ベトナム旅行のお土産にお茶!種類や蓮茶の有名店紹介

Top Image
Image 1
Image 2
Image 3
Image 4

ベトナム旅行ではお土産にお茶を買う人も多いですね。ここではベトナム土産におすすめしたい種類や蓮茶の有名店などを紹介します。ホーチミン・ハノイ・ダナン旅行者必見です。

目次

    ベトナム旅行土産の定番は「お茶」

    ベトナム旅行土産の定番は「お茶」

    ベトナムのハノイやホーチミン、ダナンに訪れる旅行者の中では、ベトナムの誇る特産品がをお土産に買って行くのが定番となっています。旅行者向けのベトナム特産品は幾つかありますが、その中でも今回紹介する「ベトナム産のお茶(茶葉)」は、観光の折にお店で買いやすいですし、1個当たりの値段もピンキリなので、予算に応じて選べる魅力があります。

    同じくコーヒー豆もベトナム土産の定番ではありますが、コーヒー豆の種類によってはコーヒー愛好家の人でも飲むのが難しいこともあり、失敗したくない人へのお土産には不向きのケースもあります。

    ベトナム旅行で「お茶(茶葉)」が人気の理由

    ベトナム旅行で「お茶(茶葉)」が人気の理由

    何よりも日本でもお茶は特産として知られていて、毎日朝や食後に飲んでいる人も多いのでは。親和性のあるお土産は奇抜さに欠けるものの、老若男女問わず喜んでもらえますし、会社の先輩上司に贈るお土産としても最適です。

    ベトナムは茶葉生産高世界6位

    ちなみにベトナムの茶葉の生産高はなんと世界6位(日本は世界18位)となり、また東&東南アジアの中では中国に次ぐ2位となります。近年は欧米人の間でもお茶需要が高くなり、今後も期待できるベトナムの特産品ですね。

    ベトナム旅行で買って行きたい有名な「お茶(茶葉)」の種類

    ベトナム旅行で買って行きたい人気の「お茶(茶葉)」の種類

    ベトナム旅行でお土産にベトナム産のお茶を買いたい人は、現地で買えるお茶の種類を覚えておくと良いでしょう。ベトナムではハノイ、ダナン、ホーチミンが日本人旅行者に人気の観光地ですが、いずれの都市もコンビニやスーパー、お土産雑貨店、市場等で気軽にお茶(茶葉)を買うことができます。

    そこで、以下では旅行者に選んでほしいおすすめの種類を紹介します。

    1.ベトナム旅行者の人気No.1は「蓮茶/Tra sen」

    ベトナムを象徴する国花である蓮。茶葉1キロを生産するためには実に1000の蓮の花が必要となります。日本では珍しいお茶となりますが、ベトナムではどこでも売っているものとなります。ただし、値段はピンキリ。安いものは200円前後で買えますが、ブランド品や贈答品の蓮茶は値段が高めとなります。

    2.ベトナム人が親しんで飲む「ジャスミン茶/Tra hoa nhai」

    ベトナム人にとって親しみのあるお茶の種類に「ジャスミン茶」が挙げられます。日本でも飲む人は多いですが、ベトナムでは家庭でも食後や茶請けで普段から飲まれています。値段も安く、どこでも買うことができますが、市場のような野ざらしで売られているところでの購入はおすすめしません。

    3.日本だけじゃない。「緑茶/Tra Xanh」はベトナムの生活の一部

    緑茶といえば日本の文化・習慣の1つですが、実はベトナムでも古くから緑茶を飲む習慣があります。特に近年は緑茶の栽培技術が向上し、山岳高原地帯では茶畑が盛んです。品質はまだまだピンキリですが、お土産店で買える緑茶はオーナーのこだわりのお茶を仕入れているケースが多いので、スーパーで買える種類よりは質が高いと言えます。

    4.ヨーロッパで人気の「アーティチョークティー」もベトナムで人気のお茶

    あまり日本では知られていませんが、アーティチョークの植物の茶葉もベトナムでは高原地帯を中心に栽培されています。主に欧州地域に輸出され、二日酔いや肝臓・消化促進等の健康効果が見込まれます。高原地帯では植物を鍋の具材にして食べるところもあるようです。

    ベトナム旅行者向け人気の「蓮茶(ハス茶)」の選び方

    ベトナム旅行者向け人気の「蓮茶(ハス茶)」の選び方

    ベトナム旅行者がお土産に蓮茶(ハス茶)を買いたい場合は「パッケージ」と「産地」、「店舗の信頼性」の3つを重視してみるのが良いでしょう。

    ベトナムの蓮茶をお土産に:「パッケージ」の選び方

    ベトナム旅行のお土産に蓮茶を買うならば、パッケージは慎重に選ぶべきでしょう。お土産らしい・ベトナムらしいデザインか否かというだけでなく、「真空パックになっているか」、「傷や小さな穴が開いていないか」、「製品情報の記載やラベルが貼られているかどうか」は必ず確認してください。

    ベトナムで高品質のお茶を買うなら「産地」の確認はとても大切

    ベトナム人の間では、高品質なお茶を求めるなら「ドンタップ省(Dong Thap)」や「タイグエン省(Thai Nguyen)」といった山岳高原地域の産地のものを買うのが定番です。産地の確認は製品ラベルでできるほか、もし記載がなければお店のスタッフに質問してみるのが良いでしょう。

    騙されないためにも旅行者は「信頼できるお店で買う」ようにして

    ベトナムでは外国人旅行者を騙して安物の商品を高値で売りつけるお店も少なくありません。そのような悪質なお店に遭遇しないためにも、事前に調べもせずに行き当たりばったりのお店に入るのは避けましょう。少なくとも日本の観光サイトなどで紹介されているお店であれば、日本人が店舗のオーナーとしっかりと話した上で掲載の可否を決めているので、信頼度は高いと言えるでしょう。

    お土産店紹介│ベトナムのハノイ・ホーチミン・ダナンでお茶(蓮茶中心)を買うならココ!

    お土産店紹介│ベトナムのハノイ・ホーチミン・ダナンでお茶(蓮茶中心)を買うならココ!

    ここではタビスパがおすすめする、信頼できるベトナム茶葉が買えるお店を紹介します。ベトナム北部ハノイ、中部ダナン、南部ホーチミンに分けてご案内します。

    ハノイ│お土産店「Anne’s Maison/アンズメイソン」で高品質の蓮茶を買おう

    ハノイ│お土産店「Anne’s Maison/アンズメイソン」で高品質の蓮茶を買おう

    Anne’s Maisonはハノイ旧市街にある日本人旅行者に人気の高いお土産雑貨店です。コーヒーとお茶を専門に扱い、その他ベトナムの特産品をメインに扱っています。

    Anne’s Maisonで取り扱う蓮茶は「ベトナムで最も美しい蓮が咲く」と言われるドンタップ省で収穫された蓮です。茶葉は花ごと乾燥させて、そのまま食べられるほど高い鮮度を保ったまま真空パックで保存されます。

    ⒸAnne’s Maison

    また、Anne’s Maisonではご覧のようにベトナムの伝統をモチーフにしたパッケージデザインなので、お土産にも最適です。両親や会社の上司をはじめ、誰に贈っても恥ずかしくない見た目なのはとても魅力ですね。

    また、お茶の中には乾燥させたつぼみも売っています。お湯を入れるとカップの中で花が咲いて水に溶け込みます。一風変わったお茶を買いたい人におすすめです。

    つぼみにお湯を入れると花が咲きます
    つぼみにお湯を入れると花が咲きます

    Anne’s Maison/アンズメイソン
    Address:119 Hang Buom St. Dist.Hoan Kiem. Ha Noi
    Tel:0904009992
    Open:9:00~22:00
    Card:Visa,Master,JCB

    コーヒー&お土産店「Anne’s Maison/アンヌメゾン」
    ハノイ旧市街のお土産店「Anne’s Maison」。コーヒーを中心にベトナム伝統の食品・雑貨が充実。コピルアクやバター焙煎、オリジナル配合コーヒーもおすすめです。
    詳細を見る

    ベトナムの市場でお茶の購入はおすすめしない。衛生面に注意して

    ベトナムの市場でお茶の購入はおすすめしない。衛生面に注意して

    もしかすると、ベトナムに訪れる旅行者の中には「市場でお土産を買おう」と考えている人もいるかもしれません。しかし、市場はイメージ通り高温多湿の環境で野ざらしで食品が放置されています。雑貨類ならともかく、口に入れる食べ物はお茶・コーヒー豆含めてここで買うべきではありません。

    また、市場で買える商品の多くは、製品情報の記載やラベルがないものとなるので、お土産用であっても空港で見つかったら没収される可能性もあります。基本的に茶葉やコーヒー豆、ドライフルーツを日本に持って帰るときは、①商品化されていることが一目でわかる、②製品情報の記載がある、③パッケージ化されていることが条件となることは覚えておきましょう。

    Writer/この記事を書いた人

    著者の写真

    古川 悠紀
    トラベルライター

    FacebookInstagram

    大学卒業後、日本で販売店営業、外資(米国)メーカー勤務を経て2011年にベトナムのホーチミンに移住。トラベルライターとして東南アジア各国を周遊・居住し旅行生活経済の記事を請け負う。実績にAll About、阪急交通社、自著「ベトナムとビジネスをするための鉄則 55」、寄稿「トリコガイドベトナム(アルク出版)」、「複住スタイル(英和出版)」、下川裕治著/編に記事の寄稿等がある。