ニャチャン観光マップ/地図│初心者向け観光エリアを解説

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ベトナム中南部ニャチャンの観光マップをもとに、旅行者向け観光エリアを徹底解説します。初めてニャチャン旅行を計画している人は、ぜひご覧ください。

当サイト「タビスパ」はベトナム及び東南アジアのスパ・レストラン・現地ツアーの総合予約サイトです。対応エリアも随時拡大しておりますので、ぜひご利用ください。

目次

    ニャチャンの観光エリアを観光マップ(地図)で確認

    ニャチャンの観光エリアを観光マップ(地図)で確認

    ニャチャンの観光エリアは大きく分けて、以下に区別できます。

    1. ニャチャン北部エリア
    2. ニャチャン中央エリア
    3. ニャチャン南部エリア
    4. 離島

    地図/マップから見るニャチャンの観光エリア別宿泊エリア紹介

    地図/マップから見るニャチャンの観光エリア別宿泊エリア紹介

    まず、ニャチャンの宿泊エリアは中央・南部・離島の3つのエリアとなります。それぞれに特徴がありますが、基本は中央部でホテルを探し、リゾートを希望するなら離島がおすすめです。

    南部は主にバックパッカー向けの安宿エリアとなっていて、欧米人よりは韓国人と中国人が圧倒的多数を占める宿泊エリアとなっています。

    一方で離島もおすすめですが、一旦ホテルに行ってしまうと市街地に戻るのが難しいので、町散策をしたい人や、初めてのニャチャン旅行者は市街中央エリアで探すのが無難です。離島のホテルに宿泊したい場合は、1泊程度で十分です。

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    北部観光エリアは何がある?│ニャチャン観光マップ/地図で確認

    北部観光エリアは何がある?│ニャチャン観光マップ/地図で確認

    ニャチャン北部エリアの観光スポットは、主に「ポーナガル塔」と「ホンチョン岬」の2つとなります。また、両スポットに行く道中には市街中心エリアよりも割安で食べられる海鮮食堂や、沿岸地域のB級グルメを食べられるお店があります。冷房付きの洒落たレストランはありませんのでご留意ください。

    ポーナガル塔│チャンパ王国の遺産&絶景ビューも見逃せない

    ポーナガル塔│チャンパ王国の遺産&絶景ビューも見逃せない

    ポーナガル塔は、かつてベトナム沿岸地域一帯に勢力を持っていた海洋国家「チャンパ王国」の遺産となります。ヒンドゥー教シヴァ派信仰で、ベトナムとは異なる独自の文化・言語・慣習を持っていました。

    ホンチョン岬│ユニークな奇岩と岩場を散歩

    ホンチョン岬│ユニークな奇岩と岩場を散歩

    ニャチャン北部に位置する「ホンチョン岬(Hòn Chồng)」は、海に突き出した巨大な岩場で、自然が長い年月をかけて生み出した独特の風景が魅力です。

    岬には大小さまざまな花崗岩が積み重なり、まるで誰かが意図的に配置したかのような不思議な光景が広がります。中でも有名なのが「巨人の手形」と呼ばれる大岩。

    中央観光エリアは何がある?│ニャチャン観光マップ/地図で確認

    中央観光エリアは何がある?│ニャチャン観光マップ/地図で確認

    一方でニャチャン中央エリアは観光の繁華街となります。ガイドブックに載るような目立った観光スポットは少ないですが、スパ・カフェ・レストラン・ホテル・お土産店・ビーチが集まっているので、町散策には飽きません。

    ニャチャンナイトマーケット│観光の拠点はこのエリア

    ニャチャンナイトマーケット│観光の拠点はこのエリア

    ニャチャンナイトマーケットは目抜き通りのレタントン通り傍で毎夜開催される市内最大規模の夜市です。

    雑貨やお土産だけでなく食事エリアもあるので、ここで夜食を食べるのもOKです。

    ニャチャン観光における中心地となるので、個々を拠点に町散策をはじめるのがいいでしょう。

    ダム市場│外にまで溢れる活気に満ちた市場

    ダム市場│外にまで溢れる活気に満ちた市場

    ニャチャン市内最大の屋内市場となりますが、お店は外回りにも溢れています。お土産雑貨を売るブースもたくさんありますが、品質は低め。

    市街北部にあるので、ポーナガル塔へ行く道中に立ち寄るのが良いでしょう。

    山教会│静寂に包まれる石造りの聖堂

    山教会│静寂に包まれる石造りの聖堂

    ニャチャン中心部の小高い丘に佇む「山教会」は、フランス統治時代に建てられた石造りのカトリック教会。荘厳なゴシック様式の建築と、美しいステンドグラスが見どころです。丘の上からはニャチャンの街と海を一望できます。

    南部観光エリアは何がある?│ニャチャン観光マップ/地図で確認

    南部観光エリアは何がある?│ニャチャン観光マップ/地図で確認

    一方でニャチャン南部エリアは観光スポットはなく、離島のホテルへ行くボート乗り場や、テーマパーク・ヴィンパールランドへ行くケーブルカー乗り場があります。また、離島ツアーに参加する際も、南部エリアの埠頭からボートに乗ります。

    観光スポットはありませんが、ベトナム人が知る安くておいしい海鮮食堂が多くあるのも南部エリアとなります。Googleマップでレストランを探したり、ホテルのレセプションにおすすめの食堂を訊いてみるのがいいでしょう(ホテルに聞いてもお腹を壊されると困るので食堂は教えてくれない可能性あり)。

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    ニャチャン観光マップ/地図を使った1日モデルコースの作り方

    ニャチャン観光マップを使った1日モデルコースの作り方

    ニャチャン観光が初めての方でも迷わないように、地図を使ってスムーズに回れる1日モデルコースをご紹介します。午前は屋内や影のある場所、午後は絶景・街歩き、夜はナイトマーケットという流れで、暑さを避けつつ主要スポットを押さえたルートです。観光・食事・買い物・休憩・散歩と、ニャチャンを無理なく堪能できるよう構成されています。

    午前9:00〜10:00│ローカル感満点のダム市場で買い物と散策(中央エリア)

    ニャチャン観光の朝は、ローカルの活気あふれる「ダム市場」から始めましょう。観光客向けというよりも、地元の人々が日常的に利用する市場で、よりリアルなニャチャンの暮らしを垣間見ることができます。

    午前中はまだ気温も上がりきっていないため、比較的快適に歩き回れるのもポイントです。 ニャチャンの観光地とは異なる、生活の息遣いが感じられる空間です。

    午前10:15〜11:15│ポーナガル塔でチャンパ文化と絶景を満喫(北部エリア)

    ダム市場からタクシーで約5分。「ポーナガル塔」はニャチャンで最も有名な歴史スポットの一つで、8世紀頃に建てられたチャンパ王国の祈りの場です。赤褐色のレンガ造りの塔が並び、その神秘的な佇まいには圧倒されます。

    丘の上に位置するため、塔から見渡せるニャチャン湾の景色はまさに絶景。ニャチャン観光のなかでも印象的な風景の一つです。 敷地内には民族衣装を着た祈祷師の姿もあり、今も信仰の対象として大切にされている場所であることが伝わってきます。

    午前11:30〜12:30│ホンチョン岬と絶景カフェで休憩タイム(北部エリア)

    ポーナガル塔から車でわずか3分で行ける「ホンチョン岬」は巨大な岩が重なり合い、まるで自然がつくった彫刻のような景観を誇る人気の観光スポットです。「巨人の手形」と呼ばれる大岩は、写真映えスポットとしても知られています。

    散策のあとは、岬のすぐそばにある「Coffee Hon Chong」などの絶景カフェで一休み。テラス席から海を眺めながら、ベトナムコーヒーや南国フルーツのスムージーを楽しむことができます。

    午後13:00〜14:00│山教会で静かな時間と市街地の絶景を(中央エリア)

    午後の観光は、ニャチャン中心部に戻り「山教会(ストーンチャーチ)」へ。1930年代にフランス人神父の指導で建てられたこの教会は、石造りのゴシック建築が美しい観光スポットです。教会は市街地の小高い丘に位置しており、ニャチャンの街並みを一望できるロケーションも魅力の一つです。

    鐘楼やステンドグラス、石柱が醸し出す荘厳な雰囲気は、静けさの中に凛とした空気を感じさせてくれます。現在も地元の信者が集う現役の教会として機能しており、観光の際にはマナーを守って訪れることが求められます。

    午後14:00〜16:30│市街地を気ままに散策・ショッピング・カフェ・スパ体験など

    教会の観光後は、ニャチャン市街地を自由に歩く時間です。この時間帯は最も暑くなりますが、中心部には冷房の効いたカフェや雑貨店が充実しており、屋内で過ごせるスポットも豊富です。おしゃれなカフェでマンゴージュースやココナッツを味わったり、セレクトショップでベトナム雑貨やコスメを探したりと楽しみ方はさまざま。

    また、時間があればスパでのマッサージ体験もおすすめです。特に観光客向けのスパでは、足マッサージやフェイシャル、全身のオイルマッサージなどが手ごろな価格で提供されています。午後のひとときを使って身体をリセットすれば、夜の街歩きもさらに楽しめるでしょう。

    夜17:00〜18:30│ニャチャン・ナイトマーケットでお土産と屋台グルメ

    日が傾き始めた夕方は、ニャチャン名物「ナイトマーケット」へ。チャンフー通り沿いにあるナイトマーケットは観光客にとって定番のナイトスポットで、活気と熱気に包まれています。散策しながら食べ歩きするも良し、じっくり買い物するも良し。ナイトマーケットでは、旅の最後にふさわしい“ベトナムらしさ”を存分に体感できます。

    夜18:30〜20:00│海沿いの夜の街を散歩して1日を締めくくり

    ナイトマーケットのあとは、海沿いに出てチャンフー通りをゆったりと散歩。夜風が心地よく、海に映るホテルやバーの灯りがリゾート気分を一層盛り上げてくれます。ニャチャンビーチには地元のカップルや家族連れの姿も多く、ローカルと観光客が自然に溶け合う雰囲気が印象的です。

    静かな夜のビーチを歩きながら、1日の出来事を思い出してみるのも旅の醍醐味の一つでしょう。疲れがたまっていれば、ホテルへ戻って早めに休むのもおすすめです。ニャチャンの夜は思ったよりも静かで、ゆっくりと余韻に浸るのにちょうどいい時間が流れています。

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    ニャチャン観光マップ/地図についてよくある質問(FAQ/Q&A)

    Q:ニャチャン観光を回るのに地図は必要ですか?

    A:はい。ニャチャンは観光エリアが広く分散しているため、観光マップ(地図)を見ながら回ると効率よく観光できます。主要エリアの位置関係を把握することで移動時間のロスも防げます。

    Q:ニャチャンの観光マップはどこで入手できますか?

    A:ホテルや観光案内所、空港などで紙のマップが無料でもらえることがあります。また、Googleマップや旅行サイトで公開されているニャチャン専用の観光マップも便利です。

    Q:観光マップ上で初心者におすすめのルートはありますか?

    A:はい。ダム市場→ポーナガル塔→ホンチョン岬→山教会→町散策→ナイトマーケットという流れが、地図で見ても移動が効率的で、初心者にも無理のない観光ルートです。

    Q:ニャチャンの地図でおすすめのスマホアプリはなんですか?

    A:Googleマップです。GPSで現在地を確認しながら観光できます。オフラインマップを事前に保存しておくと、通信が不安定な場所でも安心です。

    Q:ニャチャン観光に最適なエリアマップの範囲はどこまで?

    A:中心部を起点に、北はホンチョン岬・ポーナガル塔エリア、南はビーチ沿いのリゾートホテル群までを含めるのが一般的です。エリアマップには、徒歩移動圏とタクシー利用圏を明確に分けると便利です。

    Q:地図を見ながらニャチャンを1日で回るのは可能ですか?

    A:はい。観光マップを活用すれば、主要なスポットを1日で回ることが可能です。事前にルートを決めておくことで、効率よく動けて時間の無駄がありません。

    Q:ナイトマーケットやビーチも観光マップに含まれていますか?

    A:多くのニャチャン観光マップには、ナイトマーケットやビーチ、海沿いの散歩道なども記載されています。地図を使えば、昼の観光から夜の街歩きまでスムーズに移動できます。

    Writer/この記事を書いた人

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    古川 悠紀
    トラベルライター

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    大学卒業後、日本で販売店営業、外資(米国)メーカー勤務を経て2011年にベトナムのホーチミンに移住。トラベルライターとして東南アジア各国を周遊・居住し旅行生活経済の記事を請け負う。実績にAll About、阪急交通社、自著「ベトナムとビジネスをするための鉄則 55」、寄稿「トリコガイドベトナム(アルク出版)」、「複住スタイル(英和出版)」、下川裕治著/編に記事の寄稿等がある。