ホーチミンのベンタイン市場エリアでおすすめのレストラン

ホーチミンのベンタイン市場周辺で食事をしたい人に向けて、ベンタイン市場周辺でおすすめしたいレストランを紹介します。どこも徒歩5分圏内に行ける場所です。

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ホーチミンのベンタイン市場でレストラン探しのポイント

ホーチミン市の中心地にあるベンタイン市場は、旅行者にとって欠かせない観光スポットです。観光やショッピングの合間に食事を楽しみたい方も多く、周辺には数多くのレストランが点在しています。

初めてホーチミンに訪れる旅行者はは、どの店を選べば良いのか迷うことも少なくありません。ここでは、ベンタイン市場周辺でレストランを探す際に知っておきたいポイントをまとめました。

ホーチミン・ベンタイン市場周辺のレストランの特徴

ホーチミンのベンタイン市場周辺には、大きく分けて「旅行者向けのベトナム料理レストラン」と「現地人向けの大衆食堂」、「現地の富裕層向けの高級レストラン」があります。ベンタイン市場周辺の高級レストランはシーフードやステーキ、鍋といった類なので、旅行者にとってはあまり目新しさは感じないかもしれません。

観光客向けのレストランは英語メニューや写真付きを用意している場合が多く、スタッフも外国人に慣れているため注文もスムーズです。また、清潔感や接客レベルの高さが特徴で、安心して食事を楽しめるお店も多く見られます。現地の雰囲気を体験したい方は、ローカル食堂や屋台にもぜひチャレンジしてみてください。

ベンタイン市場周辺レストランは営業時間や定休日に注意

ベンタイン市場エリアのレストランやカフェは、営業時間や定休日が店ごとに異なります。通常のビジネスアワーは10時頃から22時頃までとなりますが、現地人向けの食堂は朝の5～6時から営業しているところもありますし、午後営業のみ、もしくは昼過ぎのアイドルタイムは一時閉店しているところも珍しくありません。

また、観光シーズンや祝日、オフシーズンなどは臨時休業となることもあるため、最新の営業情報は公式サイトやGoogleマップなどで確認するのが安心です。人気店や有名店は混み合う時間帯も多いので、できれば予約や混雑状況のチェックもおすすめです。

ホーチミン・ベンタイン市場周辺のおすすめレストラン

ホーチミンのベンタイン市場周辺には、地元で愛される名店から旅行者に人気のおしゃれなレストランまで、多彩なお店が揃っています。ここでは、ベンタイン市場エリアで特におすすめしたいレストランをピックアップしてご紹介します。

春巻きやバインセオの名店「ベップクオンサイゴン」

「ベップクオンサイゴン（Bep Cuon Saigon）」は、ホーチミン・ベンタイン市場近くで本格的なベトナム料理を味わえる人気レストランです。店内は落ち着いた雰囲気で清潔感があり、観光客にも入りやすいのが特徴。
ここでは、ベトナム名物の生春巻き（ゴイクオン）や揚げ春巻き、そしてベトナム風お好み焼き「バインセオ」など、王道のベトナムグルメが豊富に楽しめます。
スタッフのサービスも丁寧で、日本語メニューや写真付きメニューもあるため、言葉に不安がある方でも安心して利用できます。ベトナム料理初心者にもおすすめの一軒です。

ベトナムらしさ全開の穴場レストラン「シークレットガーデン2号店」

「シークレットガーデン2号店（Secret Garden 2）」は、ベンタイン市場から徒歩圏内にある隠れ家的なベトナム料理レストランです。屋上に位置しているため、市街地の景色を楽しみながら食事ができるのが大きな魅力。
伝統的なベトナム家庭料理が充実しており、ローカルの味わいを堪能できます。インテリアや店内の装飾もベトナムらしさがあふれていて、旅行気分を一層盛り上げてくれます。観光客だけでなく、地元の人々にも人気のお店なので、落ち着いてベトナムの雰囲気を感じたい方におすすめです。

ハノイ名物ブンダウの専門店「ブンダウホームメイド」

北部ハノイの名物料理「ブンダウマムトム」を味わいたいなら、「ブンダウホームメイド（Bun Dau Homemade）」がおすすめです。ベンタイン市場周辺で気軽に北部グルメが楽しめる希少なレストランとして注目されています。
人気メニューは、揚げ豆腐や豚肉、米麺（ブン）、香草などを発酵エビ味噌ダレ（マムトム）につけていただくブンダウ。クセになる味わいで、ベトナム通の旅行者にも評判です。
カジュアルで明るい雰囲気の店内は、ひとり旅でもグループでも利用しやすく、地元客と旅行者が入り混じる活気ある空間です。ベトナム料理の新しい一面を体験したい方は、ぜひ訪れてみてください。

■ブンダウホームメイド（Bun Dau Homemade）
住所：52 Le Lai St. Dist.1. Ho Chi Minh
行き方：ベンタイン市場から徒歩3分

ホーチミンのベンタイン市場内の食堂での食事はおすすめできる？

ベンタイン市場内には屋台が並ぶ食堂エリアがあります。フォーやバインミー、生春巻き、バインセオ、チェーなどのローカルグルメを手軽に味わうことができます。一方で、衛生面に心配があるので、日本人旅行者向けではありません。

もしここで食事をしたいのであれば、フォーのような調理が不要＆火が通っている麺料理がおすすめです。バインセオや揚げ春巻きなど、多量の油を使った料理もおすすめできません。

ホーチミン・ベンタイン市場周辺のレストラン選びで失敗しないコツ

ホーチミンのベンタイン市場エリアには数多くのレストランがありますが、せっかくの旅行中に「混雑していて30分くらい待たされた」、「値段やサービスでトラブルになった」と後悔するケースも少なくありません。ここでは、ベンタイン市場周辺でレストラン選びを成功させるためのポイントを紹介します。

人気レストランは予約がおすすめ。特にディナータイムは必須

ベンタイン市場周辺にはガイドブックやSNSで話題の人気レストランが多く、特にディナータイムには地元の人や観光客で大変混雑します。週末や祝日などは、予約なしでは入れないことも珍しくありません。

最近は多くのお店がオンライン予約や電話予約に対応しているので、気になるレストランは事前に予約しておくのがおすすめです。特に家族連れや団体旅行の場合、席が確保できないと計画が崩れることもあるので注意しましょう。

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トラブルを避けるための注意点

ホーチミン・ベンタイン市場周辺のレストランは、多くの場合安心して利用できますが、観光客が多いエリアだからこそ注意も必要です。料金が明確に表示されていない場合は事前に金額を確認し、注文ミスや誤請求がないかレシートをチェックしましょう。

また、支払い時に高額紙幣を出す場合は、おつりをしっかり確認することも大切です。客引きがいるお店や、極端に安い価格を提示するお店はトラブルのリスクが高い場合もあるので、事前に口コミや評判を調べておくと安心です。

ホーチミン・ベンタイン市場周辺のレストランの料金相場と支払い方法

初めてホーチミンのベンタイン市場周辺でレストランを利用する場合、「相場が分からない」、「支払い方法はどうすれば？」と不安を感じる方も多いはずです。ここでは、現地での料金や支払い方法について詳しく解説します。

ローカル食堂と観光客向けレストランの料金の違い

ベンタイン市場周辺にはローカル食堂から観光客向けのカジュアル・高級レストランまで幅広いジャンルがあります。ローカル食堂では、一品料理が30,000～60,000ドン（約200～400円）程度とリーズナブルです。一方、観光客向けのレストランでは、一人あたり150,000～400,000ドン（約900～2,500円）が相場となり、高級レストランだとコースで5000円前後が相場です。内装やサービスレベルによって価格差が大きいので、目的や予算に合わせて選びましょう。

サービス料の有無とチップの必要性

ホーチミンのベンタイン市場エリアの旅行者向けレストランでは、サービス料が別途加算される場合があります。高級店や観光客向けレストランでは会計時に5～10％のサービス料が含まれることが多いので、伝票をよく確認しましょう。ちなみに伝票に記載のある“VAT”は消費税なので、サービス料ではありません。

また、カジュアルレストランの場合、チップは必須ではありません。高級レストランではサービスに満足した場合は、お釣りの小銭や2万～5万ドン程度を置いていくとスマートです

ベンタイン市場周辺レストランの主な支払い方法：現金＆クレジットカード事情

ベンタイン市場周辺のレストランの多くは現金（ベトナムドン）での支払いが一般的です。特にローカル食堂や小規模店では、現金のみ対応の場合がほとんどで、ドルや円も使えません。

一方、観光客向けや中規模以上のレストランでは、現金では円やドルに対応しているほか、クレジットカード（VISA、MasterCardなど）が利用できる店舗がほとんどです。
ただし、JCBはまだ使えない店の方が多いのと、カード払いには手数料が上乗せされることもあるため、支払い前に確認しましょう。また、スマホのタッチ決済も可能です（アップルペイやGoogleペイ、バーチャルカードなど）。

まとめ：ホーチミンのベンタイン市場周辺レストランで食事を楽しもう

ホーチミンのベンタイン市場内を散策したあとは、周辺のレストランで食事を楽しんでみてください。ドンコイエリアで探すよりも割安ですし、それでいて旅行者向けのレストランは味も雰囲気も申し分ありません。ただし、人気レストランは世界中から旅行者が押し寄せるため、予約は基本的に必須となります。是非次のホーチミン旅行の参考にしていってください。

Writer／この記事を書いた人

古川 悠紀
トラベルライター

大学卒業後、日本で販売店営業、外資（米国）メーカー勤務を経て2011年にベトナムのホーチミンに移住。トラベルライターとして東南アジア各国を周遊・居住し旅行生活経済の記事を請け負う。実績にAll About、阪急交通社、自著「ベトナムとビジネスをするための鉄則 55」、寄稿「トリコガイドベトナム（アルク出版）」、「複住スタイル（英和出版）」、下川裕治著/編に記事の寄稿等がある。