ハノイ4泊5日モデルコース｜旧市街～ハロン湾初心者プラン
ベトナムのハノイ旅行者は、4泊5日の旅程が最も人気があります。ハノイの観光エリアは広く、本来ならば4泊5日でも足りません。特に初めてのハノイ旅行では、無駄な時間が生じてしまいがちです。
そこで、この記事ではハノイ旧市街から世界遺産ハロン湾まで満喫できる4泊5日のモデルコースをご紹介します。充実した旅行プランを日程別に解説し、移動方法や費用の目安もお伝えします。
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ベトナム・ハノイ4泊5日の観光モデルコースの概要
ハノイ旅行4泊5日モデルコースでは、ハノイ旧市街から郊外の世界遺産ハロン湾まで、初心者でも楽しめる観光コースを紹介します。初日から観光地を効率よく巡り、異文化体験も充実させながら、時間を有効活用できるようなプランです。
ハノイ旅行1日目：ハノイ到着＆旧市街の散策を満喫│4泊5日モデルコース
ベトナムのハノイ到着後、まずはノイバイ空港から市内への移動を済ませてホテルにチェックインします。多くの旅行者はハノイ旧市街、もしくはホアンキエム湖周辺のホテルに滞在するため、ハノイ旧市街までは徒歩で行けます。
ハノイ旧市街は最もベトナムらしい時間と風景に出会えるので、初日に歩いてほしいところです。ハノイの中心地にあるホアンキエム湖周辺を散策し、湖畔沿いのカフェで湖の風景を眺めながらベトナムコーヒーを楽しみ、そのまま徒歩で旧市街を散策しましょう。
日本からハノイ到着は夕方～夜
日本発ハノイ着の航空会社はレガシーとLCC双方運航していますが、いずれもハノイ到着は16時～20時が多いです。ハノイ旅行初日は飛行機の疲れもありますので、ホテル周辺観光を楽しむのが良さそうです。
夜はハノイ旧市街ナイトマーケット散策。食事もおすすめ
夜はハノイ旧市街で開催されるナイトマーケットに参加しましょう。数百の夜店がドンスアン市場まで一直線に続いている様子は圧巻です。
グルメ屋台もたくさん出るので、ここで食事を済ませるのもいいでしょう。
注意点は、ナイトマーケットは金曜～日曜の週末限定です。
ハノイ旅行2日目：市内観光スポットを網羅！│4泊5日モデルコース
ハノイ旅行4泊5日モデルコースの2日目は、ハノイ市内観光です。少し足を伸ばしてガイドブックにも必ず掲載されているホーチミン廟やタンロン遺跡を訪れ、歴史や文化に触れる観光を堪能します。
ランチにはフォーやバインミーといった地元の味覚を楽しみましょう。午後にはハノイ大教会や旧市街の散策をしながら、街の雰囲気を感じるモデルコースです。
ハノイ旅行2日目（午前）：ホーチミン廟とタンロン遺跡の観光
ホーチミン廟は、ベトナム建国の父ホーチミンを祀った場所で、政府直轄の敷地内に建つため厳かな雰囲気に包まれています。
また、ホーチミン廟からタクシーで3分のところにあるタンロン遺跡は、ハノイ市内にある唯一の世界遺産で、かつての首都でした。ちなみにハノイ旧市街はこのタンロン城の城下町です。いずれもハノイの歴史を知る上で欠かせない観光スポットです。
ハノイ旅行2日目（午後）：トレインストリートとハノイ大教会周辺散策
午後はトレインストリートとハノイ大教会及びその周辺エリアを散策しましょう。
トレインストリートはホーチミン廟とホアンキエム湖の中間地点にあり、線路の両脇にご覧のようにお店が建ち並ぶエリアとなります。
ハノイ大教会はフランス植民地時代の建築が残る美しいカトリック教会で、教会周辺は雑貨店やカフェ、安マッサージ店など旅行者向けのお店が並んでいます。
ちなみに旧市街はすぐ傍なので、教会見学後は徒歩でリークオックスー通りを歩いてみるのがいいでしょう。
ハノイ旅行2日目（午後）：陶器で有名なバッチャン村で体験ツアー
ハノイ郊外にあるバッチャン村は、伝統的な陶器の産地として知られており、陶芸体験やお土産探しに人気のスポットです。
バッチャン村内を巡りながら、職人が手作業で作り出す陶器を間近で見ることができ、独特の色合いと模様が美しい陶器に触れられるのが魅力です。
ハノイ市街からバッチャン村へのアクセスと所要時間
ハノイ市内からバッチャン村へはタクシーで約30～40分ほど。タクシーでも行けますが、メーターではなく往復料金で交渉することになります（村には流しのタクシーが走っていないため）。それが不安ならガイド付きの現地ツアーに参加すると良いでしょう。
ハノイ旅行3日目：ニンビンのチャンアンorタムコックを日帰り観光│4泊5日モデルコース
ハノイ旅行4泊5日モデルコースの3日目は、「陸のハロン湾」とも呼ばれるニンビン省にある世界遺産チャンアンの自然観光が待っています。現地では恐竜時代からあるカルスト台地の中を手漕ぎボートで川を下り、岩壁や洞窟をくぐりながら観光を楽しむのが特徴です。手漕ぎボートはチャンアンとタムコックの2箇所で体験でき、眺められる風景が若干ことなります。
チャンアンとハロン湾の違いを知る
チャンアンもハロン湾も生まれた年代は同じで、いずれもカルスト地形で形成されています。チャンアンは手漕ぎボート、ハロン湾はクルーズ船での遊覧となるため、どちらも異なる体験が楽しめます。
お年寄り同伴の方は手漕ぎボートは疲れてしまうので、ハロン湾の方がおすすめできます。
ハノイ旅行4日目：世界遺産ハロン湾で1日クルーズ│4泊5日モデルコース
ハノイ旅行4泊5日モデルコースの4日目はアジア最大級の世界遺産「ハロン湾クルーズ」です。ベトナム旅行で欠かせない体験の一つですね。雄大な自然が広がるハロン湾では、クルーズ船に乗船してシーフード料理を堪能したり、サンデッキに出て自然風景を見学、カヤックや鍾乳洞探索、展望台散策といったアクティビティも楽しむことができます。
ハロン湾クルーズのスケジュール
ハロン湾クルーズは朝から夕方までのスケジュールが一般的です。朝のバスでハロン湾まで移動し、午前中には乗船が完了します。
午後にはクルーズ体験が始まり、洞窟探検やビーチへの上陸もプランに組み込まれていることが多いです。現地ツアーによる違いは、「ハロン湾現地の観光時間の違い」と「訪れる行き先」、「乗船するクルーズ船」です。
ハノイ旅行5日目：最終日はハノイ旧市街とスパでリフレッシュ│4泊5日モデルコース
ハノイ旅行4泊5日モデルコースの5日目最終日は、帰国便の時間までハノイ市内でゆっくりするのが良いでしょう。現地ツアーなどに参加せず、自由に観光やショッピングを楽しむ日です。買い忘れたお土産や行きたいカフェやレストランがあれば、まずはそちらを押さえましょう。
また、絶対にハノイ滞在中一度は体験してほしいのが「高級スパのパッケージコースでリフレッシュ」です。これまでスパ未体験の女性はもちろん、男性にもおすすめです。最後の最後までハノイ旅行を満喫してください。
ハノイで素敵な思い出を。おすすめスパでリラックス
旅行者向けのスパはハノイ旧市街に多くあります。予算6000円～1万円で2時間以上のコースを体験できるので非常にリーズナブルです。
タビスパから予約すれば、割引や無料個室手配といった豪華特典を予約者全員が受けることができますよ。
女子一人旅やカップル夫婦、女子友で是非楽しんでいってください。
＞＞ハノイ市内の人気スパ一覧はこちら
スパ利用時に荷物を預けてぎりぎりまで市内観光！タクシーも呼んでもらえる
旅行者向けのスパであれば、荷物を受付に預けることができます。事前予約で伝えておけば、スパ後に空港へ行くまでの数時間、受付に荷物を預けて市内観光やレストランで食事を楽しむこともできます。
その後、空港に行くときは受付スタッフにタクシーを呼んでもらいましょう。
ハノイ観光4泊5日モデルコースの費用の目安とおすすめの節約方法
今回はハノイ旅行4泊5日のモデルコースを紹介していますが、ハノイ旅行をよりお得に楽しむため、旅行にかかる費用の目安と節約のポイントをお伝えします。交通費や食事、宿泊費など、ベトナム・ハノイ旅行の大まかなコスト感を把握することで、無理のない計画が立てられます。
ハノイ旅行4泊5日モデルコースの旅費は1日1万5000円
ハノイ旅行4泊5日モデルコースでは、現地で使う費用は1日1万5000円前後が目安です。この金額であれば旅行者向けのレストランにも行けますし、スパ体験も可能です。
ただし、お土産代は除いているので、別途予算を考えてください。
ハノイ観光4泊5日モデルコースの総まとめ
今回の記事はハノイ旧市街からハロン湾までを巡る4泊5日のモデルコースを詳しくご案内しました。
この記事のポイントをまとめました。最後におさらいしましょう。
今回紹介したモデルコースを参考にしてハノイの観光地を効率よく楽しめる旅程を立てることで、旅の満足度が一層高まります。ベトナム・ハノイの魅力あふれる旅が待っていますので、安心して旅行準備を進めてください！
Writer／この記事を書いた人
古川 悠紀トラベルライター
大学卒業後、日本で販売店営業、外資（米国）メーカー勤務を経て2011年にベトナムのホーチミンに移住。トラベルライターとして東南アジア各国を周遊・居住し旅行生活経済の記事を請け負う。実績にAll About、阪急交通社、自著「ベトナムとビジネスをするための鉄則 55」、寄稿「トリコガイドベトナム（アルク出版）」、「複住スタイル（英和出版）」、下川裕治著/編に記事の寄稿等がある。