初ハノイ旅行でひとり旅!現地ツアーの選び方と注意点。おすすめも紹介!

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初めてのベトナムのハノイ旅行。ハノイは治安がいいので、男性女性問わずひとり旅にも向いている都市です。また、ハノイひとり旅で心強い味方となるのが現地ツアーです。そこで、現地ツアーの選び方や絶対に覚えてほしい注意点、おすすめツアーもご案内します!

目次

    ハノイがひとり旅の旅行者に支持されている理由

    ハノイがひとり旅の旅行者に支持されている理由

    ハノイは一昔前からひとり旅の旅行者に高い支持を得ていますが、どういった理由が挙げられるのでしょうか。ベトナムの首都であるハノイは、まず治安が抜群にいいことがひとり旅に人気の理由となります。ハノイ市街中心部であれば、夜道を女性一人で歩くこともできます。ベトナムは夜の屋台やナイトマーケットを楽しめますので、アジアングルメ好きの女性にはもってこいの町となります。

    また、ガイドブックに掲載されているような王道の観光スポットは、ほとんどがハノイ市街中心に集まっています。そのため、初めてのベトナム旅行者や海外旅行に不慣れな方も、移動で迷うことがほとんどありません。町散策を楽しむのもいいですし、ホテルライフやショッピングに徹するのも自由自在です。

    現地ツアーはハノイひとり旅の心強いパートナー

    現地ツアーはハノイひとり旅の心強いパートナー

    ハノイをひとり旅する旅行者は、個人で現地を自由に回る人が多いですが、3~4日ひとりで現地行動をすると、どうしても手持ち無沙汰になってしまいます。

    そこでおすすめしたいのが現地ツアーへの参加となります。

    ハノイ郊外観光は現地ツアーの参加が必須!ひとり旅の注意事項

    ハノイでは2021年11月より、市内を走る電車が運行開始しました。しかし、まだまだ観光で使うことは難しいので、市内の移動はタクシーか徒歩のみ。ハノイ郊外を観光する際は路線バスや長距離列車を利用することができますが、いずれもベトナム語をある程度理解できないと、ひとり旅の旅行者には敷居の高い交通手段となります。

    そのため、ちょっと足を伸ばしてハノイの郊外観光を楽しもうとすると、旅行会社が催行する現地オプショナルツアーへの参加が現状は必須となります。

    ひとり旅は準備が命!ハノイの現地ツアーは日本から事前予約が肝心

    ひとり旅は準備が命!ハノイの現地ツアーは日本から事前予約が肝心

    ハノイへひとり旅を計画している旅行者は、日本を発つ前にしっかりと現地の行動計画を立ててほしいところです。ここで紹介している現地ツアーであっても、ハノイに降り立った後ではなく、日本にいるうちから事前予約をしておくことを強くおすすめです。

    現地オプショナルツアーは最少催行人員が決まっている

    これは海外旅行であればどこの国、どこの旅行会社でも同じですが、各ツアーには最少催行人員という、「最低何名以上の申し込みがないとツアーは中止になりますよ!」という条件があります。基本は2~4名以上で催行してくれますが、もし土壇場で現地ツアーを予約した際に、「明日はまだ参加者がいないので、待機となります」ということもあり得ます。この場合は、他の参加者の予約が入るまで待っていないければなりません。

    カップルや家族旅行といった2名以上の旅行者であれば、ほとんどのツアーは参加者が自分たちだけでも催行してくれるのですが、ひとり旅の場合はツアーが中止(延期)になるか、2倍の料金を払ってひとりで参加することになります。そのため、なるべく早い段階で現地ツアーに申し込むことが、確実に催行されるポイントとなります。

    ハノイの現地ツアーを予約したけどキャンセルしたい場合

    ハノイの現地ツアーに予約をしたけど、前日に発熱が出たのでキャンセルしたい!そんな不運なケースもあるかもしれません。ただし、基本的に前日のキャンセルは100%キャンセルチャージがかかることを覚えておいてください。

    「行かないんだったら旅行会社も赤字じゃないでしょ?」と思うかもしれませんが、現地ツアーを催行する旅行会社は、当該現地ツアーを催行する数日前から車やバスの手配をしたり、レストランのテーブル席と料理の注文、ツアーガイドへの依頼と確保をしなければなりませんので、すでに一定の支出を被っています。

    どんなに大手の旅行会社でも、自社で現地でツアーバスを持っているところはありませんし、ツアーガイドも基本は社員ではなく外部委託となります。そのため、現地ツアーに申し込む際は、キャンセル規定をしっかりと熟読するようにしてください。

    ハノイのひとり旅で大活躍する2つの必須アイテムはコレ

    ハノイのひとり旅で大活躍する2つの必須アイテムはコレ

    ハノイのひとり旅の旅行者は、現地の散策やオプショナルツアーの参加に向けて、どのようなアイテムを持っていくのがおすすめなのでしょうか。ここではハノイのひとり旅を計画している男性女性に向けて、これを持っていったら絶対に旅が一層充実する!といったアイテムをご紹介します。

    初めてならなおさら!ハノイひとり旅の相棒に!「デジカメ」

    昨今はスマホのカメラスペックも進化していますので、海外旅行先でもデジカメを持たずにスマホで撮影を済ませる人も多くなってきました。もちろんスマホでもいいのですが、例えば日本に帰国したのち、写真として現像したい、デスクトップのパソコンで見たい、という場合は、スマホのカメラでは物足りないかもしれません。

    スマホのカメラは画素数はデジカメと比べても遜色はないのですが、センサーサイズが小さいため、引き伸ばすとどうしても解像度が下がり画質が悪くなります。そのため、本当にいい写真を望むならば、ミラーレスや一眼レフを持っていくのがおすすめです。ハノイの現地ツアーに参加すれば、これまで見たことがないような絶景を目の当たりにすることができます。特にハロン湾やニンビン省(チャンアン・タムコック)、山岳地帯サパなどの現地ツアーの参加を考えている方は、マストでデジカメを用意しましょう。

    ハノイではコーヒー一杯でも使える!「クレジットカード」

    ハノイではコーヒー一杯でも使える!「クレジットカード」

    日本でもここ数年で普及率がぐんぐんと上がってきたクレジットカードですが、ベトナムでは10年ほど前から一人1枚もつようになり、ハノイ市街地ではコンビニやレストラン、スパ、ホテル内施設、カフェ、お土産店とあらゆる場所でカード払いができます。

    クレジットカードには海外旅行保険が自動付帯されているものもありますし、海外ショッピングポイントが通常よりも多く還元される種類もあります。注意点はカード会社は「VISA」と「マスター」の2種を用意してください。JCBとAMEXを使える施設はまだそれほど多くありません。カフェでコーヒー一杯だけの支払いも普通ですので、是非活用してください。

    ハノイのひとり旅における現地ツアーの選び方

    ハノイのひとり旅における現地ツアーの選び方

    ハノイをひとり旅する際に参加できる現地ツアーは、せいぜい滞在中1回か2回程度。できれば滞在初日と2日目に参加して、ハノイやベトナムの魅力を知り、その後は個人観光を楽しんでほしいです。

    ひとり旅における現地ツアーの選び方は、男性と女性で若干変わってきます。そこで、ここでは男子ひとり旅でおすすめの現地ツアー、及び女子ひとり旅で参加したいツアーをそれぞれご紹介します。もちろんここで紹介する以外にもたくさんのツアーがあるので、最終的には自分の好みの現地ツアーを選択して、後悔のないハノイひとり旅ライフを満喫してください。

    男のひとり旅におすすめしたい現地オプショナルツアー。テーマは「ロマン」

    男のひとり旅におすすめしたい現地オプショナルツアー。テーマは「ロマン」

    男のハノイひとり旅は非常に人気があります。郷愁漂うハノイは政治と芸術の街と呼ばれていて、古き良きアジアといった町並みが広がっています。そこらへんの大衆食堂でベトナム人と肩を並べてB級グルメを食べるのもいいですし、昼間から屋台でビールを飲むのもひとり旅ならではの魅力です。

    そんな男ひとり旅では、「ロマン」をテーマにハノイ観光を計画してみてはいかがですか。ここで紹介する現地ツアーは、いずれも男のロマンを感じさせてくれる内容となります。

    世界遺産ニンビン省をひとり旅。現地ツアー「チャンアンorタムコック」行き

    世界遺産ニンビン省をひとり旅。現地ツアー「チャンアンorタムコック」行き

    ハノイから2時間かけて車で南下したところにあるニンビン省ですが、2014年にチャンアンというエリアが世界遺産に登録されてから、現地ツアー先として人気が急上昇。また、世界遺産ではありませんが、一昔前から熱烈なアジア好きの欧米人に支持されていたタムコックもおすすめ。いずれも手漕ぎボートで大自然を遊覧できます。

    2億年前に形成された大自然はまさに男のロマンくすぐる恐竜時代。カメラは必見です!
    現地ツアーではチャンアンかタムコックの2種類用意がありますが、これは本当に好みによりますので、現地の写真をじっくりと見て興味そそられた方を選ぶといいでしょう。いずれを選択しても後悔することは決してありません。

    タムコック行きの現地ツアー

    タムコック行きの現地ツアー

    チャンアンが世界遺産に登録される以前は、タムコックがニンビン省の主要観光名所でした。いまでも欧米人にはチャンアンよりもタムコックの方が人気があります。

    【予約可】ハノイ発「タムコック+ホアルー」大自然ボートツアー
    ベトナムのハノイ発「世界遺産「タムコック+ホアルー」大自然ボートツアー」の1日現地オプショナルツアー。昔から変わらない自然世界の中で、野鳥の鳴き声を聴きながらゆっくりと手漕ぎボートの遊覧を満喫することができます。是非当ページからご予約下さい。
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    チャンアン行きの現地ツアー

    チャンアン行きの現地ツアー

    チャンアンもタムコックも辺りに広がる風景は似ていますが、チャンアンの方が大きな山々が聳え立ち、ダイナミックな光景を目の当たりにすることができます。また、道中は寺院散策や映画のロケ地見学もできます。

    リムジンで行くハノイ「チャンアン+ホアルー+ハンムア」ツアー
    ベトナムのハノイ発世界遺産の旅「チャンアンとホアルー」の現地オプショナルツアー。巨大なカルスト台地で形成されたニンビン省の2大名所を周るツアー。雄大な自然の中でのボートトリップをお楽しみいただけます。実際の体験談付き予約ページです。
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    日本の多忙な社会を忘れてしばしの休息を。現地ツアー「ドゥンラム村&タイ寺」

    こちらはちょっとニッチな現地ツアーとなります。ハノイ市郊外のドゥンラム村は、レンガ造りの旧家が並ぶ小さな村ですが、実は村全体が国の指定する文化遺産となるから驚きです。日本のNGO及び大学チームも文化の保存に参加していて、現地人のスローライフな生活や寺院見学などを楽しめます。日本の現代社会に疲れている方は、ちょっとだけ、ドゥンラム村で時間を忘れてみませんか。

    【一時休止】ハノイ発「ドゥンラム村&タイ寺」スローライフ満喫ツアー
    ベトナムのハノイ発「ドゥンラム村&タイ寺」スローライフ満喫ツアーの概要ページ。ハノイから日帰りで行ける田舎の村。およそ400年前の建物が今に残る、レンガ造りの旧家や寺院を見学できます。東南アジア旅行らしいゆっくりとした時間と歴史巡りを楽しむことができます。
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    女のひとり旅で選ぶ現地オプショナルツアー。テーマは「最高の1枚」

    女のひとり旅で選ぶ現地オプショナルツアー。テーマは「最高の1枚」

    ハノイの女のひとり旅も人気があります。東南アジア旅行好きの間では、ハノイを旅の始発点にして、南北統一鉄道に乗ってダナン、ホーチミンと南下していく旅路が有名です。世界から見ても日本人はひとり旅が好きな印象を受けますね。

    そんな女ひとり旅では、現地ツアーに参加して思い出に残る絶景を写真に収めてみてください。ここで紹介する現地ツアーはハロン湾とバッチャン村。いずれもインスタ映えする写真を撮ることができるはずです。

    なるべく豪華な客船を選ぶのがポイント「ハロン湾」日帰り現地ツアー

    なるべく豪華な客船を選ぶのがポイント「ハロン湾」日帰り現地ツアー

    ベトナム最大の観光地と名高いハロン湾では、大型客船に乗って湾内を遊覧することができます。客船のタイプは種類が多いのですが、女ひとり旅であれば、できるだけ清潔感がある豪華クルーズ船を選ぶのがおすすめです。

    もし予算と旅程に余裕があるなら、1泊2日の船上泊ツアーもおすすめできます。甲板でのディナーや夜のハロン湾、朝もやがかかった中での早朝ヨガなど、見どころは尽きません。一人でしっとりとベトナム気分に浸かることができます。

    1日かけて定番スポットを回る!「市内観光とハノイ郊外バッチャン村」現地ツアー

    1日かけて定番スポットを回る!「市内観光とハノイ郊外バッチャン村」現地ツアー

    もし滞在日数が2~3日程度と短いのであれば、こちらの現地ツアーがおすすめです。ハノイは市街中心部に大方の観光スポットが集まっていますが、これらを回るとなると、1日では到底時間が足りません。同ツアーは午前中に市内の要所となる名所を回り、午後はハノイ郊外のバッチャン村を訪れる内容となります。

    バッチャン村はアジアの象徴としても知られる陶器バッチャン焼きの発祥の村。のんびりとしたローカルな町並みは、カメラを片手にゆっくりと散策したくなります。
    こちらの現地ツアーは効率重視の内容となりますので、「定番スポットはそこそこに、自由時間を多く楽しみたい」という女子におすすめです。

    【一時休止】ハノイ発「市内観光+バッチャン村」
    ベトナムのハノイ旅行者に大定番の「ハノイ市内観光」と「バッチャン村観光」がセットになった1日現地ツアー。ハノイの要所を回るほか、バッチャン村では工房見学やお土産ショッピングを楽しめます。恋人夫婦はもちろん、友達同士でご参加ください。同ページから予約も可能です。
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    ハノイひとり旅は現地ツアーを有効利用するのが満足度アップのコツ

    ハノイひとり旅は現地ツアーを有効利用するのが満足度アップのコツ

    今回はハノイのひとり旅でおすすめしたい現地ツアーや、参加するに当たっての注意点などをご紹介しました。ベトナムはまだまだ交通インフラが整備されていないので、ちょっと遠出するだけでも、旅行者が自力で行けるところは限られています。

    現地ツアーに参加することによって、ハノイ市街地とはまるで異なる風景を見ることができますし、より満足いくハノイ旅行を約束してくれるはずです。ハノイ滞在中に一度は現地ツアーに参加してみませんか。

    >>予約可能のハノイ現地オプショナルツアー一覧

    Writer/この記事を書いた人

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    古川 悠紀
    トラベルライター

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    大学卒業後、日本で販売店営業、外資(米国)メーカー勤務を経て2011年にベトナムのホーチミンに移住。トラベルライターとして東南アジア各国を周遊・居住し旅行生活経済の記事を請け負う。実績にAll About、阪急交通社、自著「ベトナムとビジネスをするための鉄則 55」、寄稿「トリコガイドベトナム(アルク出版)」、「複住スタイル(英和出版)」、下川裕治著/編に記事の寄稿等がある。