ベトナムのホーチミンにある日本人監修のスパ「ラメールボーテ」を取材

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ホーチミンの市内中心部にあるベンタイン市場。ほとんどのホーチミン旅行者が足を運ぶ観光スポットですね。ベンタイン市場を観光し終えたあとは、どんな予定を立てていますか。

今回紹介するスパ「ラメールボーテ」は、ベンタイン市場から徒歩10分程度で行けるお忍び系スパ。現地のベトナム人や駐在員奥様といったマダムに人気だったスパが、近年日本人旅行者に注目されています。ベンタイン市場で汗を流して買い物をしたあとに、極上の“一息”を同スパでついてみてはいかがでしょうか。

目次

    ベンタイン市場から徒歩10分。西洋とアジアが混在する通り「カルメッテ通り」

    ベンタイン市場正面にあるロータリーを超えて、その先にあるバスターミナルの向こうには、「カルメッテ(ト)(Calmette)通り」があります。チャンフンダオ通りを歩いた、すぐ脇を南に走る道なので、標識を確認して同通りを探してください。

    カルメッテ(ト)通りは、名前からもフランス的なお洒落さが伝わってくるように、近年は西洋建築のホテル&アパートメントやヴィラ風のカフェなどが建ち並ぶようになりました。その一方でベトナムらしいローカルな一面もまだまだ残していて、屋台や大衆食堂、果物を天秤にのせた行商人といった風景もそこかしこで見ることができます。

    スパ・ラメールボーテはカルメッテ通りの一角に佇んでいます。間口はそれほど広くはないので、うっかりしていると見逃してしまうかもしれません。外観はベトナムによくあろサロンといった感じですが、中に入ると奥行のある白を基調とした透明感ある内装が姿をあらわします。

    洒落た西洋家具や高級ソファ、棚に並んでいる高級化粧品などをうかがっていると、スタッフが丁寧に冷たいお茶を運んできてくれます。日本語が話せるスタッフは少ないですが、英語力は抜群。また、日本人客も多いため、片言の英語でも、こちらが何を伝えたいのかを察してくれるのが嬉しいです。

    日本人の肌に合わせた高級化粧品&オイルを使用。敏感肌も大丈夫

    ラメールボーテのセラピストは、実は日本人によって技術指導されています。スパに関しては世界トップクラスの繊細な技術を持つ日本人セラピストが、深い快感を得るツボをしっかりとレクチャー。身体の毒素、老廃物を除去し、リンパを効果的に刺激して血行を促します。

    また、技術だけではなく、マッサージに使用する化粧品は、すべてオールメイドイン・ジャパン。日本の高級化粧品を使用します。

    スパ好きの女性は、東南アジアに来たら物価の安さを利用して高級スパを楽しみたいと考えるもの。しかし、繊細な肌質を持つ日本人女性にとっては、東南アジアや欧米メーカーの化粧品は少々刺激が強く、場合によっては肌が赤くなったり吹き出物がでたりする可能性があります。

    マッサージオイルも然り。オイルの品質にこだわりがないスパだと、マッサージ後も身体がべたついて不快な感じがしたり、オイルが残っている部分が痒くなったりすることが多々あります。

    そんな心配もないのがラメールボーテの最大の特徴と言えます。

    バス付のプライベートルームにサウナも利用可能

    スパはオープンルームとプライベートルームがあります。オープンルームも自分だけの貸し切りにできる可能性が高いため、他人と隣り合わせでマッサージ、といった心配もそれほどありません。

    また、雰囲気重視で考えるならプライベートルームを予約するのがおすすめ。西洋家具で装飾され、奥にある敷居のないバス風呂はカップルで利用したいところ。ベッドも2つあり、フェイシャルもここで楽しめるので場所の移動をすることもありません。

    フランスチックな雰囲気を求めるなら、こちらがおすすめです。ちなみに、プライベートルームは予約者限定で、しかも無料です!

    Writer/この記事を書いた人

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    古川 悠紀
    トラベルライター

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    大学卒業後、日本で販売店営業、外資(米国)メーカー勤務を経て2011年にベトナムのホーチミンに移住。トラベルライターとして東南アジア各国を周遊・居住し旅行生活経済の記事を請け負う。実績にAll About、阪急交通社、自著「ベトナムとビジネスをするための鉄則 55」、寄稿「トリコガイドベトナム(アルク出版)」、「複住スタイル(英和出版)」、下川裕治著/編に記事の寄稿等がある。