ハノイの空港周辺の観光スポット事情!近くで行ける場所も紹介
ハノイ旅行者が最初に降り立つ空の玄関口のノイバイ空港。空港の近くには観光できる名所やエリアはあるのでしょうか。今回はハノイの空港周辺の観光情報をご案内します。
ハノイの空の玄関口「ノイバイ空港」
ハノイの空の玄関口である「ノイバイ国際空港」。国内ターミナルと隣接していて、2015年に拡張工事が行われ、日本の大成建設がそれを受注。現在はアジアのハブ空港としても利用されるまでに成長しました。とはいえ、規模自体はそれほど大きくないので、初めての旅行者でも迷う心配はありません。
ハノイのノイバイ空港周辺の観光事情
ハノイのノイバイ空港周辺には観光で行けるような名所やエリアはあるのでしょうか。実はノイバイ空港の周辺は田園地帯となっていて、近くで行ける観光地はありません。ノイバイ空港から観光の中心であるホアンキエム湖までは、およそ45kmあり、車で行くと40分程度かかります。
電車もないため、移動はタクシーのみ
ちなみにハノイには市内を網羅する電車がないため、移動は車のみとなります。歩いて近場のエリアに行くこともできませんので、基本はタクシーを捕まえて市街に出るしかありません。
ハノイの空港でのトランジットの過ごし方
例えば第三国へ行くための経由としてハノイのノイバイ空港に降り立った人や、国内線の乗り換えで数時間のトランジットが発生する人。ハノイ旅行最終日で早く空港についたから、周辺で観光したい人などはどうすればいいのでしょうか。
基本的に上述したように、ノイバイ空港周辺には旅行者が行ける場所はありませんので、「近くでどっかお茶をして時間を潰す」といったことができません。残念ながら「空港内で待機」するのが現実的となりそうです。
6時間以上のトランジットがあるならば、ハノイ中心市街地へ行こう!
もし空港での待機時間、いわゆるトランジットが6時間あるならば、いっそのこと入国手続きをしてハノイ市の中心市街地へ出るのも1つの方法です。上述したように、ノイバイ空港から中心市街までは車でおよそ40分。帰りは時間帯によって渋滞する可能性もあるため、1時間、雨の日はスピードを出せませんので、1時間半は見ておくと安心です。
路線バスで行くのはおすすめできない理由
路線バスは86系統で市街中心まで行くことができますが、ベトナムに慣れない旅行者には、下記理由からあまりおすすめしません。
- ホアンキエム湖に停まるバスがないのと、旧市街のバス停は北部なので、降りたあとにかなり歩く
- どこのバス停で降りていいか分からない
- 幾つものバス停に停車するため、タクシーよりも時間がかかる
- 渋滞に巻き込まれると、機動力がないためタクシーよりも時間がかかる
ハノイ空港から行くおすすめ周辺観光地をご案内!~タイ湖
ハノイの空港から車でおよそ30分で行けるタイ湖。空港周辺とは言い難いですが、旅行者向けエリアの中では最も近いとされる観光地です。ハノイで最も美しく面積が大きい湖がとされるタイ湖では、湖畔の散策や贅沢グルメ、鎮国寺や西湖府といった仏教寺院を見学することができます。夜よりも日中散策に向いています。時間が余ったら5つ星ホテルやお洒落なカフェで小休止するのも憩いの時間となるでしょう。
空港周辺ではないけれど、「旧市街」まで行くのも一つの手!
さらに遠くなってしまいますが、いっそのことハノイ市のど真ん中にある旧市街に行くのも一つの手となります。旧市街はタイ湖から車でさらに15分から20分ほど南下したところに広がるかつての城下町です。昼間であればレストランでランチを嗜んだり、スパでマッサージをするのもいいでしょう。残りの時間に合わせてメニューを選ぶことができます。夜であれば通り沿いの露店で食事やお酒を飲んだり、雑貨店で買い物をするのがおすすめの歩き方です。旧市街の中は人で混雑しているので、タクシーを呼ぶときはホアンキエム湖や東部に出て捕まえましょう。
近い将来はハノイ空港の周辺も観光地化される見込み!
2020年時点ではハノイには電車が走っていませんが、数年後には地下鉄メトロが開通予定となっています。ハノイ空港と市街地も結ばれることが決まっていますので、車よりも早く、渋滞の心配のない電車が旅行者に期待されています。また、鉄道ができれば駅周辺は発展するので、今後は空港周辺でも歩いて行ける観光エリアもできることでしょう。それまでしばらくお待ちください!