ベトナムハノイの物価情報!観光の旅費の参考に!2022~2023年度版
ベトナムの中でもハノイは昔ながらの歴史が残る文化的な街として知られています。南部ホーチミンとはまた異なる町並みが広がり、古き良き町に浸るローカルな時間をおくることができます。
初めてのベトナム旅行者、及びハノイ旅行者が気になるのは、ハノイの物価情報ではないでしょうか。これから旅行を計画している人の旅費の参考になると嬉しいです。
ハノイ(ベトナム)は物価が本当に安い!観光客は旅費の参考に
ベトナムのハノイの物価は世界的に見ても非常に安いです。発展途上国といえば東南アジアのほか西アジア中近東、南米などもイメージしますが、その中でもハノイを含むベトナムはかなり安い方です。
パッケージツアーに申し込めば航空券とホテルは確保できるので、現地の観光や滞在で使う旅費は、ここで相場を学習して、どのくらいの旅費を確保すればいいのか、検討してみるといいでしょう。
ハノイ旅行者向け現地の基本物価情報。旅費の参考にしよう
- ミネラルウォーター 5000ドン≒25円
- 缶ビール(350ml) 1万ドン≒50円
- コカ・コーラ 9000ドン≒45円
- タクシー初乗り 9000ドン≒45円(ハノイのノイバイ空港~ホアンキエム湖までの移動は約2000円)
- バス 6000ドン≒30円
- レンタル自転車 3万ドン≒150円(1日)
- レンタルバイク 10万ドン≒500円(1日)
- バインミー(ベトナムサンドイッチ)1万4000ドン≒70円 ※屋台の場合
- 氷菓子 1万2000ドン≒60円
- 麺料理 3万ドン≒150円 ※屋台
- ドラゴンフルーツ 3万ドン≒150円
- インスタントラーメン 3000ドン≒15円
- ベトナム式マッサージ 16万ドン≒800円/1時間~
- フェイシャルエステ 30万ドン≒1500円
- 宿泊費 60万ドン≒3000円(高級ホテルは1万円程度)
- 五つ星レストランでの食事 50万ドン≒2500円
- ベトナム小物 3万ドン≒150円
- 少数民族財布 3万ドン≒150円
- 少数民族バッグ 5万ドン≒250円
- 靴 10万ドン≒500円
- 下着 5万ドン≒250円
- Tシャツ 10万ドン≒500円
- オーダーメイド 60万ドン≒3000円 ※洋服
ハノイのホテル関連の物価情報。旅費は多めに確保しよう
続いてご紹介するのは、ハノイのホテル関連の物価情報です。ホテルの宿泊費用の相場やホテル内レストランやスパの予算などを学習しましょう。
ハノイ市街の旅行者向けホテル関連の物価情報
- ゲストハウス&ミニホテル 30万ドン≒1500円
- 3つ星ホテル 60~100万ドン≒3000~5000円
- 4つ星ホテル 100~200万ドン≒5000~1万円
- 5つ星ホテル 200~400万ドン≒1~2万円
- 国際5つ星ホテル 400~600万ドン≒2~3万円
- ホテル内のカフェ 一杯8~15万ドン≒400~750円
- ホテル内バー 一杯15~25万ドン≒750~1250円。
- ホテル内レストラン 予算50~100万ドン≒2500~5000円
- ホテル内ディナービュッフェ 80~150万ドン≒4000~7500円
- ホテル内スパ(2時間コース) 150~300万ドン≒7500円~1万5000円
- ホテル客室のルームチャージ 1品10~25万ドン≒500~1250円
- ベッドメイクのチップ 1つのベッドにつき2万ドン≒100円
ハノイのホテル関連の物価は安いが、ファシリティサービスは高い
ハノイのホテル宿泊料金の物価は世界的に見ても安く、「旅費がかからない都市」として欧米では知られています。しかし、ホテル内で利用するファシリティサービスは、やはり外国人向けの料金に設定されていて、決して物価が安いとは思いません。
例えば4つ星、5つ星ホテル内のレストランでディナーを楽しむとしたら、一人当たりの予算はベトナム料理で2500円前後。フランス料理やビュッフェの場合は5000円前後するところも普通にあります。
また、コンビニで60円で買える缶ビールも、5つ星ホテルのカフェだと300~500円程しますし、カクテルは800~1200円となり、日本のナイトバーに行くのとほぼ変わらない物価事情となります。
「でも5つ星の高級ホテルならば当然じゃない?」と考えることもできますが、ハノイ人の年収は80万円程度で、日本人の5分1程度しかありません。そう考えると、ホテル内はかなり高い物価水準ということができますので、旅費はとりあえず多めに持ってきておくのがいいかもしれません。
物価安のハノイ(ベトナム)なのに、値段が日本と同じのものは?
外国料理などは、基本的に外国人向けの値段が設定されています。そのため、なかには日本と変わらない値段で販売しているお店もあるのだとか。
- スターバックスコーヒー 9万ドン≒400円
- ロッテリア 7万ドン≒350円
- 31アイス 6~9万ドン≒300~450円
- 日焼け止めクリーム 8~15万ドン≒400~750円
- ボディソープ&シャンプー 9万~15万ドン≒450~750円
ハノイの方が日本より物価が高い!わざわざ購入しないほうがいいもの
一方でハノイの方が日本と比べてむしろ高いものも少なくありません。メイドインジャパンの品物はもちろんのこと、基本的に欧米からの輸入品に関しては日本の方が安いです。
- 日本の調味料(醤油・味噌・ソースなど) 18万ドン≒900円
- 日本食のレストラン
- ・定食 15万ドン≒750円
- ・ラーメン 17万ドン≒750円
- ・焼肉 20万ドン≒1000円
- ・居酒屋 50万ドン≒2500円前後
- アルカリ単3電池4本 8万ドン≒400円
- 欧米の板チョコ 10万ドン≒500円
- 赤ちゃんの粉ミルク 35万ドン≒1750円
これらの買い物をする旅行者はいないと思うので、上記項目を旅費に組み込む必要はありませんが、「日本食が恋しくなった」といって和食レストランに入ったら、ちょっとびっくりするかもしれませんよ。
ハノイの物価は本当に安い!その中でも「宿泊費」は目を見張る
ハノイは他の観光地と比べても格段に物価と旅費が安いことで知られています。特にとびぬけて安いのは「宿泊費」や現地人向けの「食事・飲み物」などではないでしょうか。日本では考えられないほどの安い価格帯で購入することができます。ただし、ぼったくられないように注意も必要です。
ベトナムでは外国製品はどうしても日本よりも高くなってしまいます。例えばミネラルウォーターで考えても、現地のものだと25円程度に対して、エビアンは300円と日本よりも高くなってしまっています。
また、ハノイはベトナムの首都となるので、物価も他の地域よりも若干高い傾向にあります。それでも安く物価を抑えたいのであれば、現地の地元民向けのお店で購入するようにして、観光客向けのお店以外で購入するのをおすすめします。ハノイでも購入する場所によって相場は大きく変わりますし、旅費を計算するうえでは、なんでも安いと思ってしまうと予算オーバーになってしまうことも考えられますので、注意してくださいね。
旅費の参考にも。ハノイの物価水準を確認するために「コンビニ」と「スーパー」に行こう
ハノイ市街のお土産店やスパ、レストランに行っても、基本はすべて外国人向けの価格設定となるので、本当の意味でのベトナムの物価水準とはかけ離れています。
そのため、できればハノイ滞在初日にコンビニやスーパーへ行き、現地人向けの日用品や食品の物価事情の把握を試みるのがいいでしょう。ハノイのホアンキエム湖周辺には幾つかコンビニがありますし、タクシーで15分ほど西方に向かったところには大型スーパーマーケットのロッテマートがあります。
ここで自分が用意してきた旅費を確認して、翌日以降の予算配分を考えてみるといいでしょう。
物価安の象徴「食費」だが、旅行者が「安い」と思わない理由
その国の物価安の象徴を示す指標の一つが食費となります。ハノイ市街の大衆食堂では一食100円程度で食べることができますし、ちょっと郊外に出ると、フォーが一杯80円程度で売っている屋台などもいまだ見かけます。
しかし、ハノイ旅行者が訪れるようなレストランや食堂は、世界中の外国人が訪れるため、値段は旅行者向けの価格となってしまいます。冷房の効いたベトナム料理レストランは、現地のベトナム人が訪れることはないような価格設定となっています。
大衆食堂であっても、トリップアドバイザーなどで評価の高いお店は、外国人による売上が大半となるので、必然的に店主は値上げに踏み切っています。そのため、町角の食堂や屋台でも行かない限り、食事について「ハノイは安いね!」と感じることはあまりないかもしれません。
ハノイ観光のポイント。旅費と物価を知り賢い買い物を心がけよう
今回はベトナムのハノイ観光における物価情報についてご紹介しました。ハノイは日本と比較すると安いものが多いのですが、物によっても変わりますし、購入する場所によっても相場が異なるのは覚えておきましょう。
是非ここで紹介した物価を元に、ハノイ旅行の旅費を計算してみてください。