ハノイ市内からノイバイ空港までの移動手段

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ハノイ市内からノイバイ(国際)空港まで距離は約30km。電車も通ってないので、移動手段は、バスかタクシー、そして最近ではスマホアプリ「Grab」によるタクシー配車サービスなどを使うこととなります。

ここでは、それぞれの移動手段のメリットとデメリットをご説明していきましょう。

ベトナム・ハノイ市内観光で使える移動手段を一挙ご紹介!
ハノイは観光スポットが離れているので、タクシーなどの交通手段をとるのが一般的です。初めてのハノイであれば、移動方法に迷ってしまうかもしれませんね。そこで、ハノイ市内の移動手段を2020年最新版として一挙ご案内します。
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目次

    ハノイ市内から空港までは配車アプリ「Grab」の移動が一番おすすめ!

    配車アプリ「Grab」を使う

    近年はタクシーの配車アプリ「Grab」が一番おすすめです。日本の配車(個人のデリバリーサービス)といえば、料理を運んでくれる「ウーバーイーツ」が流行っていますが、運営会社である「Uber」は、当初ベトナムにも配車サービスを展開していましたが、2018年4月にGrabがUberを買収する形となりベトナムを撤退し、コロナ以降は複数の配車アプリ会社はあるものの、市場は「Grab」が独占状態となっています。

    Grabは超便利!使い方も簡単!

    Grabは超便利!使い方も簡単!

    Grabはスマホアプリでタクシーを呼んで、目的地まで連れて行ってもらうとサービスです。スマホ上の地図で事前に目的地を指定するので、場所を詳しく説明する手間もはぶけます。

    「Grab」をハノイ旅行・出張で使うメリットは、「ぼったくりがない」ことです。タクシーよりも料金が安価ですし、個人の車両のためきれいな車が多いです。

    また、アプリを立ち上げて目的地と現在地を設定すると自動で近くのドライバーをキャッチします。画面上にドライバーの顔写真と車両ナンバー、料金が表示されるためぼったくりの心配も交渉する手間もありません。また、移動中はアプリ上にGPSマップが表示されるので、いまどこを走っているのかも一目瞭然ですし、ルートから外れるとすぐに分かります。タクシーにありがちな「遠回りされて料金メーターが釣りあがる」心配もありません。

    Grabの利用にはネットが必要!ポケットWiFiレンタルを利用して

    ただし、Grabの利用にはスマホをネットに繋ぐ必要があります。基本は屋外の道端で呼ぶことが多いため、ポケットWi-Fiをレンタルするのがおすすめです。現地でベトナムのSIMカードを買おうと考えている人が多いようですが、

    「自分のスマホがSIMフリーじゃなかった」
    「アクティベーションできない」
    「なぜかベトナムのSIMを読み込まない」といった問題がよく発生し、緊急で弊社に問い合わせてポケットWi-Fiをレンタルするお客様が絶えません。

    そうならないように、是非事前にポケットWi-Fiをレンタルしてください。

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    ハノイ市内からノイバイ空港まで安い移動「バス」は注意が必要

    1.もっとも安価な移動手段「バス」

    できるだけリーズナブルに済ませたい場合は、バスがおすすめ。17番の路線バスで、ハノイ市内からノイバイ空港まで行くことができます。

    そのルートは以下の通り。

    ハノイ駅、メリアホテル、中央郵便局(ホアンキエム湖)、ロンビエン・バスターミナル、イェンフー通り、タイ湖沿いのアウコー通り、ノイバイ空港国内線ターミナル、ノイバイ空港国際線ターミナル。

    運行間隔は25〜35分くらい。早朝や夜間に関しては、事前に時間を確認しておきましょう。

    ベトナムの路線バス

    デメリットとしては、道路が混み合うこともあるので、タクシーなどに比べて時間がかかってしまうことです。また、大型バスは高速道路などで渋滞にはまると抜け出せなくなるため、なかなか到着時間が読めないことが多いです。そのため、移動時間を長めにとっておくことが必要です。最低でも2時間くらいは考えておいたほうがよいでしょう。

    たとえ時間がかかっても、安く済ませたいと考えている人にはベストな移動手段です。また、街の様子やここに暮している人びとの日常風景をゆっくり眺められる、ということもメリットということができるかもしれません。

    コロナ後は激減?ハノイ市内から空港まで楽に移動「タクシー」

    とにかく楽に移動できる「タクシー」

    ハノイの街中を走っているタクシーを使う方法もあります。外国人旅行者にとっては、タクシーがハノイ観光の移動手段として最もメジャー。ハノイ市内からノイバイ空港までの移動も然りです。

    ベトナムのタクシー車内

    タクシーを使うメリットは、とにかく楽に移動できること。そして、バスに比べて速いことです。また、少し割高になりますが、宿泊しているホテルでタクシーを手配する方法も。これだとぼったくりの心配もありません。

    デメリットは料金が高いこと。運転手によっては、値段交渉をしなければならないこともあります。平均的な料金は40万~50万ドン(2000~2500円)くらい。

    また、新型コロナ後はタクシー会社も苦境を強いられ、タクシードライバーがGrabといった配車アプリに流れたりして、町中を走る流しのタクシーの数がコロナ前と比べて激減しています。

    まとめ

    ハノイ市内からノイバイ空港までの移動手段の数々をご案内しました。値段の安いバスや時間が節約できるタクシー、そして新しい配車サービス「Grab」と、状況に合わせて選ぶことができます。

    ハノイは道路が混んでいることも多いので、時間に余裕をもって移動するのが大切です。ハノイ観光の最後を心地よく締めくくりましょう。

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    Writer/この記事を書いた人

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    古川 悠紀
    トラベルライター

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    大学卒業後、日本で販売店営業、外資(米国)メーカー勤務を経て2011年にベトナムのホーチミンに移住。トラベルライターとして東南アジア各国を周遊・居住し旅行生活経済の記事を請け負う。実績にAll About、阪急交通社、自著「ベトナムとビジネスをするための鉄則 55」、寄稿「トリコガイドベトナム(アルク出版)」、「複住スタイル(英和出版)」、下川裕治著/編に記事の寄稿等がある。