムのホーチミンに移住。トラベルライターとして東南アジア各国を周遊・居住し旅行生活経済の記事を請け負う。実績にAll About、阪急交通社、自著「ベトナムとビジネスをするための鉄則 55」、寄稿「トリコガイドベトナム(アルク出版)」、「複住スタイル(英和出版)」、下川裕治著/編に記事の寄稿等がある。