成田空港からホーチミンへ行く直行便と経由便
成田空港からベトナムのホーチミンへ行くには、直行便と経由便が利用できます。直行便は、タンソンニャット国際空港で、片道5時間~6時間とアクセスが良いのでオススメです。経由便は、ソウルや台北、バンコクなどアジアの主要都市を経由します。時間は9時間~13時間半とややかかってしまうのが難点でしょう。
そこで、今回は成田発ホーチミン行きの便をご案内するとともに、おすすめの直行便と経由便もお届けします。
成田空港からホーチミンへ行く直行便
成田空港からホーチミンへ行くには、成田-タンソンニャット国際空港を利用します。タンソンニャット国際空港はホーチミン市の中心部から約8キロの位置に存在し、現在のところベトナム航空の拠点空港としても活用されています。2025年を目途にドンナイ省のロンタイン国際空港が建設される予定で、この空港の開港後は、タンソンニャット国際空港は国内線専用となる予定となっています。
直行便はベトナム航空、ANA(全日空)、JAL(日本航空)から出ています。ベトナム航空は、成田・名古屋・関西・福岡の4都市からもホーチミン行き直行便を運航しています。ANAとコードシェア提携を行っているので、ANA運航の日本国内線からホーチミン行きのフライトにスムーズに乗り継ぐことができます。
成田空港からホーチミン(タンソンニャット国際空港)行きの航空会社で一番人気なのは、ANAとなっています。フライトの平均飛行時間は5時間40分で、最安値の往復航空券のチケットの価格は9月の5万3108円(往復価格)で、最高値の往復航空券のチケットの価格は5月の6万7418円となっています。年間の平均を出すと約6万66円です。また、1日に出ている直行便の本数は3本です。
成田空港からホーチミンへ行く経由便
成田空港から他の主要都市を経由してホーチミンに行くには、中国の上海や広州、ソウルや台北、バンコクの空港を利用します。アジア主要都市で飛行機を乗り継ぐには、アシアナ航空(仁川経由)、チャイナエアライン(台北経由)、タイ国際航空(バンコク経由)、マレーシア航空(クアラルンプール経由)、中国東方航空(上海)、中国南方航空(広州)のフライトを利用します。
現在、格安航空会社(LCC)でホーチミンへの直行便を運航しているところはないですが、羽田や関西空港からベトジェットエアの直行便、エアアジア(バンコク・ドンムアン空港経由)、関西空港からジェットスター・パシフィック航空(ハノイ経由)を利用してホーチミンへ行くという手段もあります。
フライトの平均飛行時間は約10時間で、最安値の往復航空券のチケットの価格は中国国際航空の3万8910円で、最高値の往復航空券のチケットの価格はANAの17万690円となっています。各格安航空会社の平均を出すと6万8930円となります。また、1日に出ている経由便の本数は約95本と多いです。
直行便と経由便どちらがお得か?
成田とホーチミン間は多数の航空会社及び経由便で結ばれているため、経由便がおすすめとなります。直行便は経由が苦手な方、一刻も早くベトナムに着きたい方におすすめです。経由便の場合は成田とホーチミンのおおよその中間地点である上海、広州、台北がおすすめ。ソウルやバンコク、クアラルンプールは遠回りになります。