【6月】ベトナム旅行者向け全国旅行情報!服装や天気も解説

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6月にベトナムに訪れる旅行者向けに、全国の旅行情報を現地在住者が詳しく紹介します。服装や気候・天気はもちろん筆者おすすめの観光地もご案内します。

当サイト「タビスパ」はベトナム旅行者向けにスパ・レストラン・現地ツアー情報を掲載しています。いずれもページ上から予約が可能なので、ぜひベトナム旅行の際にご活用ください。

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目次

    6月のベトナムの気候・天気情報を観光地別に紹介!雨季はどこ?

    6月のベトナムの気候・天気情報を観光地別に紹介!雨季はどこ?

    日本人が訪れるベトナム観光都市は、北部ハノイと南部ホーチミンが人気1位、2位となりますが、両都市とも5月から雨季に入っており、ハノイは10月まで、ホーチミンは11月まで雨降りの日が続きます。

    一方で中部ダナンは8月まで乾季が続くため、引き続き観光のベストシーズンとなります。ハノイ、ホーチミン、ダナンの3都市の中で、天気事情だけで考えた場合、最もおすすめな観光地はダナンと言えるでしょう。

    ベトナムの気候事情:南国熱帯気候は実はホーチミンだけ

    東南アジアに属するベトナムと言えば、「1年中蒸し暑い」、「熱帯気候」というイメージを持つ人が多いでしょう。しかし、実際のところイメージ通りの気候を持つのは、ベトナムの中では中南部以南のみとなり、観光都市でいえばニャチャン、ホーチミン、メコンデルタ、フーコック島となります。

    ダナンは熱帯モンスーン気候、ハノイは温帯夏雨気候となり、いずれも1年中暑い気候ではありません。

    ホーチミンの雨季は気にする必要なし?

    6月のホーチミンは雨季の真っ只中で、1日複数回の雨が降ります。しかし、気温は高く、雨が降らない時間は屋外観光に適していますし、ホテル内のプールで泳ぐこともできます。

    また、雨が降っても数十分で止むことがほとんどのため、雨を理由に観光のスケジュールが狂うことはほとんどありません。ホーチミンに限って言えば雨季である6月もおすすめできると言えます。

    6月のハノイ観光情報をまとめた記事はこちら!

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    6月のホーチミン観光情報をまとめた記事はこちら!

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    6月のダナン&ホイアン観光情報をまとめた記事はこちら!

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    ベトナム観光中の雨降りの過ごし方と対策

    ベトナム観光中の雨降りの過ごし方と対策

    ベトナム旅行中に雨が降ってきた場合、あるいは1日天気が悪く雨の心配をしなければならないときは、どのような過ごし方が最適なのでしょうか。

    まず、ハノイ、ダナン、ホーチミンともに市内観光にプランを切り替えることで、雨の心配はなくなります。いずれの都市も市内観光エリア内には数多くのカフェやレストラン、雑貨店、スパがあるので、雨宿りには困りません。

    一方でハノイのハロン湾やホーチミンのメコンツアーなど、郊外エリアに向かう際は、雨は大敵となります。6月は台風シーズンではないため、ハロン湾の船が欠航することは稀ですが、雨が降っていたら視界も悪く満足度は半減です。

    初めてのベトナム旅行者向けのおすすめの雨対策

    ベトナムの雨はスコールとなり、所謂通り雨です。そのため、何の前触れもなく突然豪雨が降るケースが珍しくありません。雨対策としては、折りたたみ傘やポンチョをバッグに入れておくのと、事前に雨が降ったときに逃げ込むカフェやレストラン、スパなどを決めておくといいでしょう。

    6月のベトナム旅行者向け「服装」をご案内!注意点など

    6月のベトナム旅行者向け「服装」をご案内!注意点など

    6月にベトナムへ訪れる旅行者は、服装に関しても迷っていることでしょう。6月は日本では梅雨の時期ですが、服装は基本的に夏服となりますね。

    一方でベトナムも本格的な雨季に入り、気温は30度を優に超えますし、湿度も70~80%以上を推移します。そのため、旅行者は基本的に日本の真夏を想定した「薄手の半袖シャツやTシャツ、リネン素材のパンツやワンピース」といった通気性の良い服装が最適です。

    また、ベトナムに降り注ぐ紫外線の量は日本の1.3~1.5倍多いとも言われているので、紫外線&日焼け対策は必須です。熱中症対策として帽子やサングラスも忘れずに用意しましょう。また、冷房が強いレストランやショッピングモールでは羽織れる薄手のカーディガンやストールがあると安心です。

    寺院や教会を巡るときに服装で気をつける点

    ベトナムは他のアジア諸国ほどルールが厳しくはありませんが、格式高い教会や寺院を訪問するのであれば、露出の高い服装は避けるべきです。具体的には男性は短パン、女性はミニスカートは避けてください。また、肩が出るタンクトップやノースリーブの場合は、ストールやシャツを一時的に着用するのが良いでしょう。

    6月はベトナム中部(ダナン&ホイアン)のベストシーズンってほんとう?

    6月はベトナム中部(ダナン&ホイアン)のベストシーズンってほんとう?

    上記で説明したように、6月のベトナムはハノイとホーチミンは雨季の最中となりますが、中部地方はモンスーン(季節風)の影響で引き続き乾季となります。ベトナム中部の観光地はダナンを中心にホイアンとフエが有名ですね。

    ホイアンはダナンから車で40分、フエは2時間半のところにあり、いずれも屋外観光となるため、乾季の6月は旅行のベストシーズンと言えます。

    ちなみに少し気が早いですが、8月のお盆の時期は、ダナンは乾季から雨季への移り変わりとなるので、年によっては雨がぱらつきはじめます。もし6月と8月のどちらに行こうか迷っているのであれば、筆者は6月に行くことをおすすめします(航空券も安いですしね)。

    6月のベトナム旅行は安い?航空券やホテル事情を紹介

    6月のベトナム旅行は安い?航空券やホテル事情を紹介

    日本では7月になると学生旅行が活発化し、またサービス業に従事している会社員はお盆に休めない代わりに7月下旬頃に前倒しで休暇を取得する人が多くなります。8月になるとお盆シーズンなので、航空券は高騰してしまいますね。

    一方で6月はゴールデンウィークとお盆の間の期間となるため、比較的旅行者数は少なく、航空券やホテル宿泊料金も安く収めることができます。

    航空券は格安航空会社(LCC)で3~4万円台、レガシー航空(ANAやJAL、ベトナム航空)で6~7万円台から購入できます。

    6月おすすめのベトナム観光地はどこ?|タビスパのピックアップ旅行先

    6月おすすめのベトナム観光地はどこ?|タビスパのピックアップ旅行先

    「ベトナムは2回目だからダナン以外の場所に行きたい」、「中部旅行は決まってるけど、具体的な観光地に迷ってる」という人は、ベトナム中部観光地のフエに訪れてはいかがでしょうか。

    世界遺産の古都フエは、ベトナムの王朝が長らくあった場所。歴代皇帝の廟や建築物はユネスコ世界遺産に指定されており、1日ツアーでそれらを周ることができます。町自体はそれほど見て回る観光スポットはないので、1~2泊程度で十分。その後はバスか飛行機でダナンに移動してダナン市街地とホイアン旧市街を1日ずつ回るのがいいでしょう。

    フエ・ダナン・ホイアン周遊モデルスケジュール(3~4日間)

    1日目:フエ到着・観光
    午前:日本→フエ到着orダナン→フエ到着
    午後:フエ阮朝王宮の見学(周辺のティエンムー寺や博物館も含む)
    ポイント:レストランではフエの王宮料理を楽しみましょう。夜は新市街散策を。お土産は買う必要なし。
    フエ泊

    2日目:フエ歴代皇帝の廟巡り/ダナンへ移動
    午前:ツアーに参加して世界遺産の郊外観光(カイディン帝廟、ミンマン帝廟、トゥドゥック帝廟など)
    夕方:ツアー終了後、ダナンへ移動(バスまたは車/約2~3時間)飛行機もありですが、バスで行ける距離です。
    夜:ダナン市内観光(ドラゴン橋、DHCマリーナ、ソンチャナイトマーケット)
    ポイント:週末はドラゴン橋で火と水を噴くイベントがあります。
    ダナン泊

    3日目:ホイアン観光
    午前:ダナン市街地の観光orミーケビーチで海水浴
    夕方:ダナンからホイアンへ移動(車で約40分)
    夜:ホイアン旧市街観光(日本橋、旧家&博物館めぐり)
    ポイント:ホイアンナイトマーケット&灯篭流し体験も◎
    ダナンorホイアン泊

    4日目:ダナンまたはホイアン発
    午前:ダナン市内観光(大聖堂、市場、お土産店)
    昼食:海近くのレストランでシーフード料理を堪能
    午後:高級スパでベトナム旅行最後の思い出作り
    ポイント:スパは事前予約で割引や空港までのドロップオフサービスがある!
    夜:ダナン空港へ移動、帰国

    まとめ:6月のベトナム旅行はダナン&ホイアンのベストシーズン!

    今回は6月のベトナム旅行情報をご案内しました。6月はベトナム中部のダナンやホイアンが最も過ごしやすくおすすめとなります。ダナンは晴天が多く、ビーチリゾートや世界遺産巡りにぴったり。

    とはいえハノイやホーチミンに訪れる際は雨対策をしっかりしておけば、それほど残念な旅行になることもありません。

    Writer/この記事を書いた人

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    古川 悠紀
    トラベルライター

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    大学卒業後、日本で販売店営業、外資(米国)メーカー勤務を経て2011年にベトナムのホーチミンに移住。トラベルライターとして東南アジア各国を周遊・居住し旅行生活経済の記事を請け負う。実績にAll About、阪急交通社、自著「ベトナムとビジネスをするための鉄則 55」、寄稿「トリコガイドベトナム(アルク出版)」、「複住スタイル(英和出版)」、下川裕治著/編に記事の寄稿等がある。