ダナン、ホイアン、フエのベストシーズンと気候・天気・服装
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![Top Image](https://tabispavn.com/wp-content/uploads/2024/04/timg.png)
ベトナム中部のダナンは、美しい海が市街地に寄り添うように広がり、また車で40分ほど走れば世界遺産のホイアンもある人気のリゾート地です。ビーチも世界遺産も晴れていなければ十分楽しむことはできませんので、できるだけ乾季の時期に行きたいものですね。また、ダナンから車で北上すること3時間の距離には、ベトナム最後の王朝のフエと言う町があります。歴代皇帝が建てた廟や寺院、別荘地は世界遺産に指定されていて、こちらも歴史好きの日本人旅行者には人気があります。
ベトナムは地域によって乾季と雨季が異なりますので、ここではダナン、ホイアン、フエのベストシーズンと天気や服装情報をご案内いたします。
ダナン・ホイアン・フエの気候は乾季と雨季に区別
![ダナン市街地の写真](https://tabispavn.com/wp-content/uploads/2019/09/aa-1024x682.jpg)
ベトナムは、南北に約1200kmという長細い国土を有しています。そのため、気候に関しても、北部・中部・南部とそれぞれに特徴があるのです。ダナンやホイアン、フエのある中部地方は、年間を通して高温多湿で雨が多いことが特徴。気候区分は熱帯モンスーン気候で、1年間は乾季と雨季のふたつの季節に大きく分かれています。
![ダナンのハイヴァン峠](https://tabispavn.com/wp-content/uploads/2019/09/IMG_7284-1024x682.jpg)
ダナン、ホイアン、フエの年間平均気温は約26°C。5月から8月にかけてがもっとも暑い時期で、最高気温が30°Cを超える日が続き、日中の体感気温は35度を上回ります。その反対に12月から2月までが気温がぐっと下がり、平均気温は20°Cを下回る肌寒い天気が続きます。特に朝晩は長袖やジャケットが必要になるほどです。
![ホイアンの町角にて](https://tabispavn.com/wp-content/uploads/2019/09/IMG_8548-1024x682.jpg)
ダナン、ホイアン、フエの乾季は2月から8月。2月が雨季から乾季へと移行する月で、ちょっとずつ雨が少なくなりますが、まだ気温は低く寒さが残っています。温かくなるのは3月から4月以降。徐々に夏の日差しになり、天気がいい日は海水浴もできるようになります。
ダナンは南国の熱帯ではないことを覚えておこう
ダナンの気候は熱帯モンスーン気候で、南国特有の1年中熱い熱帯サバナ気候ではありません。ベトナムにおいて熱帯サバナ気候に属するのは、中南部以南となり、観光都市ではニャチャン、ムイネー、ホーチミン、メコンデルタなどが挙げられます。
とはいえ日本のような寒さはありませんし、十分南国リゾートを感じられる空気なのでご安心ください。
ダナン観光のベストシーズンをご紹介
![ダナン観光のベストシーズンご紹介](https://tabispavn.com/wp-content/uploads/2022/01/IMG_2938.jpg)
ダナンの市街地や郊外を楽しむためのベストシーズンは、3月~10月頃となります。1月と2月はまだ雨が残るので、天気予報次第となります。また、9月、10月は雨季の入口となるので、なるべく早い時期に旅行を計画することと、台風の情報だけは日本にいるうちから入手してください。
ミーソン遺跡やホイアン、フエのベストシーズン
![ミーソン遺跡散策](https://tabispavn.com/wp-content/uploads/2019/09/IMG_8654-1024x682.jpg)
ダナン郊外の世界遺産のミーソン遺跡やホイアン、フエの街歩きなどを中心とする旅行ならば、暑すぎない2月から5月がベストシーズンといえます。5月の中頃から8月の日中は35度を超えますし、体感温度はそれ以上となる猛暑日が続きますので、日中の観光は回避するべきでしょう。
ただし、ホイアンはビーチがあるので、ビーチ目的であれば、ホイアンのベストシーズンはダナンと同様に5月から8月となります。
ダナン・ホイアンのベストシーズン中は紫外線対策は怠らないように
![ホイアン旧市街の様子](https://tabispavn.com/wp-content/uploads/2019/09/IMG_2139-1024x682.jpg)
ダナンやホイアン、ミーソン遺跡、フエ市街のベストシーズンの日中は紫外線が強いため、UVカットクリームは事前に塗っておくといいでしょう。日が最も強くなる12時から15時の間は、スパのパッケージコースで静かな時間を楽しんだり、お洒落なカフェを見つけて、ちょっと長居して過ごすのもおすすめです。
特に日中のホイアンは日差しが非常に厳しいことで知られています。ホイアン旧市街の中にもカフェはたくさんありますが、基本は扇風機のみで冷房がありません。涼むことはできますが、暑がりの人にはちょっと厳しいかもしれませんので、カフェ巡りはダナン市街地で行うといいでしょう。
年末年始・GW、お盆はダナン・ホイアンではベストシーズン?
![ダナン・ホイアンの年末年始・GW、お盆](https://tabispavn.com/wp-content/uploads/2022/01/asian-couple-family-teen-travel-vacation-jump-together-fun-happy-beach-andaman-ocean-sun-cloud-blue-sky-summer-holiday-sea-asia-trip-similan-island-phuket-thailand.jpg)
日本人旅行者が多く海外旅行に出かける12~1月の年末年始、5月のGW(ゴールデンウイーク)、8月のお盆は、ダナン及びホイアン、フエでは、「ほぼベストシーズン」となります。年末年始はもしかすると雨降りに遭う確率もありますので、現地に降りて天気が悪そうであれば、屋内観光に切り替えたりと、多少の計画変更が必要となるかもしれません。
一方でGWとお盆の時期は、ダナン、ホイアン、フエともにベストシーズンの真っただ中となるので、滞在中ほとんどの日が青空となるでしょうし、仮に雨が降ったとしても、すぐにやんで、その後は再び屋外観光を再開することができます。
ダナン・ホイアンの海水浴のベストシーズン
![ホイアンのクアダイビーチ](https://tabispavn.com/wp-content/uploads/2019/09/IMG_1992-1024x682.jpg)
ダナンにはミーケービーチとノンヌオックビーチ、ホイアンにはクアダイビーチとアンバンビーチがあり、いずれも旅行者に人気のビーチエリアです。ダナン・ホイアン旅行で海水浴を楽しみたいならば、ベストシーズンは5月から8月と言えます。
![ノンヌオックビーチ](https://tabispavn.com/wp-content/uploads/2019/09/Non_nuoc_Basket_boats-2-1024x682.jpg)
9月に入ると雨が降り始めますが、気温は依然として高いので、晴れ間を狙って海水浴は楽しめます。また、乾季の時期であっても、台風ではなくスコールであれば、その時さえカフェやホテルでやり過ごせば、その後に再び海水浴を楽しめます(水温は低くなるので注意)。
![プライベートビーチが人気のノンヌオックビーチ](https://tabispavn.com/wp-content/uploads/2019/09/IMG_7737-1-1024x682.jpg)
10月~2月の雨季の海は、波も高く冬の日本海のような荒波へと変わり、ダナン、ホイアンともにベストシーズンとは言い難い天気が続きます。特にこの時期は台風シーズンとなり、道路のいたるところが冠水するほど。海水浴は期待しない方がいいでしょう。
ダナン・ホイアンの海でマリンスポーツを楽しみたい!
![ダイビング](https://tabispavn.com/wp-content/uploads/2019/09/ca1e56739913a052545a27cc82098666_l-1024x682.jpg)
マリンスポーツを楽しむためには、海の透明度が高い6月から8月をねらうのがベストでしょう。この時期なら、パラセーリング、ダイビング、ジェットスキー、シュノーケリングといったマリンスポーツをたっぷりと楽しむことができます。
ダナン・ホイアンのホテルライフを満喫できるベストシーズン
ダナンとホイアンには広い敷地を持つリゾートホテルが幾つもあります。せっかくの南国バカンスなのだから、ホテルに引きこもってホテルライフをエンジョイするのもいいでしょう。
その場合はベストシーズンは、海水浴と同じ5月から8月。ただし、個人的には10月頃まで問題なく満足できます。ダナンとホイアンのリゾートホテルには、必ず「プライベートビーチ」、「屋外プール」、「スパ」、「カフェ」、「ナイトバー」があります。9月以降は海水浴は難しい日も出てきますが、屋外プールは多少雨が降っても問題ないですし、カフェで雨宿りをして、やんだのちに泳ぐこともできます。
スパは天候関係ありませんし、ナイトバーが賑わう夜は、雨季の時期であっても、あまり雨は降りません(雨は早朝と昼下がりに集中して降ります)。
ダナン・ホイアン・フエの観光での服装について
![ダナンのバクダン通り](https://tabispavn.com/wp-content/uploads/2019/09/IMG_6567-1024x682.jpg)
ダナン・ホイアン・フエ旅行での服装は、時期によって多少変わりますが、いずれも長袖は持っていくのがおすすめ。暑い日は暑さ対策になりますし、ホテル内は冷房が効いているので、寒く感じることもあるでしょう。
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12月から2月までは気温が低い期間なので、日本の秋物の格好がおすすめ。長袖にカーディガンやジャケットといった格好が標準装備。
3月から徐々に温かくなり、9月ないし10月くらいまでは夏服で観光できます。5月から8月にかけては屋外で観光をしていると大量に汗をかくことに。そのため、着替えなどを余分に持っていくことをおすすめします。
10月、11月は大雨が降る時期。台風がくると低気圧となり気温も下がるので、長袖が必要です。そうでない日であっても灰色の空模様であれば防寒具が欲しくなります。
ダナン・ホイアン・フエのベストシーズンでは暑さ対策が必須!
![ダナンのバクダン通り](https://tabispavn.com/wp-content/uploads/2019/09/IMG_6847-1024x682.jpg)
暑さ対策としては、日焼け止め、帽子、サングラスは必須。とくに帽子は麦わら帽子などの風通しがいいタイプのものを選びましょう。また、できるだけ顔が日差しを受けない形状のものがベストといえます。
![台風のイメージ写真](https://tabispavn.com/wp-content/uploads/2019/09/72d39d026c6c980236017dd89235b92a_m-1024x682.jpg)
もし日本から帽子を持参しなかったのなら、ダナンの市場などで売っている「ノンラー」という円錐状のワラでできた帽子がおすすめ。日焼け対策だけでなく防水なので、突然雨が降っても活躍してくれるスグレモノ。そのままお土産として持ち帰れるのもうれしいポイントです。
ダナン・ホイアン・フエの観光はやっぱりベストシーズンの乾季に行きたい!
ダナン・ホイアン・フエのにおける観光のベストシーズンやおすすめの服装をお届けしました。基本的には乾季が観光の中心となるでしょう。ただし、雨が降ったときのプランを事前に考えておけば、当日臨機応変に動くことができるので、それほど気にする必要はないとも言えます。