ホーチミンで安いスパやマッサージ店をおすすめしない理由5つ

Top Image
Image 1
Image 2
Image 3
Image 4

ホーチミン旅行で是非楽しみたいのがスパやマッサージなどのリラクゼーションサービスですよね。日本よりも圧倒的な安価でサービスを受けることができるので、日本人観光客の間ではとても人気です。

ところが、安価だから、といってそのサービスの質が保証されているとは限りません。大体は値段に応じたサービスの質で、思ったようにリラックスできない場所も多々あります。安価なスパやマッサージ店を訪れるときには心構えをしていかなければなりません。安いスパやマッサージ店をお勧めしない理由をご案内します。

目次

    1.接客サービスが悪い!

    ヘッドスパの写真

    なんといっても「安かろう悪かろう」。安い賃金で働かされているマッサージ技師が多いので、サービスが悪いです。ネットでみていた雰囲気とは全く違っていたり、スタッフが無愛想でまったくいい気分でなかったという声が多数あります。

    お茶が出るサービスがあるはずだったのに、それを指摘すればとっても嫌な顔をされて、まずいお茶を乱暴に出された、などという件もあるようです。

    2.衛生管理がされていない!

    安価なスパやマッサージ店では、支出を抑えるために掃除夫/婦を雇わないばかりか、満足な掃除用器具もない場所があります。そのため、安価な場所であるほど衛生管理が行き届いていないところが多いのです。

    ドロドロの床を裸足で歩かされたり、髪の毛が落ちていたり虫がいたり、不快になるほどに汚いところもあるといいます。タオルが清潔そうに見えないところもあるので、リラックスなんてもってのほかですよね。少し高くてもいいから、綺麗な場所でサービスを受けたいですよね。

    3.言葉が通じない!

    大きな問題ではないかもしれませんが、言語が通じないスタッフに施術されることもよくあります。十分な語学トレーニングを受けていないのにも関わらず施術し、お客さんとトラブルになるケースなどです。痛い、と言っているのに施術を止めず足を捻挫させられたり、相手の言っていることがわからずに満足に施術を受けることができません。

    リラクゼーションのために行っているのに怪我をさせられるなんて元も子もないどころか、考えられませんよね。一度施術は始まれば言葉は必要ない、と思うのではなく、何かあったときに自分の思っていることをきちんと伝えられることを念頭に、スパやマッサージ店選びをすると安心です。

    4.トレーニングされたスタッフの施術がない!

    ベトナムでもマッサージを他者にするためには、専門の資格が必要となります。しかし、信じられない話ですが、安価なスパやマッサージ店では、訓練されていない新人が見よう見真似で施術を行うことが多々あります。マッサージについてなんの知識も資格もない人が、お客さんに施術をするのです。

    人件費の節約という観点からこういうことが起こるのでしょうが、お金を払ってサービスを受ける人にとってはとんでもないことです。新人が十分な教育を受けていないままにお客さんに施術を施し、満足してもらえなかった、というケースも少なくありません。このような事態を避けるためにも、マッサージ師の資格の証明を見せてもらうことは一つの手です。

    5.支払いでトラブル発生

    安価なスパやマッサージ店で見舞われる可能性のあるトラブルの中で最も厄介なのがお金に関するトラブルです。割引券などを使って予約しても、実際に行くと割引券は適応されないと言われたり、予約したコースと全く違うコースの施術を勧められ、高い金額を請求されることがあります。

    また、基本料金を安く設定して、セラピストに払うチップが基本料金の半分、もしくはほとんど変わらないくらいのお金を払わなければならない、なんてこともあります。

    安マッサージはトラブルの元となることを覚えておこう

    安価のスパやマッサージ店では、お金に見合ったサービスしか受けることができないどころか、お金を払うのにも値しないような冷遇を受けることがあります。

    少し高くても本当にリラックスするためには、評判のいい高級スパやマッサージ店に行くことがお勧めです。

    Writer/この記事を書いた人

    著者の写真

    古川 悠紀
    トラベルライター

    FacebookInstagram

    大学卒業後、日本で販売店営業、外資(米国)メーカー勤務を経て2011年にベトナムのホーチミンに移住。トラベルライターとして東南アジア各国を周遊・居住し旅行生活経済の記事を請け負う。実績にAll About、阪急交通社、自著「ベトナムとビジネスをするための鉄則 55」、寄稿「トリコガイドベトナム(アルク出版)」、「複住スタイル(英和出版)」、下川裕治著/編に記事の寄稿等がある。