ダナン市内の観光エリアを徹底紹介!
ベトナム中部最大の都市ダナンは、日本人旅行者に人気急上昇中のビーチリゾート。市街地は博物館や雑貨店、市場に教会といった名所が並ぶ一方、ホイアン方向に南下すると、高級リゾートホテルがビーチ沿いにずらり。ミーケービーチからノンヌオックビーチにかけて、白い砂浜が一面に広がります。
初めてのダナンであれば、これらの位置関係を把握することからはじめたいところ。観光エリアをしっかりと知ることができれば、ホテルを選ぶさいにも立地で決めることができますし、現地の観光プランを決めるにも役立つはずです。
そもそも「ダナン」の魅力とは?
ベトナムの中部に位置するダナンは、ビーチが有名なリゾート地です。日本をはじめ世界各国の旅行者が訪れる一大観光地となります。
海に面したダナンのグルメといえば、なんといってもシーフード! いけすから選んで好きな食材を選んで調理してもらうのがダナン流。ぷりぷりのエビ、カニ、イカ、生牡蠣など、日本人も大好きな魚介類を新鮮なままいただけます。また、きしめんのような平打ちのミークアン、魚のダシがたっぷりきいたブンチャーカーといったご当地グルメも見逃せません。
ダナン市街の観光エリア
2010年、観光特区に指定されたダナンには新しい観光名所が続々と誕生しています。旅行者にとって町の中心となるのは、ダナン大聖堂やハン市場がるチャンフー通り・バクダン通り界隈か、「ロン橋(ドラゴン橋)」を渡った対岸にあるミーケービーチエリアとなります。
チャンフー通りエリアはフランス統治時代の名残を感じさせる「ダナン大聖堂」がインスタ映えすると女子に人気。1923年に建築されたカトリック教会で、パステルピンクのネオゴシック様式がひときわ存在感を放ちます。
市場はハン市場とコン市場を見学することができ、博物館はダナン博物館とチャム彫刻博物館があります。個人旅行で楽しめる雑貨ショッピングやスパマッサージなどは、チャンフー通りエリアで見つけるのがいいでしょう。
ミーケービーチエリア
市街地からロン橋を渡り、ハン川を越えた先にはDHCマリーナと呼ばれるエリアがあり、鯉の滝登り像と愛の桟橋といったカップルの名所があります。さらに車で先に進むと見えてくるのがミーケービーチです。
ダナン最大の海水浴場となり、現地人と観光客で毎日にぎわっています。砂浜には白いパラソルとデッキチェアが並び、海沿いには海鮮食堂や3つ星から5つ星のホテルが数十建っています。
ダナン北部エリア
ミーケービーチを北上し、小高い丘を上がった先には「リンウン寺」と呼ばれる仏教寺院があります。背の高い観音像や本堂に鎮座する菩薩などが参拝の対象ですが、旅行者にとってはここから望める雄大なダナンの海と市街の風景も見どころです。
ダナン南部エリア
ミーケービーチより20分ほど車で南下すると、「五行山」があります。トゥイーソン、モックソン、キム・ソン、トーソン、ホアソンの5つの山からなり、ベトナム人にとっての“パワースポット”的存在です。
山全体が大理石でできているため、「マーブルマウンテン」と英訳されています。最も大きなトゥイーソン山は標高100m程度ですが、展望台からは街の全景を見渡すことができます。
ノンヌオックビーチエリア
五行山の近くには、ノンヌォックビーチがあります。ミーケービーチとともにダナンの二大ビーチといわれ、こちらも一面に青い海と白い砂浜が広がります。市街地から近いミーケービーチと比べて、人が圧倒的に少ないところが魅力です。誰にも邪魔されず海を眺めてのんびり過ごしたい方にぴったり。
>>ダナンの海「ノンヌオックビーチ」はすべてがプライベートビーチ
その他ダナン市エリア
ほかにも、2014年にオープンした遊園地「サンワールドダナンワンダーズ」、中世ヨーロッパ風の街並みを楽しめる「バーナーヒルズ」など、家族連れも満足のテーマパークがあるのもダナンならではです。
ダナン市街だけでも十分楽しめる!
ダナン市街はダナン国際空港からタクシーでたった15分。さらに上記で紹介したエリアもすべて20km圏内とコンパクトに観光できるところもうれしいポイントです。中部旅行といえば、どうしてもホイアンやフエといった世界遺産に目がいってしまいがちですが、実はダナン市だけでもこれだけの観光スポットがあることがわかります。
これからダナン旅行を計画しているならば、ここで紹介した観光エリアを把握した上で、観光プランを考えましょう。