ホーチミンのホテルおすすめエリア5選|初旅行で失敗しない選び方

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ホーチミン旅行でホテルを選ぶ際、初めての旅行者ならどこのエリアがおすすめなのか分かりませんよね。旅行会社は「町の中心ですよ」と言うけれど、いざ行ってみたら外れだった、なんてこと。今回はホーチミン市内のおすすめホテルエリアとエリアの長所と短所をご案内します。

目次

    ホーチミンのホテルは市内中心部を選ぶのがおすすめ

    ホーチミンのホテルは市内中心部を選ぶのがおすすめ

    初めてのホーチミン旅行では、ドンコイ通りやベンタイン市場などがある市内中心部にホテルを取るのがおすすめです。主要な観光スポットやレストラン、スパなどが集まっているため、徒歩で観光しやすく、Grabやタクシーで移動する場合も旅程を組みやすくなります。

    以前はこの一帯を「1区(District 1)」と呼んでいましたが、2025年7月の行政区再編によって1区は廃止されました。現在はサイゴン坊やベンタイン坊などに再編されています(観光サイトでは「サイゴン区」と表現されることもあり)。ただし、ホテル予約サイトや旅行情報では現在も「1区」という旧称が使われることがあります。

    エリアおすすめの旅行者観光の便利さホテルの特徴注意点
    ドンコイ・グエンフエ周辺初めての旅行、夫婦・カップル◎高級ホテルが多い宿泊料金は高め
    ベンタイン市場周辺観光とホテル代のバランス重視◎中級ホテルの選択肢が豊富周辺は人通りが多い
    レタントン・日本人街周辺出張、一人旅、日本語環境重視◎ホテルの選択肢が多い夜はネオン街となる
    パスター通り周辺立地と価格のバランス重視〇中級ホテルを探しやすい場所によって中心地まで遠くなる
    ファングーラオ・ブイビエン周辺一人旅、格安旅行、ナイトライフ○安宿や手頃なホテルが多い夜間の騒音に注意
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    ホーチミンのホテルエリア①:初めての旅行者におすすめ「ドンコイエリア」

    ホーチミンのホテルエリア①:「ドンコイエリア」の長所と短所

    初めてホーチミンに訪れる旅行者や、買い物、スパ好きの女性旅行者におすすめなのがドンコイエリアです。100を超える雑貨店、カフェ&レストラン、スパが建ち並び、この町だけで観光を完結することも可能。

    ホテルは「マジェスティック」や「ルネッサンスリバーサイド」、「シェラトン」といった有名どころの5つ星ホテルのほとんどが集まっています。

    ホテルエリアにドンコイを選ぶメリットとデメリット

    【メリット】
    ・主要観光スポットを徒歩で回りやすい
    ・レストラン、カフェ、スパ、ショップが多い
    ・高級ホテルの選択肢が豊富
    ・初めてのホーチミン旅行でも観光プランを組みやすい

    【デメリット】
    ・ほかのエリアと比べてホテル代が高くなりやすい
    ・観光客向けのレストランやショップが多く、ローカルエリアと比べて価格が高め
    ・通勤時間帯や週末は周辺道路が混雑することがある

    ホーチミンのホテルエリア②:旅の幅が広がる「ベンタイン市場周辺」

    ホーチミンのホテルエリア②:旅の幅が広がる「ベンタイン市場周辺」

    ベンタイン市場周辺もホーチミン旅行者に人気のホテルエリアの1つ。ドンコイエリアまで徒歩15分程度で行くことができますし、バックパッカー街にも徒歩圏内。ちょっと歩けばローカルな町並みも見ることができるので、ベトナムを深く知りたい旅慣れた旅行者にもおすすめできます。

    ベンタイン市場周辺には「シルバーランドホテル」や「リバティホテル」など3つ星から4つ星ホテル、「ニューワールド」のような5つ星が建ち並んでいます。3つ星は清潔さに欠けて間取りが狭いため、できれば4つ星を選ぶのがポイントです。

    ホテルエリアにベンタイン市場周辺を選ぶメリットとデメリット

    【メリット】
    ・ドンコイ・グエンフエ方面とファングーラオ方面のどちらにも移動しやすい
    ・ベンタイン市場やホーチミン市美術館などへ歩いて行きやすい
    ・中級ホテルの選択肢が豊富
    ・飲食店やショップが多く、滞在中の食事や買い物に困りにくい

    【デメリット】
    ・市場周辺は人通りや交通量が多い
    ・ドンコイ周辺と比べると高級ホテルの選択肢は少ない
    ・ホテルの場所によって周辺の雰囲気や騒音に差がある

    ホーチミンのホテルエリア③:東南アジア好きにおすすめ!「ファングーラオ(バックパッカー街)」

    ホーチミンのホテルエリア③:東南アジア好きにおすすめ!「ファングーラオ(バックパッカー街)」

    バックパッカー街として知られるファングーラオエリアは、ファングーラオ通り、デタム通り、ブイビエン通りといった目抜き通りで構成されている、タイのカオサンを一回り小さくしたような町。とはいっても数百のお店は深夜まで営業していて、その賑わいに度肝を抜かれることは間違いありません。タイのカオサンは市内中心から離れていますが、ホーチミンのファングーラオはベンタイン市場から徒歩15分程度と近いのが魅力。

    この界隈のホテル事情は、高級ホテルはなくゲストハウスやドミトリーと言った安宿から2つ星程度のホテルが多く集まっています。女性にはちょっときびしいかもしれませんが、東南アジア好きやバックパッカーを演じたい人にはおすすめです。

    ホテルエリアにファングーラオを選ぶメリットとデメリット

    【メリット】
    ・東南アジアの熱気を感じることができる
    ・手頃な価格のゲストハウスやミニホテルを探しやすい
    ・飲食店やバーが多く、夜まで楽しめる
    ・一人旅や宿泊費を抑えたい旅行者と相性がいい

    【デメリット】
    ・深夜まで現地の若者や欧米人バックパッカーの騒音がする
    ・多人種、多国籍の人々が行き交うため、治安が悪い
    ・高級ホテルや静かなホテルステイを求める旅行者には選択肢が限られる

    ホーチミンのホテルエリア④:レタントン・日本人街周辺

    ホーチミンのホテルエリア④:レタントン・日本人街周辺

    日本語環境や食事の便利さを重視するなら、レタントン通りの日本人街周辺もホテル候補になります。日系飲食店や日本人向けの店舗が集まるエリアとして知られ、海外旅行に慣れていない人や出張者、一人旅でも滞在しやすいのが特徴です。

    レタントン通りからドンコイエリアまでは比較的近く、市民劇場やグエンフエ通りなどは徒歩10分前後で移動できます。一方、日本人街の路地周辺は夜になると昼間とは雰囲気が変わるため、家族旅行や夜の静けさを重視する場合は、ホテルの位置を確認して選ぶのがおすすめです。

    ホテルエリアにレタントンを選ぶメリットとデメリット

    【メリット】
    ・ドンコイやグエンフエ周辺へアクセスしやすい
    ・日本食レストランなど日本人向けの店舗が多い
    ・ホテルの選択肢が多い
    ・出張や一人旅でも滞在しやすい

    【デメリット】
    ・日本人街周辺は夜になると雰囲気が変わる
    ・ホテルの場所によって主要観光スポットまでの距離に差がある
    ・ベトナムらしい街並みやリゾート感を求める旅行者には向かない

    ホーチミンのホテルエリア⑤:立地と価格のバランスが良い「パスター通り周辺」

    ⒸSherwood Residence
    ⒸSherwood Residence

    観光の便利さを確保しながら、ドンコイ周辺とは少し違う場所でホテルを探したい人には、パスター通り周辺も候補になります。パスター通りはホーチミン中心部を南北に延びており、ベンタイン市場や統一会堂、ドンコイ方面へ歩いて移動しやすい場所もあります。

    ただし、パスター通りは南北に長いため、あまり北のホテルを選んでしまうと、中心部に行くのに少し苦労することになります。ホテルはそこまで多くありませんが、「Sherwood Residence」は日本人旅行・出張者に非常に高い支持を得ています。

    ホテルエリアにパスター通り周辺を選ぶメリットとデメリット

    【メリット】
    ・ホテルの場所によってはベンタイン市場やドンコイ方面へ徒歩で移動できる
    ・市内中心部に滞在しながら観光プランを組みやすい
    ・レストランやカフェを利用しやすい

    【デメリット】
    ・通りが南北に長く、ホテルによって観光の利便性が大きく異なる
    ・ドンコイやベンタイン市場周辺ほど「この一帯に泊まれば便利」とは言い切れない
    ・予約前にホテルの位置を地図で確認する必要がある

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    ホーチミンでホテルをおすすめしないエリア

    ホーチミンでホテルをおすすめしないエリア

    ホーチミンには市内中心部以外にもホテルがありますが、観光を目的とした短期旅行では、宿泊場所によって移動の負担が大きくなります。ホテル代の安さだけで決めず、観光する場所との距離まで確認することが大切です。

    チョロン|観光にはおすすめだが宿泊拠点には不便

    チョロンはホーチミン最大の中華街として知られ、市場や寺院などを巡る観光先としては魅力があります。一方、ドンコイやベンタイン市場など中心部の定番スポットを観光する場合は、その都度Grabやタクシーでの移動が必要になります。

    また、日中は旅行者などで活気立つチョロンですが、夜になるとしんと静まり返るエリアが多く、治安面も不安が残ります。

    空港周辺|早朝・深夜便を利用するとき以外は不便

    タンソンニャット国際空港周辺にはホテルが多くありますが、市内観光の拠点としてはおすすめしません。ドンコイやベンタイン市場などの中心部から車で30分程距離が離れており、また、周辺に観光できる名所はありません。

    治安は悪くありませんが、ホテル宿泊者の多くがベトナム人なので、外国人旅行者が納得するサービスを提供するホテルも限られます。

    ホーチミン市内で最もおすすめのホテルエリアはどこ?

    ホーチミン市内で最もおすすめのホテルエリアはどこ?

    初めてのホーチミン旅行なら、最もおすすめなのは「ドンコイ・グエンフエ周辺」です。主要観光スポットを徒歩で巡りやすく、レストランやカフェ、スパも多いため、2泊3日や3泊4日など限られた滞在時間でも効率よく観光できます。

    一方、ホテル代とのバランスを重視するなら「ベンタイン市場周辺」がおすすめです。ドンコイ方面とファングーラオ方面の中間に位置し、観光するエリアを広げやすいのがメリットです。

    レタントン、パスター通り、ファングーラオにもそれぞれ利点がありますが、初めての旅行で迷っているなら、まずはドンコイ・グエンフエ周辺とベンタイン市場周辺からホテルを探してみてください。

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    Writer/この記事を書いた人

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    古川 悠紀
    トラベルライター

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    大学卒業後、日本で販売店営業、外資(米国)メーカー勤務を経て2011年にベトナムのホーチミンに移住。トラベルライターとして東南アジア各国を周遊・居住し旅行生活経済の記事を請け負う。実績にAll About、阪急交通社、自著「ベトナムとビジネスをするための鉄則 55」、寄稿「トリコガイドベトナム(アルク出版)」、「複住スタイル(英和出版)」、下川裕治著/編に記事の寄稿等がある。