ホイアン旅行でホテル選び。おすすめエリアとメリット&デメリット

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ベトナムのダナンへ旅行を考えている方の中には、世界遺産ホイアンを目当てにしている観光客も多くいます。それならいっそのことホイアン周辺のホテルに宿泊してみてはいかがでしょうか。今回はホイアン周辺のホテルエリアとメリットデメリットをご紹介します。

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ダナン旅行でホテル選び。おすすめエリアとメリット&デメリット
ベトナムのダナンに初めて旅行を考えている方は、どこのエリアのホテルに泊まるのがおすすめなのか悩むところですね。地理感覚がなければ拠点も決められません。そこで、ここでは旅行者に向けておすすめのホテルエリアとそれぞれのメリットとデメリットをご紹介します。
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目次

    ホイアン旧市街の中にはホテルはない。「周辺」という言葉に気を付けよう

    ホイアン旧市街の中にはホテルはない。「周辺」という言葉に気を付けよう

    ホイアン旧市街はエリア全体が歴史保護地区でユネスコ世界遺産となっています。そのため、旧市街のエリア内にホテルはありません。旧市街近くのホテルを探す場合は、「ホイアン周辺ホテル」などと検索するかもしれませんが、場合によっては周辺といっても徒歩ではとても旧市街まで歩いて行けない距離にある、なんてことも普通にあります。しっかりとホテルの位置は確認しておくといいでしょう。

    ホイアンのホテルエリア①:徒歩で旧市街まで「レロイ&ハイバーチュン通りエリア」

    旧市街北部にあるレロイ通り及びハイバーチュン通りは、南北を走る道で、旧市街の入口となるエリアです。真っ直ぐ南に歩くだけで5~10分ほどで旧市街に入ります。ホテルは4つ星の「アルマニティホイアン」や「EMMホテル」が日本人に人気のほか、2つ星から3つ星ホテルもたくさんあります。ハイバーチュン通りには一泊2000円前後のゲストハウスやミニホテルがあり、こちらはバックパッカーに人気です。この周辺は世界遺産から外れるものの、町並みは旧市街とほぼ同じですし、雑貨店やレストランもたくさんあります。コンビニは見かけませんので、個人商店で日用品を調達することができます。

    ホテルエリアにレロイ&ハイバーチュン通り周辺を選ぶメリットとデメリット

    【メリット】
    ・歩いて10分程度で旧市街に入れる
    ・周辺も旧市街のような町並みが続く
    ・タクシー来れるぎりぎりの範囲

    【デメリット】
    ・海まではタクシーで行く必要がある
    ・旧市街以外の観光地がない

    ホイアンのホテルエリア②:ベトナムらしい南国香る立地「ナイトマーケット周辺エリア」

    ホイアンのホテルエリア②:ベトナムらしい南国香る立地「ナイトマーケット周辺エリア」

    旧市街南方、トゥボン川沿いを東西に走るバクダン通りからアンホイ橋を渡った先には毎夜開催されるナイトマーケットが広がっています。そのナイトマーケットの周辺には1泊5000円以下の2つ星から3つ星ホテルが数十と集まっています。高級ホテルはありませんので、どちらかというと若い方向けで、周辺には屋台や安マッサージ店、カフェにレストランなどが多く営業していて、ベトナム感は満載です。こちらもアンホイ橋を渡ったら旧市街なので、徒歩で10分程度で行くことができます。

    ホテルエリアにナイトマーケット周辺を選ぶメリットとデメリット

    【メリット】
    ・ナイトマーケットのすぐ近く
    ・カフェやレストラン、屋台に日用雑貨店なども多い
    ・旧市街まで徒歩10分程度

    【デメリット】
    ・高級&リゾートホテルはないので、若い人向け
    ・観光エリアの中心なので、夜遅くまで騒音が聞こえることがある
    ・海まではタクシーで行く必要がある

    ホイアンのホテルエリア③:やっぱり海派!という人は「アンバン&クアダイビーチエリア」

    ホイアンのホテルエリア③:やっぱり海派!という人は「アンバン&クアダイビーチエリア」

    ホイアンでもビーチ周辺のホテルに宿泊したい!という人も少なくないでしょう。ビーチと言えばダナンのイメージがあるかもしれませんが、ホイアンにも古くからクアダイビーチとアンバンビーチという2つのビーチエリアが旅行者に知られています。海水浴もしたいのであればアンバンビーチ周辺でホテルを探し、海は見るだけで雰囲気を満喫できればいい、という方は旧市街よりのクアダイビーチ周辺でホテルを選んでください。ホテルは「ビクトリアホイアン」や「アレグロホイアン」、「リトルリバーサイド」、「アナンタラ」といった4つ星、5つ星ホテルがあり、宿泊料金は7000~1万5000円程度が相場となりますので、ダナンのリゾートホテルと比べると規模は小さいものの、およそ半値の料金で宿泊できるのは魅力です。

    ちなみにクアダイビーチから旧市街まではタクシーでおよそ15分、レンタル自転車で30分程度で行くことができます。アンバンビーチから旧市街はプラス15分程度。

    ホテルエリアにアンバン&クアダイビーチエリアを選ぶメリットとデメリット

    【メリット】
    ・ビーチと旧市街両方を観光できる
    ・アンバンビーチの賑わいはダナンに匹敵する
    ・周辺も南国らしいオープンエアのカフェやベトナム食堂が多い

    【デメリット】
    ・旧市街まで徒歩では行けない
    ・クアダイビーチは絶壁となっているので海水浴はできない

    ダナンとホイアンどちらのホテルに泊まるのがおすすめ?

    ダナンとホイアンどちらのエリアに泊まるのがおすすめなのか。基本的にホイアンに泊まる人は安宿目当ての欧米人が多い印象です。日本人が満足できるサービスを提供するホテルは4つ星、5つ星ホテルとなりますが、ホイアンにはレロイ通りエリアとクアダイビーチ&アンバンビーチエリアに数軒ある程度。また、旧市街は世界遺産のためお店の閉店時間も早く、22時以降はしんと静まり返っています。夜遅くまで遊びたい、という人は観光スポットが多く町が開けているダナンがおすすめとなります。

    Writer/この記事を書いた人

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    古川 悠紀
    トラベルライター

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    大学卒業後、日本で販売店営業、外資(米国)メーカー勤務を経て2011年にベトナムのホーチミンに移住。トラベルライターとして東南アジア各国を周遊・居住し旅行生活経済の記事を請け負う。実績にAll About、阪急交通社、自著「ベトナムとビジネスをするための鉄則 55」、寄稿「トリコガイドベトナム(アルク出版)」、「複住スタイル(英和出版)」、下川裕治著/編に記事の寄稿等がある。