ホーチミン観光マップ付き!地図でエリア案内!

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初めてのホーチミン旅行では、地図を片手に市内観光をすることになります。そこで、今回はホーチミン市の観光マップを元に、市内の観光エリアを紹介します。記事中の簡易地図はダウンロードもできます。ホテルや観光散策の場所選びにご利用ください。

目次

    ホーチミン市は広い!初めての観光客は地図が必要

    ホーチミン市は広い!初めての観光客は地図が必要

    ホーチミン市は2021年2月時点で16区1市5県で構成されています。首都は北部ハノイでありながら、経済と金融の都市として、ベトナムの実体経済を大部分を動かしているのがここホーチミン。2020年以降はホーチミンの都市圏で人口1000万人を突破。ベトナムのGDPの半分を占める大都市となります。

    そんなホーチミンへ観光するのだから、市内の観光エリアの地理は地図でしっかりと把握しておきましょう。とはいえ不安になる必要はなし。ホーチミン旅行者が行くような観光エリアは中心部に限られていますので、簡単な観光エリア地図さえ確認しておけば、ホテル探しや買い物エリアで迷う心配はありません。

    ホーチミン観光必須!簡易イラスト地図をダウンロード!

    ホーチミン観光必須!簡易イラスト地図をダウンロード!

    こちらはホーチミン市の中心部を表した簡易地図(イラストマップ)となります。下記よりダウンロードすることができるので、一枚ダウンロードして、印刷しておくと便利です。ちなみにこの地図は広域マップとなるので、実際の町歩きはもっと詳細の地図が必要です。

    ホーチミン観光エリア内の地図(上記写真のPDF)はこちら

    https://tabispavn.com/wp-content/uploads/2021/02/
    map_hochiminh.pdf

    ホーチミン観光地図の注意点

    ホーチミン観光地図の注意点
    ホーチミンのタオディエンにある「エステティカ」

    ホーチミン観光サイトの地図情報や、現地の地図を買うさいの注意点が1つあります。観光サイトでは、西洋の町として「2区タオディエン地区」、及びローカルな下町風情を楽しめる「9区」、「トゥドゥック区」が度々紹介されることがありますが、2020年12月には行政区画が変更し、2区と9区はトゥドゥック区となり、トゥドゥック区はトゥドゥック市に変更しました。

    要はタオディエン地区含む2区と9区、トゥドゥック区は「トゥドゥック市」として大きな1つの町となりました。

    地図から見るホーチミン市の観光エリアをちょっと紹介

    地図から見るホーチミン市の観光エリアをちょっと紹介

    ホーチミン市の観光エリアは上記地図内となります。ちなみにタンソンニャット国際/国内空港は、ゴーバップ区とタンビン区の間にあります(住所はタンビン区)。下記ではそれぞれの観光エリア情報を簡単にご紹介します。

    地図の中心!ホーチミン観光の重要拠点「1区」

    ホーチミン観光における中心は「1区」

    ホーチミン観光における中心地は、地図でも中央に位置する「1区」となります。コロニアルの象徴として佇む市民劇場(オペラハウス)、ショッピングストリートのドンコイ通り、ベンタイン市場、バックパッカーエリア、統一会堂、中央郵便局と聖母マリア教会といった主要観光スポットは、ここ1区となります。

    ただし、1区内でも市民劇場からベンタイン市場までは徒歩でも行けますが、市民劇場からバックパッカーエリアまではちょっときびしかったりするので、場合によっては移動方法も考えるといいでしょう。現地のツアーデスクなどでは、1区に特化した拡大地図も無料で配られているので、手に入れておくのもおすすめです。

    ホーチミン観光の中心「1区」の概要を解説
    ホーチミンにおける観光の中心は、市民劇場やベンタイン市場のある「1区」となります。ほとんどの観光スポットが集まっているので、旅行者は必ず覚えておいてください。
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    【最新版】ホーチミン市内の移動・交通手段!旅行者必見
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    地図東部の1区に続く最大の観光エリア候補!「トゥドゥック市(2区タオディエン含む)」

    1区に続く最大の観光エリア候補!「トゥドゥック市(2区タオディエン含む)」

    2021年以降のホーチミン旅行者に欠かせない観光エリアになるのが、「トゥドゥック市」。地図上では1区の東、縦に流れるサイゴン川の向こうとなります。タオディエン地区(旧2区)は西洋の町としてお洒落なお店が建ち並ぶ観光エリアとして知られているほか、その隣の旧9区は学生が多く暮らす下町繁華街。タオディエン地区とは目と鼻の先にあるものの、辺りの風景は一変してローカル色漂う町並みとなります。

    トゥドゥック市観光では、タオディエン地区と旧9区を半日から1日かけて歩くプランがおすすめです。当サイトタビスパでも、随時旅プランや観光スポットを更新していきますので、お見逃しなく!

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    地図西部。ホーチミン最大の中華街「チョロン」は地図の5区・6区

    ホーチミン最大の中華街「チョロン」は地図の5区・6区

    ホーチミン最大の中華街「チョロン」は、地図上の1区の西方5区と6区に跨ります。厳密な範囲はなく、中華色漂うエリアを総称してチョロン(=大きな市場)と呼びます。

    観光客にとっては、巨大卸売り市場のビンタイ市場や、チャータム教会、オンボン寺、天后寺などが観光スポットとして知られていて、地図を見るだけでは分かりづらいですが、これらは徒歩で歩くことができます。ただし、町中には冷房付きのカフェはあまりありませんので、午前の半日観光程度がおすすめ。

    ホーチミンの中華街「チョロン」。観光の歩き方と見どころ
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    ホーチミン観光では地図を買って町歩きがおすすめ

    ホーチミン観光では地図を買って町歩きがおすすめ

    実際のホーチミン観光では、1区内とその周辺が記載された詳細の地図を書店や露店で買ってから町歩きするのがいいでしょう。旅行ガイドブックの巻末にも地図がありますが、ちょっと不十分かもしれません。

    ホテル選びの参考に!ホーチミン市内のおすすめホテルエリア

    今回紹介した地図と併せて、ホテル探しがまだの方は、こちらのホテルエリア紹介記事も読んでみてください。ホテル選びは見た目よりも立地が重要ですよ。

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    Writer/この記事を書いた人

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    古川 悠紀
    トラベルライター

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    大学卒業後、日本で販売店営業、外資(米国)メーカー勤務を経て2011年にベトナムのホーチミンに移住。トラベルライターとして東南アジア各国を周遊・居住し旅行生活経済の記事を請け負う。実績にAll About、阪急交通社、自著「ベトナムとビジネスをするための鉄則 55」、寄稿「トリコガイドベトナム(アルク出版)」、「複住スタイル(英和出版)」、下川裕治著/編に記事の寄稿等がある。