ホーチミン観光案内!子連れ・赤ちゃん連れ家族の過ごし方
ホーチミン旅行は赤ちゃんや乳幼児連れの家族層にも人気があります。しかし、多くの赤ちゃん連れ家族がホーチミン現地の観光方法に困っているようです。そこで、今回は赤ちゃんや乳幼児がいても楽しめるホーチミンの過ごし方、観光方法をご案内します。
当記事では赤ちゃんを0~3歳、子供は小学生くらいまでとさせていただきます。
ホーチミン旅行者は赤ちゃんや子供連れだと観光に困る?
ベトナムのホーチミンはアジアの中でも治安がよく、またタイやシンガポールといった人気の観光地と比べると、日本からの距離が近いことから、赤ちゃんや子供連れの家族層に人気があります。
しかし一方で、ホーチミンのメインとなる観光方法は「スパ」や「ショッピング」、「グルメ」となります。買い物中はベビーカーは何かと邪魔になってしまうかもしれませんし、途中で赤ちゃんがぐずって泣いてしまうと、退散を余儀なくされることもあるかもしれません。ショッピングばかりに精を出していると、小学生くらいの子供なら飽きてしまうことでしょう。
また、スパは基本的に大人の観光となるので、赤ちゃんがいると行くことすらかないません。一部のお店では、赤ちゃんを預けることができるスパもありますが、多少の心配は残りますよね。
ただし、小学生くらいの子供に関しては、子供向けのフットマッサージプランなどがあるので、そちらを受けるのはいいかもしれません。
スパを楽しみたい!そんな赤ちゃん・子供連れ家族は、旦那さんに一役買ってもらおう
「でもどうしてもホーチミン観光でスパを楽しみたい!」というお母さんもいることでしょう。ホーチミンはスパ天国。観光中に一度は必ず高級スパを体験したいところ。そんなときは、旦那さんに頼んで、赤ちゃんや子供を見てもらうのがいいでしょう。
奥様がスパを満喫中、旦那さんはホテルで待機するのもいいですし、町散歩もおすすめできます。ちなみにホーチミン市内の4つ星以上のホテルであれば、ほとんどのホテルで屋外プールがあります。浮き輪の無料貸し出しなどもありますので、赤ちゃんや子供と一緒に楽しむこともできるはず。日ごろ過ごせない貴重な父子の時間をホーチミンで満喫してみてはいかがでしょうか。
赤ちゃん・子供連れのホーチミン旅行は5つ星ホテルがおすすめの理由
赤ちゃん・子供連れのホーチミン旅行の場合、断然おすすめしたいのが「5つ星ホテルの宿泊」です。5つ星ホテルの場合は、一番安価な部屋タイプであっても大人2人赤ちゃん・子供1人であれば十分な広さがありますし、屋外プールやキッズクラブ、カフェなど、赤ちゃんや子供と一緒に楽しむことができる施設も充実しています。ホテル内のスパを利用すれば、移動時間を短縮できるのでお母さんも安心できますよね。5つ星であれば客室にお風呂も付いているので、赤ちゃんと一緒に入ることもできます。
ホーチミン市内の4つ星ホテルだと、部屋が狭い場合が多く、またお風呂付の部屋を選びたい場合は、3つくらい高いクラスを選ばなければなりません。
ホーチミン観光の王道メコンツアーに赤ちゃんや子供はおすすめしない理由
ホーチミン観光の王道であり、人気のメコンツアー。ジャングルクルーズが高い評判を得ていますが、赤ちゃん・子供連れの家族にはおすすめできません。まず、メコンは大自然のエリアとなるので、ツアー中冷房が効いた施設がなく、涼むことができません。また、足場の悪いボートに複数回乗るので、ベビーカーは持っていけませんし、胸元に座らせる抱っこ紐もちょっと危なっかしいです。小学生くらいの子供に関しては、しっかりと手を引いてれば問題はないでしょう。
また、ホーチミン中心部で毎夜開催される「水上人形劇場」も観光客に人気のツアーとなりますが、劇場内は蒸し暑く、また赤ちゃんが泣き始めたら他の人にも迷惑がかかってしまうので、あまりおすすめすることはできません。
ホーチミン観光を赤ちゃん・子供と一緒に楽しめる現地ツアーもある!
しかしご安心ください。ホーチミン観光を赤ちゃんや子供と一緒に楽しむことができるツア―ももちろんあります。ここではタビスパがおすすめする赤ちゃん・子供連れの家族向けにおすすめしたいホーチミン発のツアーを紹介します。
ベトナム料理教室ツアー
ホーチミンの市内中心部で開催する料理教室です。青空市場で食材の調達から体験することができるので、ベトナム感満載のツアーとなります。赤ちゃんはベビーカーに寝かせて、傍に置いておくことができますし、泣き始めたら一時的に外に出てあやすこともできます。小学生くらいの子供に関しては、調理実習感覚で楽しんでくれるはずです。比較的自由度が高いツアーとなるのでおすすめです。
サイゴン川ディナークルージングツアー
ホーチミン市内中心を流れるサイゴン川を観光船でおよそ90分周遊する現地ツアー。船のタイプは複数あり、船内ではおいしいベトナム料理を食べながら伝統舞踊や音楽の生演奏を鑑賞することができます。自由に席を立つことができますし、船内は常に騒がしいので、突然赤ちゃんが泣いても大丈夫。甲板に出てホーチミンの夜景を見せてあげれば、ふと泣き止むかもしれませんよ。
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ホーチミン郊外カカオパークツアー
ホーチミン郊外にあるカカオパークではカカオ栽培の様子を見学したり、チョコレートができるまでの工程の見学ができるツア―となります。親子でチョコレート作りを体験することもできますし、自然に囲まれた中でベビーカーを引いて赤ちゃんと湖畔を散歩することもできる、気持ちのいいツアーです。
ちょっとした冒険。ローカル鉄道に乗って隣町へ
こちらはベトナムの国鉄に乗って隣町にあるサボン村へ訪れるツアーとなります。車ではなく列車なので、赤ちゃんが泣いても大丈夫ですし、小さな子供鉄道探索は好きなはず。ザボンとは酸味のないグレープフルーツのような果物で、ベトナムではメジャーな食材兼果物。現地ではたくさんのザボンやザボン料理を見ることができます。
意外と向いている?赤ちゃん・子供連れのホーチミン観光
例えばホーチミン市内の雑貨店やお土産店の梯子をしたい場合、ドンコイエリアには数十のお店があるため、お店間をタクシーで移動することもありません。ベビーカーが入ると迷惑がかかりそうな狭いフロアのお店であれば、お父さんかお母さんはお店の前を散歩して待つこともできます。また、子供や赤ちゃんが暑そうにしていたり、おむつ替えやミルクをあげたい場合は、そこら中にあるカフェに入って済ませることもできます。
アウトドアがメインのリゾート地の場合は、気軽に入れるお店が周辺になかったり、ツアーに参加するのが観光の条件のようなところがあるので、赤ちゃんや子供連れの家族はなかなか満足できません。一方でホーチミンは非常に自由な観光ができるので、考え方、観光の仕方次第で赤ちゃんや子供連れであっても、どうとでもできるのが魅力です。
ホーチミンから2時間!赤ちゃんや子供連れで海の町「ブンタウ」へ
ホーチミンから車で2時間で行くことができるブンタウは、ホーチミン人に人気の週末リゾート地。ホーチミンから最も近い海の町として知られていて、在住日本人の中でも「2~3か月に1度は行く」というファンが多くいます。旅行会社から日帰りツアーも出ていますし、旅慣れている人は自分でホテルを手配すれば現地1泊観光も可能。タクシーで行く場合はメーターではなく交渉して料金を決めるように。片道およそ100万ドン(5000円)が相場となります。
赤ちゃん・子供連れの家族のブンタウ観光は、主に下記がおすすめ。
- 海沿いの散歩
- カフェ
- 海鮮食堂
- ドッグレース
- ナイトマーケット
- ホテルライフ
いずれも赤ちゃんが泣いても大丈夫なスポットとなります。また、ブンタウの海は引き潮のため、夜になると海水が遠くまで引き上げ、見渡す限りが砂浜へと変貌します。赤ちゃんを歩かせることもできますので、一度散歩してみてください。また、毎週土曜はドッグレースが開催されます。家族でワイワイ楽しめるので、赤ちゃんも「わんわん!」と笑顔になることかと思いますし、子供も親と一緒に楽しめます。
0~2歳までの赤ちゃんは航空券が無料&家族でプライオリティサービスを受けられる
ご存知かと思いますが、0~2歳までの赤ちゃんは、航空券は無料となり、手数料で1500円程度しかかかりません。また、さらに優先チェックインを受けられますし、ベビーグッズ(ベビーフードと小さな玩具)も無料で貰えます。搭乗時も最初に優先して乗らせてくれますので、赤ちゃんがいる家族は「待つ」ことがありません。2歳までですが、ビジネスクラスレベルの待遇を受けることができます。
赤ちゃん・子供連れ家族も楽しめる!次の海外旅行はホーチミンで決まり!
今回ご紹介したように、赤ちゃんや子供連れの家族でも十分高い満足度を得られるのがホーチミン観光の魅力。次の海外旅行はベトナムのホーチミンを選んでみてはいかがですか。きっと赤ちゃんや子供と素敵な思い出を作ることができるかと思います。