ベトナム旅行で「ばらまき」お土産を買うならコレ!徹底紹介

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ベトナム旅行・出張では友人や会社の同僚にばらまき土産を買って行きたいところです。ここでは、リーズナブルかつ「ベトナム旅行らしい」お土産や購入の際の注意点を紹介します。

目次

    ベトナム旅行で「ばらまき」にふさわしいお土産の条件とは?

    ベトナム旅行で「ばらまき」にふさわしいお土産の条件とは?

    ベトナム旅行や出張でばらまき土産を買いたいと考えた場合、どのような条件を基に選べばいいのでしょうか。

    1.値段が安いばらまき土産を買う

    2020年以降日本は歴史的円安に見舞われており、もともと物価の安いベトナムであっても、物によっては割高に感じることもあります。特に外国人旅行者しか買わない雑貨土産はコロナ後は2~3割ほど値上がりした印象です。

    そのため、数量多く購入するばらまき土産の1個当たりの値段は重要です。購入する個数にもよりますが、1個500円以下が理想と言えるでしょう。

    2.お土産らしい化粧箱・パッケージデザインのばらまき土産を買う

    市場やスーパーで買えるお土産は確かにギフトショップと比べると安く買えます。しかし、大抵は普通のビニール袋に商品を突っ込まれるだけで、自分消化用ならまだしも、他人に贈るお土産としては相応しくありません。

    少し予算を広げても、一目みて「あ、ベトナム旅行に行ってきたんだ」と分かるようなお土産らしい化粧箱に入っている商品を手に入れてください。

    「バッチャン焼き」はベトナムのばらまき土産におすすめしない

    バッチャン焼きや刺繍雑貨はベトナムのばらまき土産におすすめしない理由

    ベトナムの雑貨土産の代表として挙げられる伝統陶磁器の「バッチャン焼き」。昔から今に至るまで日本人に根強い人気がありますが、ベトナムの伝統手工芸品となり、主な購買層が旅行者のため、やはり値段は高めです。同じ柄の陶器は200円で買えても、それがバッチャン焼きとなると5~10倍値上がりします。

    また、バッチャン焼きは偽物も多く出回っています。仕入れ価格もそう安くないため、市場や小さな雑貨店で売っているバッチャン焼きの多くは偽物と見ていいでしょう。

    もちろん陶磁器はスーツケースに入れて帰国すると飛行機の中で割れてしまうことも良くあります。そのためばらまき土産としてはあまりおすすめできないと言えるでしょう。

    「刺繍雑貨」もベトナムのばらまき土産におすすめできない!

    「刺繍雑貨」もベトナムのばらまき土産におすすめできない!

    一方で刺繍が入ったバッグやポーチといった服飾雑貨もおすすめできません。刺繍雑貨はミリ単位で緻密に刺繍されているほど高品質なものですが、市場で売っている安物は刺繍のミシン目の間隔が大きく、見た目でも分かるほど稚拙です。

    一方で高品質な刺繍雑貨は肌触りですぐに分かりますが、手刺繍で1つ1つ作るため値段が高いです。贈る相手にもよりますが、基本は値段が張った割に「あれ、あまり喜んでくれてないな」と思う代表的な雑貨と言えるでしょう。

    ベトナムのTシャツは安いけどばらまき土産には細心の注意が必要!

    ベトナムのTシャツは安いけどばらまき土産には細心の注意が必要!

    アジアの海外旅行では、その国の国旗や文化の象徴をイラスト化したTシャツがばらまき土産として人気があります。しかし、市場・スーパーで買えるものは品質が低く、洗濯機に入れるとプリントの色が他の衣類についてしまいます。

    特にベトナムTシャツの国旗柄の服は真っ赤なので、洗濯すると他の衣類に赤が移ってしまい大変なことになってしまいます。ばらまき土産として大勢の人に贈ったあと、大量のクレームを受けることになるかもしれませんのでご注意ください。

    ベトナムのばらまき土産にクッキーやチョコレートはおすすめしない理由

    ベトナムのばらまき土産にクッキーやチョコレートはおすすめしない理由
    Marouの板チョコ500円

    海外旅行のばらまき土産の代表の1つに「クッキー」や「チョコレート」が挙げられますね。確かにベトナムでも気軽に買えるのですが、ベトナムは自然食品を数多く特産に持ち、海外でも注目されています。単なるクッキーだと少々味気ないと思いませんか。

    またチョコレートは近年高級志向になっていて、ベトナム産のチョコレートブランドはいずれも高く、通常の板チョコも500円くらいします。特に日本で買えるチョコと味が変わるわけでもないので、やはりお土産としては少し物足りなさがあるかもしれません。

    ベトナムコーヒー豆/インスタントコーヒーはばらまきお土産に大人気!

    ベトナムコーヒー豆/インスタントコーヒーはばらまきお土産に大人気!

    ベトナムのコーヒー豆の生産高は、なんとブラジルに次ぐ世界2位。古くからロブスタ種の栽培が盛んなので、無糖微糖を好む日本人には渋みと苦みがきつくておすすめできなかったのですが、最近はアラビカコーヒーも普通に出回るようになりました。

    ただし、コーヒー豆を購入するときは裏の製造ラベルを見て、ロブスタ種とアラビカ種の割合を絶対に確認してください。間違ってロブスタ種100%を買ってしまうと、牛乳を入れても苦くて飲むのが大変です。

    不安な方はインスタントコーヒーがおすすめです。甘味が多いので日本のカフェオレのような味わいです。どの年代層へのお土産にもおすすめできるばらまき土産と言えるでしょう。

    ベトナム旅行お土産でコーヒーを選ぶ時の注意点!人気種類も紹介
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    ココナッツ系のばらまき土産を探すなら「ココナッツオイル」がおすすめ

    ココナッツ系のばらまき土産を探すなら「ココナッツオイル」がおすすめ

    東南アジアと言えばヤシの実で、ベトナムも南部メコンデルタはココナッツが特産となります。ベトナム旅行のばらまき土産にココナッツ系の商品を探している人は、「ココナッツオイル」がおすすめです。お菓子類ではココナッツ風味のクッキーなども出回っていますが、大抵はココナッツの味がするか分かりません。

    また、ココナッツのドライフルーツもありますが、賞味期限が短く、またすぐに固くなってしまうのが残念なところ。一方でココナッツオイルであれば長く使えますし、どの料理にも油代わりに使えるので、持っていて損はありません。オイルといってもそのまま飲めるものもあるので、オリーブオイル代わりに使うのもいいかもしれませんね。

    ベトナムの「定番調味料」でばらまき土産にふさわしいのはどれ?

    ベトナムの「定番調味料」でばらまき土産にふさわしいのはどれ?

    ベトナム料理に舌鼓を打ったあとは、ベトナムの調味料をお土産に買って行きたくなりますよね。自分で消化する分には構いませんが、他人に贈っても「これどうやって使うの?」と困らせてしまいます。

    そんな中でばらまき土産としておすすめしたい調味料は、「つけダレ」です。肉・海鮮類に付けるだけでベトナム風味を楽しめるので、調理の手間がかかりません。

    • 塩ライム
    • ヌクマム
    • 青唐辛子ペースト
    • サテ
    • ヌクトゥン

    などがおすすめです。

    ベトナムお菓子のばらまき土産はコレ!カシューナッツ&ドライフルーツ

    ベトナムばらまき土産におすすめ!カシューナッツ&ドライフルーツ

    ベトナム旅行・出張者におすすめしたいばらまきお土産が「カシューナッツ」と「ドライフルーツ」です。ベトナムのカシューナッツの輸出量は、実は世界1位となります。

    一昔前からベトナム人の間ではマカダミアナッツがよく食べられるナッツでしたが、カシューナッツは伝統的なナッツなので、旧正月などでも茶請けとしてよく嗜まれています。

    ドライフルーツは乾燥タイプとしっとりタイプがありますが、おすすめは断然しっとりタイプ。乾燥ものはスナック感覚で食べられますが、ドライフルーツという感じがしないかもしれません。

    ベトナムのばらまき土産は人気ブランド「YUGOC/ユーゴック」で集めよう

    ベトナムのばらまき土産は人気ブランド「YUGOC/ユーゴック」で集めよう

    YUGOC(ユーゴック)はホーチミンで生まれた自然食品をお土産にしたベトナム地場ブランドで、日本人や韓国人旅行者に高い支持があります。

    メインプロダクトは非加熱生はちみつですが、こちらはばらまき土産としては少々高いので、500円以下の予算であればカシューナッツ、マカダミアナッツ、ドライフルーツ、パームシュガーなどを買うことができます。

    ホーチミン/ハノイ/ダナンなら当日配達可能!ホテルデリバリー

    ⒸYUGOC
    ⒸYUGOC

    YUGOCはホーチミン・ハノイ・ダナンの現地に取り扱い店舗があるほか、YUGOCの公式通販ページから注文すれば、宿泊ホテルまでデリバリーしてくれます。

    ネット決済すればホテルのレセプションに商品を預けてくれるので、観光から帰ってきたら引き取るだけでとても楽です。

    YUGOC公式:https://yugoc.com/

    まとめ:ベトナムのばらまき土産は事前に吟味して決めよう

    今回はベトナムのばらまき土産に関して具体的な商品や注意点などを紹介しました。雑貨とお菓子を含めると、あれもこれもと買いたくなってしまいますので、行き当たりばったりではなく、ある程度は事前に買うべきものを決めておくのが良いでしょう。

    Writer/この記事を書いた人

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    古川 悠紀
    トラベルライター

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    大学卒業後、日本で販売店営業、外資(米国)メーカー勤務を経て2011年にベトナムのホーチミンに移住。トラベルライターとして東南アジア各国を周遊・居住し旅行生活経済の記事を請け負う。実績にAll About、阪急交通社、自著「ベトナムとビジネスをするための鉄則 55」、寄稿「トリコガイドベトナム(アルク出版)」、「複住スタイル(英和出版)」、下川裕治著/編に記事の寄稿等がある。