ダナンの「プルクラリゾート」は31棟すべてヴィラ!ホテル案内

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ダナンの「プルクラリゾート(Pulchra Resort Danang)」はフィリピン生まれの日系5つ星ホテル。日本人が在籍しているほか、縦長のホテル棟がなく31棟すべてがプール付きのヴィラとなります。今回はプルクラリゾートのホテル内部をご案内します。

目次

    ダナンのプルクラリゾートの行き方・アクアス方法

    ダナンのプルクラリゾートの行き方・アクアス方法

    ダナンのプルクラリゾート(Pulchra Resort Danang)はミーケービーチの南方に位置していて、ノンヌォックビーチ側となります。観光スポットにもなっている五行山(マーブルマウンテン)を少し通り過ぎた先に建ち、ダナン市街やダナン国際空港からタクシーで20分ちょっと。世界遺産のホイアンまでも同程度の所要時間で、丁度中間地点に位置しています。また、オーシャンビューでラウンドできるゴルフ場も付近にあるので、日本人宿泊者も多くいます。

    地図で確認

    周辺は観光開発段階の段階。繁華街に行きたければミーケービーチへ

    周辺は観光開発段階の段階。繁華街に行きたければミーケービーチへ
    オープンカフェも楽しめる

    プルクラリゾートの周辺は観光開発の途中となっているので、商店が並ぶ繁華街はありません。どちらかというと個人商店などがちらほら建つ住宅地が近くにある程度。旅行者が行きたくなるカフェやレストラン、お土産店、マッサージ店などを見つけたい場合は、タクシーに乗ってミーケービーチ周辺まで行くのがいいでしょう。

    VIP御用達。プライベートに配慮した日系5つ星ホテル

    VIP御用達。プライベートに配慮した日系5つ星ホテル

    ダナンのプルクラリゾートはプライベートに配慮した敷地内で、多少入り組んだ自然に挟まれた通路は極力他の宿泊者と会わないよう設計されています。そのため、芸能人やVIPといった著名人にも支持されているのが特徴。他のリゾートホテルとは一線を画すコンセプトにハネムーナーからも人気があります。また、プルクラリゾートの本店はフィリピンのセブ島にあり、実は日系企業。日本人ゲストリレーションズも在籍しているため、何かと不安事があるビギナー旅行者にもおすすめすることができます。

    エスニックな香りするチャンパの遺跡がコンセプト

    エスニックな香りするチャンパの遺跡がコンセプト

    エスニックな香りするホテル内のインテリアや装飾は、かつて中部から中南部に勢力をもっていたチャンパ王国を再現したものとなります。ベトナムといえば仏教国ですが、チャンパ王国はベトナムとは独立している国だったため、仏教の影響を受けずに、ヒンズー教を信仰していました。また、ベトナムとは異なる言語を持ち、文化と習慣を発展させていました。ホテル内の要所で見られるレンガ造りの祠堂を模した建物がチャンパ王国の象徴となります。

    31棟の宿泊施設はすべてプール付きのヴィラ!

    プルクラリゾートの特徴は、通常のホテルやコンドミニアムはなく、31棟の宿泊施設はすべて戸建のヴィラとなり、また屋外プール付き。プールからは海や溜池を見ることができるほか、もちろんプライベートを見越して回りは自然の草木に覆われて外から見られる心配はありません。ちなみにホテルの設計上プルクラリゾートから直接海に行くことはできませんので、この点だけ注意してください。

    プルクラリゾートの客室内

    こちらが客室内。非常に広いワンフロアの間取りで、ドア無しの開放的な造りが特徴。天井は非常に高く、こちらもチャンパ王国の祠堂をイメージしているのが分かります(レンガ造りの祠堂は天井を支える支柱がない)。白を基調に要所にダナンの特産である大理石が使われていて、窓辺にはパソコンを置いて作業できるデスクも配置。多少自然光は少な目の印象ですが、部屋によるのかもしれません。

    豪華お風呂は1日に何度でも入りたくなる

    豪華お風呂は1日に何度でも入りたくなる

    お風呂はご覧のような存在感。まるで王宮のような設計になっていて、天井には透明のガラス板がはめられていて自然の光がそそいでいます。湯量、温度とともに申し分ないですし、気持ち深いのでしっかりと身体を浸かることができます。

    豪華なアメニティ

    ちなみにアメニティは女性なら誰もが知るフランス発の化粧品ブランド「ロクシタン(L’Occitane)」が用意されています。もちろん持ち帰ることもできますので、記念にとっておくのもいいかもしれませんね。

    カフェ&レストランは3箇所。日本食店もあり!

    カフェ&レストランは2箇所。日本食店もあり!

    カフェ&レストランは3箇所あり、内「Gogyo」レストランは宿泊者以外からもお客が多く訪れる日本料理店となります。それ以外のはお店は朝食ビュッフェの会場となる「Vayu」、ビリヤードバー併設のカフェ&バー「アバニ」となります。ビュッフェも宿泊者から評価は上々で、典型的なベトナム名物はすべて押さえることができます。

    フィリピン流リラクゼーションも。スパ「UDRA」

    スパはフィリピン人が在籍する「UDRA(ウドラ)」が小高い丘の上に建っています。レセプション棟で受付を済ませたあとは、スタッフが別棟にあるマッサージルームに連れて行ってくれます。

    すべてプライベートルーム
    すべてプライベートルーム

    マッサージルームはすべてツインベッドのプライベートルームとなります。メニューはベトナム式のオイルマッサージ、フィリピン式のヒロットマッサージ、インド式のアーユルヴェーダ、タイ式マッサージなどが用意されています。日本にいるとなかなか体験できない貴重な時間を過ごすことができるので、是非大切なパートナーや友人と楽しんでいってください。

    ダナンで静かな時間をおくりたいなら、「プルクラリゾート」に行こう!

    ダナンのプルクラリゾートは、プライベートを重視した静かな時間を過ごすことができるのが一番の特徴です。「がやがやしたリゾート感が好き」という人には合わないかもしれませんが、プライベートプールやスパを楽しみ、自分たちだけの時間を満喫したい場合は、プルクラリゾートがおすすめです。是非一度体験していってください。

    観光情報

    プルクラリゾート Pulchra Resort Danang
    住所:No. 22 Truong Sa St. Hoa Hai Ward. Dist. Ngu Hanh Son.Da Nang
    アクセス:ダナン国際空港からタクシーで20分

    Writer/この記事を書いた人

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    古川 悠紀
    トラベルライター

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    大学卒業後、日本で販売店営業、外資(米国)メーカー勤務を経て2011年にベトナムのホーチミンに移住。トラベルライターとして東南アジア各国を周遊・居住し旅行生活経済の記事を請け負う。実績にAll About、阪急交通社、自著「ベトナムとビジネスをするための鉄則 55」、寄稿「トリコガイドベトナム(アルク出版)」、「複住スタイル(英和出版)」、下川裕治著/編に記事の寄稿等がある。