ハノイのサパ現地ツアーの見どころを徹底紹介!トレッキングもあり!
ベトナム北部にあるラオカイ省に位置する「サパ」は、ハノイから寝台バスで行ける穴場的な観光地。近年は高速道路の開通によりぐっと身近になったので、一般の旅行者でも敷居が低くなりました。そこで、今回はツアーで行くサパの見どころをご案内します。
サパ行きのツアーの移動手段は「バス」が一般的
ベトナムのラオカイ省にあるサパは、中国との国境近くにある山岳地帯。旅行者にとっては認知度自体は低くはありませんが、寝台列車で11時間もかかったため、行く人はあまりいなく、穴場の観光地でした。
しかし、最近になってようやくハノイからサパに向かう途中に高速道路が開通しました。これを受けて、バスや車で5時間半とおよそ半分の時間でサパに行くことができるようになりました。そのため、ツアーでもバスで行くのが一般的です。バスは寝台バスもありますので、予約する際に確認するといいでしょう。また、旅行会社によってはワゴンタイプの車で行くプランもありますが、料金は高めの設定です。
ハノイのサパ行きツアーは最短で1泊2日。日帰りツアーはなし
サパまでは5時間で行けるようにはなりましたが、いまのところハノイ発サパ行きのツアーに日帰りはなく、最短でも1泊2日の2日間の旅程となります。短期旅行者でハノイとサパ両都市の観光を希望している方は、日本にいるうちから旅のスケジュールを考えておくといいでしょう。
ちなみに1泊2日は最短となり、そのほか2泊3日、3泊4日までが多くツアーで用意されています。
最近はサパでホテルラッシュ。5つ星ホテルもあり!
ほんの10年前までは、旅行者が行き交うサパの中心地であっても、宿泊するホテルはせいぜい3つ星レベル。その他は1泊1000円程度の安宿がごろごろとあるような町並みでした。しかし、昨今は観光開発が進み、インターナショナルホテルのMギャラリーを筆頭に高級ホテルも並ぶようになりました。
「ホテルは清潔なところがいい」という人も多いと思いますが、サパでは心配いりません。ただし、ハイシーズンは多くの旅行者が利用するので、なるべく早くから予約してください。
ベトナムのサパで楽しめる観光スポット
サパ現地ではどのような滞在を楽しむことができるのでしょうか。サパといえば少数民族との交流を真っ先にイメージするかと思いますが、実はそれ以外にも数多くの自然景勝地があります。
サパの観光地
・ファンシーパン山
ケーブルカーで山頂へ。大仏を拝みに行こう。
・カットカット村
黒モン族の村を見学。森林に囲まれた素朴な風景が広がっています。
・棚田
美しいライスフィールドの風景を目に焼き付けて
・バックハー市場
毎週日曜に開催される市場。少数民族が多く集まり、民芸品などを売ってくれます。
現地ツアーに参加して楽しめること
現地ツアーに申し込んで楽しむことができるのは下記となります。一部は旅行会社にサパツアーを申し込んだときについているかもしれません。
・バイクツア―
バイクで山岳を周遊します。爽快です!
・トレッキングツアー
一番人気でサパツアーに組み込まれていることが多いです。棚田を見ることができます。
・少数民族の家にホームステイ
最初は勇気がいるかもしれませんが、旅行者の間では満足度が高い現地ツアー。一生ものの思い出になります。
・ムオンホア渓谷のサイクリングツアー
ムオンホア渓谷で自転車に乗って町を散策します。もちろん少数民族もいますよ!
サパ観光では市内観光もおすすめ
サパの市内観光も時間をとって楽しんでほしいところです。アジアらしい雰囲気かと思いきや、フレンチコロニアルな美しく古めかしい建物を多く見ることができます。景観は抜群ですし、町中に少数民族の衣装を纏ったモン族やタイー族を見ることができる、不思議な空間が広がっています。
最近は物産店も増えてきましたし、おいしい山岳料理を食べられるレストランもオープンしています。グルメの食べ歩きも楽しみです。
サパツアーは1泊2日で十分?おすすめの日数は?
サパツアーは日帰りでは行くことは現状難しいため、最低1泊2日からとなりますが、それではおすすめの日数は何日なのでしょうか。上記で紹介した観光スポットや現地ツアーを幾つか楽しむとしたら、やはり1泊では難しいのが正直なところ。1泊2日の場合は行ける観光スポット及び現地ツアー含めて1つくらいです。あとは夜にサパ市街を散策する程度で終わってしまいます。
そのため、きちんとサパを観光したい場合は2泊3日、もしくは3泊4日のツアープランを選ぶことをおすすめします。