【ハノイ】フォー/Phoの名店・有名レストランを紹介!
ベトナムのハノイ旅行では本場のフォー(Pho)を堪能したいですね。
ここではフォーの名店・有名レストランや事前に知っておくべきフォーの種類や注文方法、注意点を紹介します。
ベトナム料理の定番「フォー(Pho)」はハノイの名物!
ベトナムの旅行ガイドブックや観光サイトで必ず紹介されているベトナム名物料理の「フォー(Pho)」ですが、実はハノイ含むベトナム北部が発祥となります。
確かにフォーは全国的に食べられているメジャーな大衆料理ですが、ダナンやホーチミンといった他のエリアでは、歩けばフォーの屋台や食堂に当たる、というわけではありません。一方でハノイは観光エリアの旧市街を歩けば、至るところにフォーの屋台や食堂がありますし、レストランでも必ずメニューにあります。
そのため、「ベトナムで本場のフォーを食べたい!」と強い目的を持ってベトナム旅行を計画している人は、ハノイを選んで大正解です。
ハノイ市内&旧市街で行くべきフォーの名店・有名レストランを紹介!
以下ではベトナムのハノイ市内観光の折に立ち寄れる現地人や旅行者に有名のフォーの名店を紹介します。ほとんどの食堂、レストランがホアンキエム湖周辺か旧市街となるので、徒歩での食べ歩きも十分可能です。
ハノイ|フォーの有名店① エラホテル直営レストラン/Era Restaurant(エラ)
ハノイ旧市街にある4つ星ホテル「エラホテル」が経営する直営レストランです。ホテル内ではなく独立店舗なので気軽に入れます。
鍋類が人気ですが、もともとベトナムの定番料理をメインとしていたため、いまでも牛肉フォーは支持されています。複数種のハノイ名物と併せて注文してください。
Era Restaurant/エラレストラン
住所:48 Ma May Hang Buom. Dist.Hoan Kiem. Hanoi
営業時間:10:30~23:30
アクセス:ホアンキエム湖から徒歩約10分
公式HP:ここをクリック※外部サイト
ハノイ|フォーの有名店② ベトナムらしい半屋外レストラン/Green Farm Restaurant(グリーンファームレストラン)
肉系の料理が美味しいと欧米人旅行者に評判のレストラン。クッキングクラスも主催している実力派です。
旧市街内中央部から少し北上した場所にあり、牛肉フォーと鶏肉フォーの両方あります。ベトナムらしい雰囲気なので夜に訪れたいです。
Green Farm Restaurant/グリーンファームレストラン
住所:44B Dao Duy Tu St. Dist.Hoan Kiem. Hanoi
営業時間:9:00~23:00
アクセス:ホアンキエム湖から徒歩約20分
公式HP:ここをクリック※外部サイト
ハノイ|フォーの有名店③ 大量のネギと揚げパンが人気のフォー専門店/Pho Thin(フォーチン)
ハノイ・ホアンキエム湖から南方に歩いたところにある老舗食堂。かなり小汚い店舗ですが、実は日本をはじめ韓国やオーストラリアにも店舗を構える老舗。
大量の青ネギが盛られているのが特徴。揚げパンをスープに浸して食べてください。女性博物館やホアロー収容所エリアです。
Pho Thin/フォーチン
住所:13 Pho Lo Duc St. Dist.Hai Ba Trung. Hanoi
営業時間:6:00~21:00
アクセス:ホアンキエム湖から徒歩約20分
公式HP:ここをクリック※外部サイト
ハノイ|フォーの有名店④ フォーの生地を使った生春巻きが絶品の高級店/Hanoi Food Culture(ハノイフードカルチャー)
ベトナムとフレンチのフュージョン料理を楽しめる高級店の部類に入る旧市街中心エリアのベトナム料理レストラン。
フォーの生地を使った春巻きはハノイ名物。他のステーキ等と一緒にオーダーしてみてください。
Hanoi Food Culture/ハノイフードカルチャー
住所:60 Phat Loc, Hang Bac St. Dist.Hoan Kiem. Ha Noi
営業時間:10:00~22:00
アクセス:ホアンキエム湖から徒歩約10分
公式HP:ここをクリック※外部サイト
ハノイ旅行者はどこでフォーを食べる?店舗のメリットデメリット
ハノイの観光エリア内には数多くのフォーの名店がありますが、旅行者はどこで食べるのがおすすめなのでしょうか。店舗形態によってメリットとデメリットがあるので、以下を踏まえた上で検討してみてください。
1.ベトナムらしいと言えば「フォーの屋台」。ただし衛生面はやはり気になる
道端の屋台で食事するのもベトナム・ハノイの楽しみですね。観光エリア内では旧市街にフォーの屋台がたくさん集まっています。大勢の旅行者が訪れるので少し割高ですが、それでも安くておいしいハノイ名物にありつくことができます。
ただし、屋台は想像の通り衛生面に不安があります。特に小さな子供は胃腸も弱いので、お腹を壊す可能性もあるかもしれませんので、大人旅での利用に限るのがいいでしょう。
2.おすすめはフォーの専門店。「食堂」はハノイ旧市街に多数あり
ハノイ旧市街には現地人行きつけのフォーの専門店となる大衆食堂がたくさんあります。フォーはスープ出汁を作るのに手間と時間がかかるので、基本的にフォーの食堂はフォーのみとなります。
3.フォーの「カフェ&レストラン」でおすすめのお店の選び方
旅行者が行くようなカフェやレストランでもベトナム料理の扱いがあれば、高確率でフォーがメニューにあるでしょう。ただし、上述したように、フォーは手間と時間がかかるため、カフェやレストランで作るフォーはたとえ高級レストランであっても、食堂よりも味が劣る可能性もあります。
とは言えハノイ旧市街のレストランの雰囲気はベトナムにとっぷりと浸ることができますし、フォー以外の料理と併せて注文できるので、一度は体験してみるのもおすすめです。
ハノイ旅行者がフォーの名店・有名レストランを探すなら「旧市街」がおすすめ
ハノイ旅行者がフォーの名店や有名レストランを旅行中に探すのであれば、「旧市街」が一番おすすめです。旧市街はハノイ大聖堂やホアンキエム湖から徒歩で行けますし、旧市街にはフォーの名店とされる屋台がたくさん並んでいます。
ハノイ旧市街でフォーを食べるときのポイント
ハノイ旧市街で旅行者がフォーを食べる際は、「最初に値段を確認する」ことです。旧市街は外国人旅行者が多いため、大半の屋台はメニューを用意しています。しかし、屋台や食堂によっては値段を伏せているところもあるため、ぼったくられないために最初に値段を聞くのがいいでしょう。
ハノイ旧市街に並ぶ有名店のフォーの味の違いってない?
ハノイ旧市街には有名なフォーの名店がたくさんありますが、お店によって味が大きく違うのでしょうか?
実際は旅行者が自ら食べ比べしてほしいのですが、ラーメンのスープのように、お店による出汁の違いはあまり感じません。それよりは具材の牛肉のボリュームや歯ごたえや、麺のコシで差別化を図っている印象です。
ハノイ観光で行けるフォーの名店・有名レストランの予算目安を紹介
ハノイ旅行者が市内観光で行けるフォーの名店や有名レストランは上記の通りですが、以下ではそれぞれの目安を紹介します。
ハノイでフォー/Phoを食べるときの平均価格相場
屋台で食べるフォー:3万~4万ドン(約200円)
大衆食堂で食べるフォー:4万~8万ドン(約250~450円)
カフェ・レストランで食べるフォー:6万~15万ドン(300~800円)
外国人旅行者が訪れるようなベトナム料理レストランでフォーを食べると、平均相場の3~4倍割高になってしまうことが良くあります。あまりフォーに高いお金を出すのもいかがなものかと思うので、食べるべき場所はよく選ぶようにしてください。
ちなみに筆者はベトナム在住13年ですが、フォーを食べるときは4~6万ドンが相場と考えており、これ以上すると「だったら別の料理を食べようかな」といった印象となります。フォーはハノイ人のソウルフードで、日本人でいう牛丼的な感覚です。
牛肉と鶏肉の2種!ハノイの名店・有名レストランで食べるフォー/Phoの種類
ベトナム及びハノイ名物のフォー(Pho)は、米粉の平麺を使ったスープ麺となりますが、スープの出汁は大きく分けて牛肉と鶏肉の2種類が存在します。
Pho Bo:フォーボーと呼ばれるこちらは牛肉フォーとなります。Pho Bo Tai(フォーボータイ)はレア肉が具にある牛肉フォーです。
Pho Ga:フォーガーと呼ばれるこちはら鶏肉のフォー。鶏出汁なのでクセがなくあっさりしているのが特徴です。
Pho Oc:フォーオックと呼ばれるこちらは貝を具にのせたフォーです。ハノイ旧市街の食堂でよく見かけます。ホーチミンやダナンなど他の地域では見かけない種類となります。
Pho Bo Kho:フォーボーコー。写真上のようなビーフシチュー的なフォーです。どこのフォー屋にもメニューにあるわけではないので、こちらを目当てにする場合は事前にお店を探しておくと良いでしょう。行き当たりばったりでは見つけられないと思います。
ハノイの名店/有名レストランや屋台&食堂で名物フォーを食べるときの注意点
ハノイの名店/有名レストランや屋台&食堂で名物フォー(Pho)を食べる際は、以下を留意するとトラブル回避ができます。
1.お茶やウェットティッシュは基本的に有料
日本のレストランではお冷とおしぼりは無料で提供してくれますね。ベトナムのお冷はお茶となります。無料の場合は何も言わずにテーブルに置いてくれます。
ベトナム語では「Tra Da(チャダー)=冷たいお茶」、「Tra Nong(チャノン)=熱いお茶」となりますが、場合によっては一杯2000~4000ドン(15~30円)かかることもあります。
また、おしぼりはウェットティッシュとなりますが、こちらはほとんどのお店で有料です。5000~7000ドン(30~40円)程度です。
2.屋台&食堂の食器はティッシュで拭く
屋台や食堂のテーブルに備え付けの器やフォーク、箸、スプーンは自由に使えますが、野ざらしの状態なので埃がついています。そのため使う前にティッシュで拭くのが普通となります。
まとめ:ハノイ名物のフォー。名店や有名レストランは口コミを確認するのも手。よく吟味して決めよう
今回はハノイ名物のフォーをどこで食べるか、またおすすめの名店・有名レストランを紹介しました。屋台や食堂も良いですが、ハノイのレストランは雰囲気が良いですし、旧市街という古き良き場所で食べるフォーは格別です。少し高くつくかもしれませんが、初めてのハノイであれば一度は良い感じのレストランで食べてみてください。