すべて公開!ダナン旅行でスパを10倍楽しむ方法【保存版】
ベトナムの中部ダナンは近年日本人に大人気のビーチリゾート。日本からおよそ6時間で行くことができ、年々直行便も増えています。そして、リゾート地のダナンに訪れたならば、カップル夫婦や女子旅ならなおさら贅沢な南国スパを楽しみたいところですよね。しかし、ダナンが初めてならば、お店の選び方やチップ事情、貴重品管理、基本的なサービス内容、実際の流れなど、あらゆる情報が欲しいところ。そこで、当記事はダナンのスパにまつわる情報をすべて網羅し、有意義なダナン旅行を成功させるための完全版となります。
ダナン旅行者が知っておくべき4つのスパエリア
ベトナムのダナンは近年リゾート開発が進み、十年ほど前から「ハノイ、ホーチミンに続く第三の都市」と呼ばれるようになりました。それに伴い日本人旅行者も増えてきているのですが、それでもまだまだ観光開発が進んでいるのは市街地のみ。ホイアンという世界遺産観光地はあるものの、観光エリア自体はそれほど広くはありません。ダナン旅行者がスパを楽しむ場合、まずはお店選びとなりますが、ここでは簡単にスパエリアの概要を説明します。
「ダナン大聖堂周辺」のスパ情報
ダナン大聖堂のあるチャンフー通りは市街地側のメインストリートとなります。ダナンの市内観光における要所である「ハン市場」、「チャム彫刻博物館」なども同通りとなり、また道中にはお土産店やスパもいくつかあります。ただ立地は優れているものの、それほど雰囲気や内装にこだわったところは見受けられなく、それでいて外国人価格とちょっとコスパは悪め。
「ミーケービーチ周辺」のスパ情報
市街地からソンハン橋やロン橋を渡りハン川を越えた先に広がるのがミーケービーチ。近年観光開発が最も進んでいるビーチエリアです。とはいえビーチエリアは南北に広く、現在お店がたくさんあるのはソンハン橋とロン橋の間。スパを探すのもこのエリアがいいでしょう。スパは欧米人がよく行くような安マッサージからしっかりしたスパまでさまざま。広い土地を活かして市街地には見られない大規模なスパがあるのも特徴。ただし中国人や韓国人の団体受け入れ店が多いので、場合によっては騒がしいのが玉に瑕。
ダナンならでは!「高級ホテル」のスパ情報
リゾート地のダナンでスパを楽しむならば、4つ星、5つ星の高級ホテル内で営業しているスパを体験するのもおすすめです。値段は張りますが、それでも1万~2万円程度で楽しめるのは破格の安さ。海の眺めながらマッサージを楽しめたり、広い面積を活かしてジャグジーやサウナを利用できるところも多くあります。特にカップル夫婦ならば、一生の思い出を作りたいところ。ホテルによってはキッズクラブに子供を預けることができるので、スパを満喫している間は従業員に子供の面倒を見てもらうことができます。
世界遺産「ホイアン」のスパ情報
ダナンから車で40分ほど走ったところにある世界遺産の町「ホイアン」。ここでスパを楽しむ場合は、旧市街から少し外れたホテル内のスパか、ナイトマーケット周辺の安マッサージ店となります。しっかりとした雰囲気あるスパは実は旧市街にはありません。その理由は2つ。1つは旧市街は世界遺産のため、自由に改築することができないからです。もう1つは、ホイアンは毎年台風の影響で冠水して床上浸水の被害をうけるため、清潔感が大事なスパを営業するのはなかなか難しい現状があります。
絶対知っておいて!ダナン旅行では予約が必須の理由
ダナン旅行者がスパに行く場合、事前の予約が原則必須となります。何か月も前から予約する必要はありませんが、3日から1週間前くらいには予約してください。予約しなければならない理由は下記となります。
世界中の旅人が訪れるダナン。人気のスパはどこも満室
ダナンが人気なのは日本人だけではありません。中国、韓国、アメリカ、オーストラリア、ロシア、フランスと世界中から旅行者が押し寄せます。無論ビーチリゾートというだけあって、スパは外国人全般に人気。トリップアドバイザーやガイドブックで紹介されているのような人気店は安心と信頼できるとあって、常に予約で埋まっています。わざわざタクシーで時間とお金をかけてお店に行っても、「今日は1日予約でいっぱいです」と門前払いされると、今後のスケジュールが大きく狂ってしまうのでは。
予約をしないで行くとサービスの質が大きく低下する
予約ありとなしとではサービスの質に違いがあると聞くと信じられないかもしれません。しかしこれは事実です。予約なしで行く場合は、部屋の装飾や準備がありますので、普通に30分以上待たされます。前の利用者の髪の毛がベッドに落ちていたり、床が濡れていたりすることも正直ベトナムでは普通。予約をしていけば、お店は前もって準備ができるので、万全の状態でお客を歓迎することができます。
予約することによって得られる「恩恵」
タビスパはスパ店舗のオーナーと直接対話して独自の提携を結んでいます。そのため、現地でトラブルがないことはもちろん、「送迎サービス」、「無料預け荷物」」、「割引」、「ギフトプレゼント」といった特典を受けることができます。中でも「個室無料確保」はタビスパの予約者が受けられる大きな特典の1つ。お一人様から利用することができますし、特に〇〇円以上の予約といった制約もありません。是非積極的にご利用ください。
リゾート地のダナンはやっぱりスパ料金は高め?相場事情
リゾート地のダナンはハノイやホーチミンと比べると、発展はしていないもののスパの料金はやはり外国人価格となり高めの設定です。その他のレストランやカフェ、ナイトマーケットの雑貨などは現地人も行くので物価は安め。ビーチやホテル内のプールなどは当然無料で利用できるので、こちらで節約してスパに予算を多く確保するのがいいでしょう。
安マッサージの料金相場(チップは別)
- フットマッサージ 30分……30万ドン(1500円)
- ボディマッサージ 60分……50万ドン(2500円)
スパの料金相場(チップは別)
- フットマッサージ 30分……40万ドン(2000円)
- ボディマッサージ 60分……50~80万ドン(2500~4000円)
- パッケージコース 2時間……100~200万ドン(5000~1万円)
高級ホテル内のスパの料金相場(チップは別)
- フットマッサージ 60分……50~80万ドン(2500~4000円)
- ボディマッサージ 60分……80~150万ドン(4000~7500円)
- ボディスクラブ 100万ドン(5000円)
- パッケージコース 2時間……180~400万ドン(9000円~2万円)
ダナンでスパ体験。チップはいつ・いくらあげるべき?
ダナンでスパを楽しむ場合は海外旅行初心者の方の前に立ちはだかる問題に「チップ」が挙げられます。
まず、チップは安マッサージ店で5万ドン(250円)程度。スパ、ホテルスパでパッケージコースを受けた場合は、10万ドン(500円)程度をわたしてあげると喜んでもらえます。逆にチップが少ないと、「もっと頂戴!」と文句を言われる場合があるので、せっかくリフレッシュした気分も台無しです。そうならないためにも、チップの相場をきちんと覚えておくことは重要です。
次にチップをわたすタイミングですが、通常のお店であれば、マッサージを終えたあとはセラピストはベッド直しのために部屋に残り続けますので、その際にチップをわたしましょう。高級スパの場合は、セラピストが部屋を出てしまうので、その際はレセプションで会計する際に、チップも同時に払うことになります。場合によっては受付から紙をわたされて、そこにチップの金額を書いて支払います。
入店から退店までの大まかな流れを把握しよう!
ここではスパに入店してから退店までの一連の流れを簡単にご説明します。
- 入店
- 予約している場合は受付で名前を告げる。予約がない場合は料金表を受け取り確認する。
- スタッフに連れられてマッサージルームへ
- 貴重品はロッカーや棚に入れる
- 施術開始
- 終了後、セラピストにチップを支払う
- 会計
ベトナムでは上半身裸でマッサージを受けます。インドネシアでは紙おむつのようなパンツに着替えさせられますが、ベトナムではお店側が用意するトランクスに履き替えます。
ダナンのスパでは貴重品はロッカーに預けられる?
ダナンという異国の地でスパを受ける場合、どうしても気になるのが貴重品管理です。貴重品の管理方法はお店によって異なりますが、基本は
① 鍵付きのロッカールームに預ける
② マッサージルームの中にある鍵つきの棚に衣類と一緒に預ける
ただし、ロッカーや棚には鍵がない場合もあります。その場合は財布は持っていき、施術するベッドの下に設置されているカゴに入れるようになります。ただし、寝入っている隙にお金を盗まれる心配もありますので、基本的に大金を持ってスパに行くのはご法度です。これは高級ホテルスパであっても同じこと。ある程度のリスク管理は自分でしなければならないことを覚えておいてください。
日本から持っていくべきものはある?準備や持ち物を紹介
スパをより楽しむために、日本で準備することや持っていくものはあるのでしょうか?
準備編~女性は特に注意が必要
女性の場合は「スパに行く日が生理にかぶらないようにする」ことも求められます。多くのスパでは生理でも問題なく受け入れてくれますが、女性にとっては気分が沈んだりと問題だらけですよね。また、妊娠している方も念のためお店側に了解をとるべきです。また、スパ後にシャワーを使いたい場合や、しばらく荷物を預かってほしい場合なども対応の可否は確認をとっておくといいでしょう。
持ち物編~化粧品&紫外線対策は必需品
スパだけのために持っていく持ち物はありませんが、スパ後は化粧が崩れますので、化粧直しをするための道具は女性は必須といえるでしょう。また、紫外線対策としてのUVカットクリームも持参してください。ボディオイルがまだ身体に残っている場合は、できればシャワーを浴びて落としておきたいところ。それができない場合は、多少強めのUVカットクリームを塗っておくのがおすすめです。
より満足度の高いスパ時間を「VIPルーム」を利用
スパには他人と同室になるオープンルームと、個室の2種類があります。フットマッサージくらいならばオープンルームでもいいのですが、上半身裸になるボディマッサージや、贅沢な気分を満喫したいパッケージコースの場合は個室が断然おすすめとなります。また、カップル夫婦で利用する場合は無論のこと同室が可能です。この個室はダナンでは「VIPルーム」、「プライベートルーム」とお店によって呼称が異なりますが、意味するところは個室であることに変わりありません。
タビスパから予約すれば、多くのお店で無料で個室手配が可能なので、是非ご利用ください。また、スパによっては個室の中にサウナやお風呂があるところも多く、基本は無料で利用できます。こちらも旅の思い出に一役買ってくれることでしょう!
ダナンで楽しめるスパとマッサージ店の違い
ダナンを歩いていると、「スパ」と「マッサージ」の2種類の看板を見つけることができますが、実は意味は同じです。ただしマッサージというと、比較的料金が安いチープなお店であることが多いため、雰囲気やサービスは期待できません。もしマッサージ店に行きたい場合は、トリップアドバイザーやガイドブックに紹介されているような人気店を探してください。そうでないお店の場合は、外国人相手にぼったくりを働いたり、おざなりのサービスでお金をとろうとするのでトラブルの元となります。
他のアジアの国とはちょっと違う。ベトナムのスパの特徴
これはダナンに限ったことではなくベトナム全体に言えることですが、タイやインドネシアなど他のスパが有名な地域と比べて、ベトナムのスパはちょっと違うところがあります。
セラピストは基本的に女性
多くの国ではセラピストの性別は選択式か男性と女性の割合が半々です。しかし、ベトナムではこちらがあえて指名しないかぎり、基本的にセラピストは女性となります。女性旅行者にとっては安心ですよね。ただしフットマッサージでは男性にあたることもしばしばあります。
場合によってはきわどいところまで手が伸びることも
これはインドネシアでもあるあるですね。とりわけオイルマッサージを選んだときは、セラピストの手が股関節まで伸びることもあります。もちろん女性にとってはデリケートな場所となるので、やはりセラピストが女性であることに越したことはありませんね。
お店選びは慎重に!注意すべき点はどこ?
ダナンにはホテルスパも合わせると100以上のお店があります。特にミーケービーチ周辺は非常に多くのスパが建ち並ぶようになりました。しかし、その中でも日本人が満足できる接客やサービス、雰囲気といった質の高いお店は実はそれほど多くはありません。では、そのようなお店はどうやって選べばいいのでしょうか。ここではお店を選ぶ際の注意点をご紹介します。
- 日本語での口コミが多いお店を選ぶ
どこのお店もトリップアドバイザーなどの大手のサイトにはサクラで口コミを投稿しています。しかし、ネイティブの日本語の口コミはサクラではないので、信頼することができます。 - 1年以上営業しているお店を選ぶ
チャンフー通りやミーケービーチ周辺のスパは非常に入れ替わりが激しいです。その中でも1年以上営業を続けられているお店は、多くの旅行者から支持されているので信頼に足るということができるでしょう。 - 料金が相場以上のお店を選ぶ
料金が相場よりも安い場合は、「スタッフに払う給料が安いのでサービスが悪い」、「部屋が狭い」、「チップが高い」、「電気代を節約して冷房ではなく扇風機」、「施術に使うオイルや化粧品が安物」のどれかだと思ってください。結局のところ、日本のように「安くていい品」というのはベトナムではありません。
カップル&夫婦に絶賛される人気店をご紹介
ダナン旅行ではファミリーとカップル夫婦の旅行者が一番多いようです。もしカップルや夫婦でダナンに来たら、どんなお店を選ぶのがおすすめなのでしょうか。カップルや夫婦で行く場合は、
① 雰囲気を大切にしているちょっとお高いスパ
② サウナやお風呂を利用できるスパ
③ 個室が広い。また部屋の中にサウナやお風呂がある
これらの条件を元にお店探しをしてみてはいかがでしょうか。ちなみに上述したように、ダナンのスパで個室(VIPルーム)を利用する場合は、無条件で男女同室が可能なのでご安心ください。
高級ホテル内のスパはハネムーンや記念日にも最適!
高級ホテル内のスパはダナンではほとんどが直営店なので、料金は高めですが、その分サービスの質は段違いです。特にノボテルホテルの「インバランススパ」は、広々とした個室にサウナとお風呂付きというVIPルームがありますし、プルマンホテルの「ナンスパ」はおそらくダナンで最も広い限定1部屋のVIPルームが利用可能。緑を眺めながらの5つ星ホテルスパを堪能することができます。
女子旅みんなでスパを満喫!満足度120%のお店はここ!
女友達や母娘といった女子旅でダナン旅行を計画している方も多くいることでしょう。女子旅行者がダナンでスパを選ぶポイントは下記となります。
① 3名以上の場合はオープンルームを貸切にしてくれるお店
② 南国バカンスを満喫できるミーケービーチ周辺のお店
口コミで選ぶのも断然あり!
女子旅で行くなら口コミでお店を選ぶのもあり。口コミ数が多いお店はそれだけ注目されているので、お店側も信頼を気にしています。最近は日本人旅行者も多くなってきたので、スパ側も日本語の口コミをチェックして、さらなるサービス強化を図ってくれていることでしょう。
ボディオイルでベトベトのまま観光する気?シャワー無料のお店を選ぼう
ボディオイルがついた身体のまま観光を再開したり、飛行機に乗りたくはありませんよね。スパによっては無料で施術後にシャワーを浴びさせてくれるところもありますので、それを条件にお店を選ぶのもいいでしょう。ちなみに、言い換えればシャワールームがない、使うのが有料のお店もたくさんあることも覚えておいてください。
ずっと記憶に残るダナン旅行を。旅の思い出にスパは必須のカテゴリー
いかがでしたか。ここではダナン旅行者がスパを楽しむ際のあらゆる知識と情報を紹介しました。是非これを参考に思い出に残るダナン旅行を成功させてください。