日本/ホーチミンから行くニャチャン行きツアーを徹底紹介!注意点も解説
日本もしくはホーチミンから行くことができるベトナム中南部のビーチリゾート地「ニャチャン」。パッケージツアーか現地ツアーを予約することで行くことができますが、あまりネット上にはニャチャン行きの情報がない様子。そこで、今回はニャチャン行きツアーの概要と注意点をご紹介します
ベトナム最大のビーチリゾート地「ニャチャン」とは
日本人にとってベトナムのビーチリゾート地といえば、まず思いつくのは中部ダナンではないでしょうか。ダナンはここ数年で躍進し、世界から注目されるリゾート地に成長しました。しかし、ダナンが有名になる前は、今回ご紹介するニャチャンがベトナム最大のビーチリゾート地でした。いまでもロシアを筆頭に欧米人の間では、ダナンよりもニャチャンの方が有名です。
ハノイやホーチミンでは、レストランやツアーデスク、カフェにお土産店へ行けば、決まって日本語メニューがありますが、ニャチャンでは日本語は一切なく、代わりにロシア語のお店看板をあちらこちらで見ることができます。
日本からニャチャンへ行く場合はパッケージツアーを予約しよう!
2021年末時点で、日本からニャチャンへ行く直行便は残念ながらありません。そのため、日本からニャチャンへ行く場合は、まず一旦ホーチミンかダナン、ハノイといった直行便で行ける都市へ向かい、そこから国内線に乗り換えてニャチャンへ行くことになります。
最もスタンダードなのは日本からホーチミン、そしてニャチャンへ行くルートです。ホーチミンからニャチャンまでは、空路でたったの1時間です。そのため、日本の各旅行会社では、ホーチミン乗り継ぎのニャチャン行きパッケージツアーを取り扱っていますので、日本人旅行者はそちらを予約することになります。
日本発ニャチャン行きのパッケージツアーのおすすめ旅行日数は5~6日間
日本発ニャチャン行きのパッケージツアーの内容は旅行会社によって若干異なるものの、おおむね5~6日間の旅程となるのが一般的です。5日間の旅行日数であれば、ニャチャン現地で丸2日間フリーで観光することができます。
1日目:移動
2~3日目:ニャチャン自由観光
4~5日目:深夜便を利用して日本へ帰路
という旅程が最も多いようです。そのため、「たったの2日間だけじゃ旅行した気分になれないよ」と言うのであれば、6日間のパッケージツアーを選ぶことができますし、それ以上宿泊したいのであれば、延泊プランを選べば、希望の旅行日数でニャチャンツアーに参加することができます。
日本からニャチャン行きのパッケージツアーを予約する際の注意点
日本からニャチャン行きのパッケージツアーを予約する場合、旅行会社やツアーの種類によって、ツアー代金に大きな差があることに注意してください。ニャチャンは一昔前から外国人に支持されているリゾート地ですが、5つ星のリゾートホテルが増えてきたのはここ数年のことです。
3~4つ星の昔からあるビル型の高級ホテルに宿泊するツアーであれば、それほど高くはないのですが、リゾート型の最新のホテルに宿泊する場合は、それだけで数倍のツアー代金がかかってしまうことがあります。
また、ニャチャンの観光範囲は広いため、日本を発つ前にGoogleで地図などを見ながら、事前に具体的な滞在スケジュールやルートを組むことを強くおすすめします。
ホーチミン発現地ツアーで行くニャチャン旅行もおすすめ!
日本からではなく、ホーチミンからニャチャン行きの現地ツアーに参加する方法もあります。個人で自力で行くこともできますが、上述したようなリゾートホテルの場合は、旅行会社と提携しているので、ツアーに参加した方が割安になることも多いです。
ホーチミンから行く場合は、日本発ホーチミン行きのパッケージツアーを予約して、フリー観光のときに現地の旅行会社にニャチャン行き現地ツアーを申し込むことができます。もちろん日本から自力でホーチミン、そしてニャチャン行きの航空券とホテルを予約して行くのもかまいません。
現地ツアーを予約すれば、ホーチミンとニャチャンの2都市周遊旅行ができる!
日本からニャチャン旅行のパッケージツアーに予約する場合と、ホーチミンの現地ツアーに参加する場合では、大きな違いが1つあります。
前者の場合は、基本的にニャチャン観光のみとなり、ホーチミンは乗り継ぎのために立ち寄るだけで、市内を観光することはできません。
一方でホーチミンの現地ツアーに参加すれば、ホーチミンとニャチャンの2都市周遊旅行を実現することができます。
ホーチミン発現地ツアーでニャチャンへ行く場合の注意点
一方でホーチミン発の現地ツアーでニャチャン旅行を計画する場合、ニャチャン現地における問題はすべて自力で解決しなければなりません。上述したように、ニャチャンは日本人観光客がほとんどいない観光地となり、辺りを見渡しても、欧米人だらけのリゾート地となります。
そのため、ホテルスタッフをはじめ、レストラン、カフェ、現地オプショナルツアーとあらゆる観光施設において日本語は通じませんし、日本語表記のメニューやパンフレットもありません。英語しか通じないのが怖い、と言うのであれば、素直にパッケージツアー、もしくは現地ツアーに参加するべきと言えるでしょう。
個人観光に徹する!ビーチリゾート「ニャチャン」現地の楽しみ方!
ニャチャン現地に降り立ったのち、現地オプショナルツアーに参加せずに個人観光で自由に歩き回りたい場合は、どのような現地の楽しみ方が考えられるのでしょうか。
ニャチャン北部観光エリア:自然&遺跡景勝地を巡るリゾートな時間を満喫
ニャチャンの観光範囲は非常に広大となりますが、大きく分けて「市内北部」、「市内中心」、「市内南部」と区別することができます。
北部にはチャンパ王国の遺跡が眠る「ポーナガル(チャム塔)」、岩場を散歩して、摩訶不思議な宙に支えられた岩石を見る「ホンチョン岬」の2つの観光スポットに行くことができます。両スポットはタクシー5分かからない距離にありますが、ホンチョン岬ではタクシーを見つけるのが困難なときがあるので、現地に到着して辺りに客待ちのタクシーが見当たらないときは、30分から1時間ほどタクシードライバーに待機してもらうといいでしょう。そのときはコーヒー代として数万ドンお渡しください。
ニャチャン中心部観光エリア:ベトナムらしい風景に癒される。夜はナイトマーケットも
ニャチャン中心部には、巨大屋内市場「ダム市場」、7km以上にわたって南北に続く「ニャチャンビーチ(ロングビーチ)」、小高い丘にある「ニャチャン大聖堂」が見どころです。また、観光客が集まる中心市街地には、安マッサージ店やお土産店、レストランにオープンカフェなどがずらりと並んでいます。この周辺に宿を取るのもいいですが、基本はビル型となり、リゾートホテルに宿泊する場合は北部もしくは南部エリアで探すことになります。
また、夜はナイトマーケットも毎夜開催され、さらに海沿いにはシーサイドバーも営業します。砂浜に椅子を置いて星空の下、さざ波をBGMにカクテルで乾杯できます。
ニャチャン南部観光エリア:家族で楽しむ!巨大テーマパーク
ニャチャン南部では、離島丸ごとテーマパークの「ヴィンパールランド」が見どころとなります。ジェットコースターや観覧車など基本的なアトラクションはもちろん、水着を持ってくれば海やプールで泳ぐこともできます。
現地オプショナルツアーを利用!ニャチャンを100倍満喫できるツアーを紹介!
続いてご紹介するのは、ニャチャン観光をより有意義にしてくれる現地オプショナルツアーです。注意点としては、ニャチャン現地には日本の旅行会社の支店及びツアーデスクがありませんので、基本は英語ツアーの参加となります。
ツアーの申し込み方法は、宿泊ホテルのレセプションか、ニャチャン市内中心部を歩いてツアーデスクを探すかのいずれかとなります。参加者はほぼ欧米人なので、ツアー代金はどれも安めに設定されているのが嬉しいです。
現地オプショナルツアー人気No.1!離島周遊コース
ニャチャンの現地オプショナルツアーで一番の人気を誇るのが、こちらの「離島周遊ツアー」です。ニャチャンビーチ沖にあるミエウ島、ムッ島、モッ島に向かい、船上ランチを頬張り、シュノーケリングやダイビングを楽しむことができます。
催行するツアー会社によって若干立ち寄るところは異なりますが、離島ならではの静香なビーチを楽しむことができるので、現地ツアーに参加するならば、マストで行きたいところです。
ホーチミンから行くニャチャンツアーで2つの都市を同時に楽しもう!
今回はニャチャンへの行き方、及びツアー参加の有無をご紹介しましたが、おすすめはホーチミンとニャチャンの2都市観光です。せっかくベトナムに来たのだから、ビーチだけではなく、都市観光も楽しんでほしいところです。ホーチミンとニャチャンでは観光方法や現地の過ごし方がまるで異なりますので、できれば一週間くらいの旅行日数を確保して、ホーチミンとニャチャンを2日間ずつ満喫していってください。
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