ハノイ市内からノイバイ空港までの移動手段

ハノイ市内からノイバイ(国際)空港まで距離は約30km。電車も通ってないので、移動手段は、バスかタクシー、そして最近ではスマホアプリ「Grab」によるタクシー配車サービスなどを使うこととなります。

ここでは、それぞれの移動手段のメリットとデメリットをご説明していきましょう。

>>ノイバイ空港からハノイ市内までのおすすめの移動手段

目次

    1.もっとも安価な移動手段「バス」

    1.もっとも安価な移動手段「バス」

    できるだけリーズナブルに済ませたい場合は、バスがおすすめ。17番の路線バスで、ハノイ市内からノイバイ空港まで行くことができます。

    そのルートは以下の通り。

    ハノイ駅、メリアホテル、中央郵便局(ホアンキエム湖)、ロンビエン・バスターミナル、イェンフー通り、タイ湖沿いのアウコー通り、ノイバイ空港国内線ターミナル、ノイバイ空港国際線ターミナル。

    運行間隔は25〜35分くらい。早朝や夜間に関しては、事前に時間を確認しておきましょう。

    ベトナムの路線バス

    デメリットとしては、道路が混み合うこともあるので、タクシーなどに比べて時間がかかってしまうこと。そのため、移動時間を長めにとっておくことが必要です。最低でも2時間くらいは考えておいたほうがよいでしょう。

    たとえ時間がかかっても、安く済ませたいと考えている人にはベストな移動手段です。また、街の様子やここに暮している人びとの日常風景をゆっくり眺められる、ということもメリットということができるかもしれません。

    2.とにかく楽に移動できる「タクシー」

    とにかく楽に移動できる「タクシー」

    ハノイの街中を走っているタクシーを使う方法もあります。外国人旅行者にとっては、タクシーがハノイ観光の移動手段として最もメジャー。ハノイ市内からノイバイ空港までの移動も然りです。

    ベトナムのタクシー車内

    タクシーを使うメリットは、とにかく楽に移動できること。そして、バスに比べて速いことです。また、少し割高になりますが、宿泊しているホテルでタクシーを手配する方法も。これだとぼったくりの心配もありません。

    デメリットは料金が高いこと。運転手によっては、値段交渉をしなければならないこともあります。平均的な料金は40万~50万ドン(2000~2500円)くらい。

    3.配車アプリ「Grab」を使う

    配車アプリ「Grab」を使う

    また近年では、タクシー配車サービス「Grab」もおすすめです。これはスマホアプリでタクシーを呼んで、目的地まで連れて行ってもらうというもの。スマホ上の地図で目的地を指定できるので、場所を詳しく説明する手間もはぶけます。

    この「Grab」を使うことのメリットは、タクシーよりも料金が安価で、きれいな車が多いこと。また、料金も距離によって明確に設定されているので、ぼったくりの心配もありませんし、交渉の必要もありません。決済はアプリを経由してクレジットカード決済もしくは現金払いを選択できます。

    デメリットとしては、自分でアプリ操作をしなければならないので、慣れてないとちょっと不安なこと。ハノイ旅行中も使って慣れておくといいでしょう。慣れてくると、とても便利な移動手段です。

    同じく配車サービスのアプリ「Uber」は、2018年4月にベトナムを撤退しました。そのため現在外国人が使い勝手がいい配車サービスは「Grab」が一番となっています。

    まとめ

    ハノイ市内からノイバイ空港までの移動手段の数々をご案内しました。値段の安いバスや時間が節約できるタクシー、そして新しい配車サービス「Grab」と、状況に合わせて選ぶことができます。

    ハノイは道路が混んでいることも多いので、時間に余裕をもって移動するのが大切です。ハノイ観光の最後を心地よく締めくくりましょう。