ベトナムのアクセサリーを紹介！お土産にまとめ買いあり！

ベトナム旅行ではアクセサリーもおすすめしたいお土産の一つ。まとめ買いができる安いネックレスや指輪などを買うことができれば、デザイナーが高価な鉱石で作ったオリジナルのアクセサリーもあります。今回はベトナムで買うべきアクセサリーをご紹介します。

ベトナム旅行のお土産にアクセサリーはどの程度人気？

ベトナム雑貨といえば、木彫り細工や陶磁器、アオザイ人形、植物の茎で編んだバッグやポーチなどが古くから人気ですね。一方でアクセサリーに目を向けると、あるのは昔ながらのお墓参りのときにするような数珠の腕輪くらいのもの。それが一昔前のベトナムの現状でした。一昔前にはインドネシアのバリ島が一大ブームとなり、大勢の旅行者がシルバーアクセサリーをお土産に購入していきましたが、これはインドネシアがもともとシルバーの産地であったことから納得できます。

ベトナム産の宝石のアクセサリーを買おう！

もしアクセサリーを購入するならば、ベトナムに産地を持つ宝石があてがわれたアクセサリーをお土産にするのはいかがでしょうか？

沿岸地域の要所に産地を持つ「真珠」はネックレスに最適！

沿岸地域のダナンやニャチャン、離島のフーコック島には真珠の養殖場があり、中には日系企業が関わっているところもあります。ベトナムの真珠は質がよく、それでいて欧米と比べて大分安価に買うことができるのが魅力。ただし、偽物も多くで回っているので、購入する場合は市場ではなく、しっかりとしたジュエリーショップかパールショップ、養殖場直営の工房などで購入しましょう。

美しいエメラルドの宝石と言えば「翡翠（ヒスイ）」

翡翠（ヒスイ）はエメラルドより少し深い深緑の輝きを持つ宝石で、南米では金よりも高価として重宝されてきました。その翡翠は宝石やネックレスといったアクセサリーとして人気があり、日本人にもファンはいます。ベトナムではダナンやホーチミンで質のいいベトナム産の翡翠を購入することができますが、中国産も出回っているので注意が必要です。

近年は安いシルバーアクセサリーがまとめ買い土産として人気！

しかし、上記で紹介した真珠や翡翠のアクセサリーは1つ買うとなると安くとも5000円程度。1～3万円程度が相場となります。そこで近年はシルバーアクセサリーもじわじわと人気が高まってきました。シルバーアクセサリーは変色や黒ずみを起こしやすいので、できれば湿度が低い冷房が効いているようなお店で買いたいところです。ネックレス、腕輪、指輪などあらゆるアクセサリーに加工されて販売されているので選び甲斐もあります。

中部世界遺産のホイアンでこのシルバーアクセサリーを売るお店をたくさん見つけることができますよ。また、ホーチミンには幾つか老舗の専門店もありますので、ドンコイ通りから歩いてみてはいかがでしょうか。

カラフルストーンを使ったアクセサリーも日本女子におすすめ！

ご覧のようなカラフルストーンを使ったネックレスや腕輪も近年の人気アクセサリーの1つです。ホーチミンのベンタイン市場やドンコイの雑貨店、ハノイの旧市街やハノイ大教会前の雑貨店などでは必ず見つけることができます。1個数百円で買うことができるので、シルバーアクセサリーよりも少し高価かもしれませんが、それでもまとめ買いすることはできるでしょう。

また、ガラス細工とカラフルストーンを掛け合わせたアクセサリーも多数見つけることができます。お値段は1000～1500円程度が相場ですので、たくさん買うことは難しいかもしれませんが、仲の良い女子友にお土産に買うのはいかがでしょうか。

ホーチミン旅行者はストラップもゲットしよう！

こちらはベトナムをイメージしたストラップ。ノンラー、バインミー、ドラゴンフルーツといったベトナムらしい細工が施されていて、バッグやポーチにつけることができます。もともとガラケー時代に日本人が考案したお日本人旅行者向けのお土産となり、ホーチミンのドンコイにある雑貨店で主に販売されています。それ以外の地域ではあまり見かけませんね（ハノイは日本人旅行者が多いので、もしかすると販売しているお店があるかも）。1個200～300円程度です。

ベトナムらしい木彫りのアクセサリーはいかが

木彫りはベトナム中部ホイアンが誇る刺繍に並ぶ伝統手工芸品の1つです。木彫りで作った腕輪やネックレス、ペンダントは少し大振りですが、東南アジアらしくてお土産に相応しいです。女性だけではなく男性も気軽に身に付けられるラフさが魅力ですね。

水牛の角で作ったアクセサリーはすべて1点もの

ベトナムでは古くから水牛を農家の家畜として飼育する習慣があり、それはいまも続いています。ちょっと田舎に行けば道端に水牛が闊歩している光景も普通のこと。その水牛の角を素材に作ったのが、こちらの腕輪。マーブル模様が印象的で、どれも同じ模様は1つとしてない1点ものとなるのが売り。値段もそれほど高くなく、1000円するかしないかくらいで買えます。

宝石以外は市場で購入するのもあり！

上述したように、高価な宝石はきちんとしたお店で買うべきですが、それ以外のアクセサリーに関しては、市場やナイトマーケットで買うのもぜんぜんありです。もしかするとぼったくられるかもしれませんし、チープな品をつかまされるかもしれません。しかし、それもベトナムの洗練として味があるとは思いませんか。市場で買うときは交渉が必要なので、是非値段交渉も買い物のうちと楽しんでください。

Writer／この記事を書いた人

古川 悠紀
トラベルライター

大学卒業後、日本で販売店営業、外資（米国）メーカー勤務を経て2011年にベトナムのホーチミンに移住。トラベルライターとして東南アジア各国を周遊・居住し旅行生活経済の記事を請け負う。実績にAll About、阪急交通社、自著「ベトナムとビジネスをするための鉄則 55」、寄稿「トリコガイドベトナム（アルク出版）」、「複住スタイル（英和出版）」、下川裕治著/編に記事の寄稿等がある。